2024年01月07日
三カ月ぶりにテンカラ
2024年1月6日 もう山には二か月半以上行っていないし、テンカラ竿は三カ月以上振り回していない。 釣りの準備としての仕掛け作りや毛鉤作製はまだやっていないが、そろそろ竿を振らないと忘れてしまいそうなのである。

釣りは管理釣り場でもよかったが、少しでも自然に近いという理由で、小菅川の冬季虹鱒釣り場にする。 家を出るときは2℃だったが、小菅村に着いた8時前には-2℃になっていた。 今日は暖かくなるとの予報なので、股引は履いていないし、半袖下着にシャツとジャンバーである。 一番乗りの河原から釣券を求めて美勢屋までを往復しただけなのに凍えてくる。

使い古しの毛鉤のまま振り込めば最初から反応があり、尺を超える虹鱒が水面近くに浮いてきた。 虹鱒の魚影は濃いのだが、毛鉤への反応はすぐに無くなる。 毛鉤が落ちると逃げるし、流れてくれば避けてしまうのだ。 渡茶ァ橋から小菅橋まで下っていくが、どこの虹鱒も私の毛鉤には反応しない。

この毛鉤じゃだめだと思って、二つだけ持っているもっとも小さな毛鉤に交換する。 そしてだらだら流すのじゃなくて、大きな虹鱒を探し狙う、そして岩魚に似ている虹鱒を探して狙うように変える。 しかし、大きな虹鱒は数多く見えても、底近くにいるものばかりで、毛鉤が通過しても浮いてくるものはいない。 一生懸命に毛鉤を沈めても、反応しない。

狙っている場所の少し下流でライズしたのが見えたので、反射的に見ると、大きめの虹鱒が見えた。 こいつなら出るかもしれないと思って、狙いを変更して毛鉤を飛ばす。 普通に上流側から流しても反応しないので、毛鉤は水面を滑らせたうえで止める。 すると虹鱒はゆっくり浮いてきて、キュッと反転した。 4mも離れていないので、すっきりはっきり見えドキドキもんである。

今までゆっくりした動きだったのにピューと動いたので、竿がいきなり満月に曲がり、切れると感じながらの戦いであった。 虹鱒の大きさは40cmには満たないが、力のある虹鱒なので時間をかけるしかなかった。 それにしてもよくハリスが切れなかったものだ、一度折れたテンカラ竿も頑張ってくれたものだと、ドキドキは引き上げた後も続いた。 丁度網を持っていなかったこともドキドキの一端を担った。

向こう岸あたりにいる大きな虹鱒を狙う。 そこにはヒレが白いものもいるので、そっちが本命であるのは、釣れなかったときの予防線である。 数回振り込んでいると、もわっと水面が盛り上がり、キューとラインが引かれた。 ぷっと竿を立てると、いきなり走り回られる。 いやいや力が強過ぎ、重い引きである。 見えているのは岩魚のような色姿なので、絶対逃がしちゃいけない。

竿はとんでもなく曲がっており引き寄せられず、私は岸辺を上へ下へと走らせられる。 隣の釣り人に謝りながら走り回っても引き寄せられないので、今度は私が岸から離れるようにして引き寄せる。 やっと浅瀬に引き上げたのは、40cmを超える岩魚のような虹鱒であった。 これは本当に時間がかかったので、切れる、折れるのドキドキ感が長く続き、大満足の一匹になった。 気になったのは優しい顔!

満足感が薄れていくと、寒さで震えているのを思い出し、昼前ではあるが釣りの終了を決める。 この時期でも虹鱒がたくさんいるのは分かったが、私の毛鉤ではなかなか難しいし、加えて虹鱒もずいぶんスレている。 それでも3月までには、もう一度くらいは釣りに来なければと思いながらフィットに乗った。








Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│小菅川冬季C&R