2023年08月26日
諦めたCRの釣り
2023年8月23日 雨が降っていたので、小菅川で釣りができそうなところを回ってみたが、結局キャッチアンドリリース区間に毛鉤を落した。 何年振りかでやってきたが、全く魚影がなく、渓流魚を釣り上げることはできなかった。

我が街は雨上がりで青空も見えている。 小菅川の上流部はどうなっているか、竿を出してみようと考えた。 青梅に入って多摩川を渡るときに虹が見えたので、吉野街道に入ったところでフィットを停める。 今日は幸運かもしれない。

小菅川の源流部に入ろうとすると看板があった。 「林道小菅線が落石で通行止めのため 白糸の滝・雄滝等には行けません」 それでも白糸の滝駐車場まで行って、林道ゲートを確認すると、やっぱりゲート脇の隙間にも関があった。 諦める。

雨も降っているのでみちの駅に立ち寄って辺りの様子をうかがう。 雨が上がったような振っているような、なんだか微妙な空模様である。 小雨である。

小菅川は止めて、小菅村の鶴川に向かった。 小菅村の案内板でフィットを停めて、護岸された鶴川を眺めるが、草木が生い茂り流れの確認が難しいし竿は振られないだろう。 国指定重要文化財「長作観音堂」に立ち寄った時には雨が強くなる。



せっかく来たので、もう何年も竿を出していない小菅川最下流のキャッチアンドリリース区間にフィットを下ろした。 雨は降ったりやんだりで安定しない中、竿を出す。 魚影は全く見えないし、いくら毛鉤を流しても虹鱒さえ出てこない。 私には広い流れで狙うべき場所が分からないのである。 二時間もしないうちに諦める。

時間はたっぷりあるので、奥多摩周遊道路にある「山のふるさと村」に立ち寄る。 奥多摩湖面まで下りて、山道を歩き、生き物との出合いを楽しむ。

奥多摩周遊道路であきる野市へ下る。 月夜見第一駐車場で奥多摩の山々を眺め・・・ほとんど見えない。 朝虹を見て幸先良しと思ったが、まぁたまにはドライブもいいだろうと割り切るしかない。 今年はもう、小菅川源流奥は諦めなければならないのか。 残念!









タグ :虹鱒
2014年03月10日
源流で釣れない時は・・・
3月8日 小菅川が解禁して3回目の雪かきである。 今回は、その前に毛鉤と魚の様子を探るために、源流より先にC&R区間に寄った。

小菅川の解禁日に竿を出し、たったの一匹であった。 昨日(3月7日)もちょこっとだけ竿を出したが、ボウズであった。 雪のせいで自由な振り込みができずに、どこに魚が隠れているのかわからない状況である。 そこで、小菅川のC&R区間の最下流で、私の毛鉤の具合と魚の潜んでいる場所を探すのである。

駐車している釣り人の車はあまりない。 8台の車の割には、釣り人は5~6人である。 連れてる様子もなく、みんなのんびりと釣っているように見える。 その中にただ一人、クーラーボックスを持ち歩きながら釣っているFFマンがいた。 ずっと見ていたが、私が見ている間は釣れなかったので、ボックスの中に魚がいるかどうかは分からないが、C&R区間では止めたほうがよい。 私のように勘違いする人が出てくるので・・・

流れに毛鉤を任せて駄目、トロ場で誘っても駄目、ウェーダなしで行けるところはサーチしたがすべて駄目。 そこで、落ち込みの流れに毛鉤を巻き込ませ、石の下、深場まで毛鉤を届けられるようにしてみた。 その時にちょこっとだけ誘ってみると、思わぬ手応えが伝わり、私の腕は気持ちを反映して、思いっきり上がった。 竿は弓なり、虹鱒ではない。

強い引きで、ジャンプはしない。 岩魚に間違いない。 竿の曲りは心地よく、半年ぶりの感触はどうしても続けたくなる。 「ん~~、あぁっ、ん~~」 これ以上続けると外れるかもしれないと思い直して、引き上げを急ぐ。 しかし、急げば急ぐほど引き上げは難しく、これだからテンカラは難しい。 岩魚は、31cmでいつ以来か忘れるほどの大きさである。

これで、上流部での釣り方、場所が特定できた??? ということで、1時間半の釣りを終了し、源流部に再び挑戦である。





2013年11月18日
小菅の冬の釣場
11月16日 小菅川に行ってきた。 超過は良くなかったが、それはすぐに飽きたからに違いない。 3時間の釣りでした。

水面から湯気が上がった奥多摩湖を写して、プルプルと震えながら小菅村に向かった。 ここかしこに紅葉は見えて、すばらしい国道ではあるが、気温は1℃と体に感じるとおり「寒い」のである。

降矢商店で釣り券を買うと、「今日は零度で、昨日までの零下がやっと治まった」、という。 ついでに、「今日はすでにたくさんの人が来てましたよ」、「それは来るのが遅いということですね~」、というと奥さんがやってきて、「今日は早いですね~」、と声をかけてきた。 うぉ~皮肉かと思いながら、「今遅いと言われたところですよ」、とニコニコしながら答える。 たったこれでも楽しい会話である。 これだから小菅はいいんです!

釣場に行ってみると車は三台、釣り人は四人であった。 おやじさんが言っていた「たくさん」ではなく、奥さんの言っていた「今日は早いね」のほうが、どちらかというと正しかったようだ。 川面からは盛んに靄が立ち上っていて、寒さが目に見える。 あらためて服のジッパーを首まで上げ直す。 寒い!

釣り場の反応は悪い。 朝が早いためか、底に張り付いている虹鱒が多く、流れる毛鉤への反応は薄い。 しかし、中には水面近くにいる虹鱒もいた。 その虹鱒を狙って、一生懸命に流すものの、ゆらりと動くだけで毛鉤は咥えない。 見つけたこんな虹鱒三匹くらいに挑戦したが、完全なる敗北であった。

しかし、流れの脇の浅瀬を流したとき、思わぬ反応があった。 最近の寒さで飛び出すことはないだろうと思っていたところが、じゃぶっと飛沫が上がったのである。 おぉぉ~、声まで出ていたかも知れない。 再びそこを狙って竿を振る。 すると再び口が出たが、今度はジャブッとはならず、チャプッと口が出てきた。

大きいと思った魚は、「気のせいだったのだろう」、18cm程度の岩魚であった。 反応の少ない場面で、ちょっとでも水面が荒れると、気持ちはつい「ジャブッ」と聞こえてしまうのだろう。 まぁこれがきっかけとなり、虹鱒が頻繁に釣れるようになったのは嬉しかったが、この引きの強さというか、暴れ具合はあまり好みではないのだ。 (贅沢な奴だ!)

釣場の左岸だけを一通り見回して、気になる場所にやってきた。 そこは小さなカタになっているところで、下流から見ると2匹の魚が定位しているのである。 一匹は虹鱒と分かるが、もう一匹は岩魚のように見える。 ヒレの白いところが見えず、体の斑点も見えない。 ただ、色が黒ではなく茶色っぽく見えるのである。 きっと岩魚に違いない。

まずは真横から狙ったが、毛鉤を流せる距離があまりに短く、魚もチラチラ動くのみであった。 次は上流側から、少しテンションをかけながら流す。 残念ながら上流からは光の加減で魚の動きが見えないので、竿に伝わる感触だけが頼りなのである。 きた~ 外さないようにネットに取り込むと、30cmには届かない岩魚であった。 やっぱり岩魚である。 少し見えるようになった・・・

この岩魚をじっくり見ると、養魚場育ちのような顔付きで、尾鰭も丸く、さっき放流されたような姿であった。 じっと見ていると「これじゃないっ」と気持ちがなかなか納得しない。 いや、きっと、下流の管理釣場から上って来たに違いない。 と、思いたい。
この後、すぐに飽きてしまい、10時過ぎには終了とした。









この後、すぐに飽きてしまい、10時過ぎには終了とした。
2013年08月15日
C&R区間も厳しい、小菅川
余りに釣れないものだから、とうとう小菅川最下流部のC&R区間に寄った。 少し古くなった8月10日のことです。

小菅川の最上流部に入れなくて、どうしようどうしようと支流の白沢に入ったが駄目で、峠を越えて鶴川に入るが水がなく退散した。 そして、真夏の小菅川C&R区間にやってきた。 車が置けるくらい広い最下流なので、陽の光もきっちり入ってきて、とても渓流と思えない暑さである。

見えている魚が多くいるが、彼らは私の毛鉤には反応しない。 私の毛鉤は、ここではほとんど通用しないのである。 そこで、毛鉤をじっと見られないように、いつものように、比較的強い流れに毛鉤を任せる。 流れから毛鉤を追う虹鱒が現われる。 やっぱり流れでないといけないのだ。

毛鉤が緩い流れに到達すると、やっぱり見切られて食らいつく虹鱒はいない。 このくらい水が少ないと虹鱒の貪欲さは消えうせ、やけに慎重である。 そんな状況なので、虹鱒も普通サイズが2尾しか手にすることはなかった。 非常にお粗末である。

岩魚や山女も見えるのであるが、彼らは全く反応がなく、岩魚は底に張り付き、山女は流れの奥にいるようであった。 それならと、これもいつもやる方法だが、毛鉤を流れに乗せラインを思いっきり緩めて、なるべく流れの底を狙う。 すると反応が出るようになったので期待が膨らむ。

しかしそこで出てきた魚はやけに細長く、口も小さいおちょぼ口であった。 実際見たことがなかった「ウグイ」ではなかろうかと判断した。 後で漁協の人に聞くと、やっぱりそうであった。 ウグイの団体様が、この流れを遡る姿を見たことは何度もあったが、釣り上げたことは一度もなかったのである。 体に赤い線(模様)があるものの、下流の川で釣れるハヤ、オイカワのようにも見えた。

おちょぼ口なのに大きな毛鉤がよく咥えられたものだと感心すると、この後合計4尾ほどが毛鉤を咥えた。 神がかり的な咥え方で、本流用の大きな毛鉤の先の部分が小さな薄い唇を貫通しているのであった。 これは、釣れたウグイの全部がそうであった。 もしかすると、細く小さな毛鉤だとバカバカ釣れるのかもしれない。 持っていないが・・・

ここへ来たのは、貪欲な虹鱒をバカスカ釣りあげるためであったが、腕が、毛鉤が気持ちについて来れなかった。 いやいや、今日は暑く水が少ないのでしょうがないのだ、と釣りを終了する。 残念な一日であった。







2011年07月28日
小菅川C&R最下流部で休息
一之瀬川の釣りが消化不良だったので、小菅川C&R区間最下流の夕暮れに寄ってみた。
実はこの日、7月17日は一之瀬川に釣りに行ったのだが、釣果が、サイズが芳しくなくて、消化不良になっていた。 疲れてはいたが、少し重い、竿のしなりを経験したくて、夕暮れの小菅川に来てしまったのだ。 そして、小菅村漁協ブログで見た崩れ落ちた木も見ておきたかったのである。
相変わらず人(釣り人)は多いが、見た感じはあまり釣れていない。 そのはずです。 ここで釣果を上げる人は、プロ級でないと、魚たちのプレッシャーには勝てない。 アマの私は、良い思いをしたことはないが、ここへは癒しを求めてきたと思えばよい。

夕方の良い時間に来たものだから、車(釣人達)はまだたっぷり残っている。 きっと今日は朝から渓流魚たちは攻められ続け、今もまだその攻めは終っていない。 そんな状態の渓流魚の中に、私は逆さ毛鉤を落とさなければならないのだ。 ただでさえ私のテンカラへの反応は少ないのに、厳しくなりそうであった。 (ガ-ドし過ぎだ~)

ほぼ全員がFFである中に1台(2名)がルアーを使っている。 肩身が狭そうに、タイミングを計っているのか、ずっと水面を見ていて、ルアーはなかなか飛んでいかなかった。 FFマンの中にも、車で休みタイミングを見ている人もいた。 私もすぐには竿は出さずに、暫くロッドを振るFFマンの様子見ていた。 釣れていない。 まだ時間が早いかもしれない。

ほとんど流れのないところには魚がたくさん見えるが、私の毛鉤は好まれない。 最下流区間の中ほどにある瀬の部分でやっと鱒が出てくれた。 流れに乗せた毛鉤が止まる寸前に36cmの虹鱒が出たのである。 今回使っている仕掛けは、いつも渓流で使っているラインに2mの撚り糸をつないで、全体で7mを越えており、それを飛ばす竿はSHIMANOの先調子(テーパーライン用)を使った。
あっちこっち歩いた後、再び瀬に戻ってくると、今度は浅瀬に見えていた虹鱒が食ってきた。 引き上げるとやっぱり36cmで、もしかするとさっき釣ったやつかもしれない。 そんな間抜けはいないと思いながらも、「そっくりだ。きっと同じ鱒だ。」と決める。 そして、この2尾(1尾)で帰路につく。

釣果 虹鱒:2尾
プレッシャの高い中で、私の逆さ毛鉤は無効
夕方および流れの中で、私の逆さ毛鉤は有効
交通事故には十分注意しよう、上の写真は車2台バイク1台の事故である。
(ものすごい時間をかけて通過した)
しことが忙しく夜が遅く、酒まで飲むものだから、ブログを書けないでいた。 今日やっと時間ができたので、先の休みに立ち寄った小菅川C&R最下流のことを書く。

相変わらず人(釣り人)は多いが、見た感じはあまり釣れていない。 そのはずです。 ここで釣果を上げる人は、プロ級でないと、魚たちのプレッシャーには勝てない。 アマの私は、良い思いをしたことはないが、ここへは癒しを求めてきたと思えばよい。



あっちこっち歩いた後、再び瀬に戻ってくると、今度は浅瀬に見えていた虹鱒が食ってきた。 引き上げるとやっぱり36cmで、もしかするとさっき釣ったやつかもしれない。 そんな間抜けはいないと思いながらも、「そっくりだ。きっと同じ鱒だ。」と決める。 そして、この2尾(1尾)で帰路につく。

プレッシャの高い中で、私の逆さ毛鉤は無効
夕方および流れの中で、私の逆さ毛鉤は有効
交通事故には十分注意しよう、上の写真は車2台バイク1台の事故である。
(ものすごい時間をかけて通過した)
2011年06月16日
小雨のC&R区間で休憩
6月11日 天候待ちで、小菅川C&R区間で時間を過ごした。

この日は朝から雨が降っていたが、午後からの雨上がりを期待して、小菅川に行った。 小雨であったが上流部への入渓は躊躇われ、最下流部のC&R区間の足場のよいところにした。 車はすでに10台を数え、多少濁って水量も相当ある。 ここにテンカラで挑戦するのは、無理があるのだ。(弱気だな~)
川には水蒸気が立ち込めている。 まさか雲ではないだろうから、水温と気温の差が大きすぎるのだろう。 なんだか良い時間にやってきたと、幻想的な風景に感謝する。

ルアーマンが多く、成果が上がっていたのもルアーマンだと言う話であった。 私が釣っているときも、岩魚を掛けていたのはルアーマンであった。 それを横目に私はと言うと、全く釣れない、出てこない、ピクリともしない。
山女は浮いているのがたくさんいたが、私の大きな毛鉤はきれいに避けられる。 ただ、一度は追ってきたり、見に来たりするものも中にはいたのだが。
魚道あたりは水の流れが変わっていて、ウェーダを履いていない私は、カーブの淵を攻められない。 あまりに釣れないし、雨はもうすぐ止みそうだったので、車に戻って一服していると、いつもの漁協の方がフライフィッシングで川(魚)の様子を探り始めた。 するとどうでしょう、すぐに山女?をあげていた。 やはりできる人はできる。

雨が上がったので上流部を目指すこととした。 本当は「あまりに釣れない」ことが理由だったりして・・・
この結果はすでに記載しているので、ここでは触れない。

【本日のまとめ2】
釣果 ボウズ(2時間くらい)
煙った渓流も幻想的でなかなかよい
水が多く、多少の濁りがあるとテンカラは難しい
(私だけか?)

川には水蒸気が立ち込めている。 まさか雲ではないだろうから、水温と気温の差が大きすぎるのだろう。 なんだか良い時間にやってきたと、幻想的な風景に感謝する。

山女は浮いているのがたくさんいたが、私の大きな毛鉤はきれいに避けられる。 ただ、一度は追ってきたり、見に来たりするものも中にはいたのだが。
魚道あたりは水の流れが変わっていて、ウェーダを履いていない私は、カーブの淵を攻められない。 あまりに釣れないし、雨はもうすぐ止みそうだったので、車に戻って一服していると、いつもの漁協の方がフライフィッシングで川(魚)の様子を探り始めた。 するとどうでしょう、すぐに山女?をあげていた。 やはりできる人はできる。

この結果はすでに記載しているので、ここでは触れない。

釣果 ボウズ(2時間くらい)
煙った渓流も幻想的でなかなかよい
水が多く、多少の濁りがあるとテンカラは難しい
(私だけか?)
2011年05月29日
雨の小菅川C&R区間最下流
5月28日 雨が降っていても、小菅川に釣りに行く。

雨が降っていたので釣りに行くのを躊躇していたら、女房が起きてきた。 「あんた、今日も行くの?」、「ん?うぅ~ん」と生返事をすると、「やめなさいよ、濡れて風邪引くわよ。危ないし、釣れないんじゃないの? たまには休んだほうが良いわよ。」 まくし立てられた私は、「気分転換に行ってくる。」と言い残し車に乗り込んだ。 雨なので女房の言う安全は守ろうと、車で河原に降りられる小菅川のC&R区間の最下流部へ向かう。

遅い到着ではあったが、いつも10台くらいある河原には2台しか車がない。 幸運かどうかは、これからの釣りにかかっているのだが、少なくとも釣人が目の前の二人しかいないのは事実である。 ここの渓流魚たちにはプレッシャがかかっており、解禁した頃を除けば、テンカラで良い思いをしたことがない。 これだけが不安材料である。

ウェーダも雨具も着ないで、小雨の中を釣りはじめる。 まずは、目の前の瀬から下流の金風呂橋まで、釣り下っていく。 プールに稚魚や成魚の姿が結構見えるが、思ったとおり私の毛鉤を気にいってくれる山女はいない。 それどころか、毛鉤が水面を叩いたとたんに去っていく。 又、毛鉤が落ちても逃げない渓流魚でも、近づいてくる毛鉤を「さっ」と音がしているように綺麗に避けるのである。 金風呂橋の下も歩けるところまで下ったが、魚影を確認できず、反応もなかった。

小雨の中なので釣りベストがたっぷり濡れてきたが、それよりも釣りの方が気になって仕方がない。 1時間が過ぎても1尾も渓流魚は上がってこないのだ。 車まで戻る頃には車が2台増え、ルアーマンが二人にFFマンが二人となっていた。 まだまだ十分少ない人数である。
駐車している位置から上流へ向かっていく。 プールが多くあり、数多くの山女や岩魚が見えるものの、私の大きな逆さ毛鉤には全く魅力がなく、気に入ってくれるものがいない。 予想通りで、あまり気落ちはしていないが、自然にゆっくり流すのを止め、瀬の中の釣りと誘いの釣りに変更する。

瀬がプールへ続くところや瀬の中で、やっと虹鱒が出てきた。 虹鱒としては小さいものであったが、とりあえずボウズに終らず済むので、胸を撫で下ろす。 中には、16cmの大きさで、まだパーマークが残る小ささの虹鱒もいた。
瀬の中に石が沈んでいる。 流れは数本あるものの、二本の流れがその石の上を波を立てずに通過している。 毛鉤が石の脇を通過していくと、それを黒い影が追ってきた。 しかしすぐに反転し流れに戻っていく。 その後、出てこなくなったので、時間を置くしかなかった。 絶対釣り上げるぞ~ 再度、時間を置いてきたときには、姿は現さなかったが一瞬の手応えだけは伝わった。 そして又、反応がなくなった。

岩魚は、岸際に定位しているものが多い。 漁協の人に聞くと、どうも虹鱒の稚魚を狙って、浅く流れのゆるい岸にじっとしているらしい。 彼らを狙ってみよう。 最初はやんわりと毛鉤を落とし、自然と彼の前に逆さ毛鉤が近づくように流す。 落ちたときは一瞬「ピクリ」と顔を振るが、その後は全く見向きもしない。 次は「チョンチョン」と誘ってみる。 これも最初は追うが、どうしても咥えようとしない。 そして、彼の後ろに毛鉤を落とし、頭の上を通るように引っ張ると、顔を上げて口をあけた。 やっと、やっと咥えたのは28cmで、おなかはオレンジ色である。 上流部で見るオレンジに比べるとちょっと薄いが、これはきっと食いすぎてお腹が張っているからだろう。

一旦C&R区間を抜けて上流部へ向かう。 安全を考えるとやはり平坦なところに入って釣りをする。 しかし、釣りにならず散歩に終った。
再びC&R区間に戻ってくると漁協の人と大勢の人が集まっていた。 どうも小菅村に宿泊している人たちのイベントのようである。 そう言えば、今日は上流部の清掃をしたといっていたので、それに参加した人たちかもしれない。 山女や岩魚の稚魚、渓流の生き物などの観察を行ったようだ。 稚魚の写真を私も撮ったが、上手く写っていないようだ。
さぁて、もう少し釣りをしよう。

今日何度も退散させられた瀬にもう一度向かった。 今度は一回で決めないと、又出てこなくなると思い、緊張して毛鉤を飛ばした。 あぁ、毛鉤が見えなくなった。 と思ったちょうどそのとき、毛鉤を咥えただろう手応えが伝わり、勢いよく竿を立てた。 掛かったが、どうも石に潜ったように重い。 切れる心配はないので、力任せに引き出し、取り込んだ。 「やった、山女だ!」 待望の山女である、この区間で山女が出たのはいつのことだろうか? 21cmでここでは小さいほうだと考えられるが、満足である。
最後に山女が出て、気持ちよく帰路に付く。

【本日のまとめ】
釣果 岩魚:2尾 山女:1尾 鱒:2尾
雨のときは人が少なくてよい
この区間のテンカラは難しい
毛鉤を巻かなくては釣りにいけない




駐車している位置から上流へ向かっていく。 プールが多くあり、数多くの山女や岩魚が見えるものの、私の大きな逆さ毛鉤には全く魅力がなく、気に入ってくれるものがいない。 予想通りで、あまり気落ちはしていないが、自然にゆっくり流すのを止め、瀬の中の釣りと誘いの釣りに変更する。

瀬の中に石が沈んでいる。 流れは数本あるものの、二本の流れがその石の上を波を立てずに通過している。 毛鉤が石の脇を通過していくと、それを黒い影が追ってきた。 しかしすぐに反転し流れに戻っていく。 その後、出てこなくなったので、時間を置くしかなかった。 絶対釣り上げるぞ~ 再度、時間を置いてきたときには、姿は現さなかったが一瞬の手応えだけは伝わった。 そして又、反応がなくなった。


再びC&R区間に戻ってくると漁協の人と大勢の人が集まっていた。 どうも小菅村に宿泊している人たちのイベントのようである。 そう言えば、今日は上流部の清掃をしたといっていたので、それに参加した人たちかもしれない。 山女や岩魚の稚魚、渓流の生き物などの観察を行ったようだ。 稚魚の写真を私も撮ったが、上手く写っていないようだ。
さぁて、もう少し釣りをしよう。

最後に山女が出て、気持ちよく帰路に付く。

釣果 岩魚:2尾 山女:1尾 鱒:2尾
雨のときは人が少なくてよい
この区間のテンカラは難しい
毛鉤を巻かなくては釣りにいけない
2011年05月07日
小菅川C&R区間の岩魚
夕方4時から小菅川のキャッチアンドリリース区間の最下流部で釣り始めた。 源流部の帰りで、小菅の湯に入った後の5月4日の話である。

源流部に釣りに行った帰りに、小菅の湯に寄って疲れを取り、チャリティコンサートを見た。 この琴のコンサートは、驚くことにNHKのニュースでも流れたが、残念なことに私は映っていなかった。 当然だ!
小菅村の源流祭りは中止だが、小菅川を渡る鯉のぼり達は元気に泳いでいた。 やはり、小菅のGWには鯉のぼりがないといけない。 今年は、その下の国道に狛江市から送られたものと思われる「がんばろう!にっぽん!」と「頑張れ!東日本!」の幟も立てられている。 そういえば、小菅の湯の琴のコンサートも狛江市のグループによるものだった。 協力して東日本大震災の復興に貢献しているのだ。

ゆっくりと湯に浸かり、やさしい琴の音色を聞いた後でも、まだ4時である。 これは夕マズメのC&R区間最下流で、大物を狙わない手はない。 と、工事の終了した石材屋さんの脇を通って河原へ下りる。
いつ来ても駐車している車は多いが、今日はGWなので特に多いかもしれない。 釣りをせず椅子に腰掛けていたり、車の中にいたりする人が多いのは、夕方を待ってライズを狙おうとしているからなのだろう。

まず、川の様子を見てみたが、ライズらしきものは見当たらない。 一服しながら眺めていると、程なく遠くのほうでポツリポツリとライズが確認できるようになった。 準備を整えて、まずはライズのないところから釣り始める。 プールの多いこの区間では、私の大きな逆さ毛鉤に反応してくれる渓流魚は殆どいない。 流れのあるところで、毛鉤を認識する(見抜かれる)時間を極力減らさないといけないのだ。

瀬を中心に毛鉤を投げ入れる。 上流向かっていくと、大きなプールでライズが起こっている。 さっき遠目に確認した場所である。 一度は試さないといけないと、落ち込む間際に定位する数多くの岩魚、山女、虹鱒をめがけて振り込む。 山女は一旦興味を示すが、じっと毛鉤を見つめた後去っていく。 岩魚は底に張り付いていて、全く興味を示さない。 今度は定位する位置に合わせて毛鉤を沈めるが、全く同じである。 最後に、沈めた毛鉤を「ちょんちょん」と動かしてみると、なんと勢いよく逃げてしまうではないか。 そして、毛鉤がなくなれば、同じ位置に戻ってくる。 何たる侮辱だ。

魚影は相当濃い。 ここは普通の管理釣り場かと思うほど魚は見えているのだ。 すぐそこにも10尾くらいは見えている。 緩やかな流れで、口を出して獲物を捕らえる魚達も、あちらこちらに見える。 だがしかし、私の大きな毛鉤を気に入ってくれるもは現れない。
10cmくらいの非常に浅い瀬に岩魚の姿が見える。 こいつを狙って少し上から毛鉤を流す。 「ぴくっ」と体を曲げたが咥えていない。 興味があるようなので、もう一度流す。 今度は反転して毛鉤を追って、しっかりと咥えた。 強い岩魚の引きである。 31cmの岩魚であった。 上流部では釣ったことのないサイズである。

岩魚は岩魚であるが、なんだか白と黒で模様がはっきりしていて、色があまり見えないのだ。 上流部で釣るような色がわずかしかなく、管理釣り場の岩魚と同じでアメマスの様な感じである。 上流部で尺以上の岩魚を釣ったことがないので分からないが、大きな岩魚はみんなこんな感じなのであろうか。 一度尺ものの岩魚に巡り会いたい。

あんまり釣れない。 先ほども言ったが、魚は見えている。 岩魚や山女を確認もでできるので、狙って振り込むこともできる。 それでも咥えないということは、賢くなった魚達には、やっぱり虫に似ていないとだめなのだろうか。 そこで登場するのは虹鱒である。 この日も、もう帰ろうかなぁ、などと考えているところに出たのが虹鱒で、流れからジャンプしてきた。 20cmと小さい虹鱒であるが、さすが虹鱒で引きは強い。
数は釣れなかったが、岩魚の尺越えが釣れたので、本日は良しとして、納竿する。

【本日のまとめ】
釣果 岩魚31cm、虹鱒20cm
私は、繊細な釣りに向いていない
小菅村はいろいろな釣りができて、安心して来ることができる

小菅村の源流祭りは中止だが、小菅川を渡る鯉のぼり達は元気に泳いでいた。 やはり、小菅のGWには鯉のぼりがないといけない。 今年は、その下の国道に狛江市から送られたものと思われる「がんばろう!にっぽん!」と「頑張れ!東日本!」の幟も立てられている。 そういえば、小菅の湯の琴のコンサートも狛江市のグループによるものだった。 協力して東日本大震災の復興に貢献しているのだ。

いつ来ても駐車している車は多いが、今日はGWなので特に多いかもしれない。 釣りをせず椅子に腰掛けていたり、車の中にいたりする人が多いのは、夕方を待ってライズを狙おうとしているからなのだろう。



10cmくらいの非常に浅い瀬に岩魚の姿が見える。 こいつを狙って少し上から毛鉤を流す。 「ぴくっ」と体を曲げたが咥えていない。 興味があるようなので、もう一度流す。 今度は反転して毛鉤を追って、しっかりと咥えた。 強い岩魚の引きである。 31cmの岩魚であった。 上流部では釣ったことのないサイズである。


数は釣れなかったが、岩魚の尺越えが釣れたので、本日は良しとして、納竿する。

釣果 岩魚31cm、虹鱒20cm
私は、繊細な釣りに向いていない
小菅村はいろいろな釣りができて、安心して来ることができる
2010年09月24日
C&R区間に寄る(小菅川)
9月23日の釣りの帰りに釣りをした(意味不明)。 小菅川の最下流C&R区間に寄ったのだ。

天気予報は雨だというのに釣りに行き、予定通りに雨になり、1時間ちょっとしか釣りができなかった。 予定通りとはいえ、あまりにも短い時間だったので、小菅川最下流部のC&R区間に寄った。 すずめのお宿下に車は5台しかいない。 こんなに車が少ない日の記憶はあまりない。 今日はチャンスかもしれない。

雨は止まず、釣りをするかどうかしばらく思案する。 ここまで来て釣りをしないという判断はなく、傘を差しながらテンカラを振り回す。 程なく流れから毛鉤を追う虹鱒が現れて、目の前で勢いよくひったくる。 5m近いラインを使っていたせいで、合わせがぴったりいかず、体を一段高いところへ走らせる。
当然虹鱒で、計測はしていないが20cmをだいぶ上回っているだろう。 その体はふにゃふにゃしており、おなかなどはペチャンコである。 産卵後か???

川にFFマンは少ない。 川をじっくり見ると魚影は相当ある。 私のテンカラ用逆さ毛鉤は、大きくてざっくりしているので、静かな水面では山女などにじっくり見られてしまう。 一度は興味を示すが決して咥えることはない。 水も空気も澄んでいるのに、心が乱れる。

何度やっても山女と虹鱒は逆さ毛鉤に一瞬振り向くだけで、どうしても咥えない。 もう少し速い流れで、渓流魚にじっくり見る時間を与えてはならない。 ということで、あちらこちらにあるプールに落ち込む流れを狙う。 ここなら、この流れが緩む前に毛鉤を流す。 流れが緩くなる前に、虹鱒が毛鉤を追いかけてくるのが分かる。 そして、反転して、私の合わせで釣り上げられる。 しかしまたまた、おなかがブヨブヨしている。 これはなんだろうか。

流れに潜む虹鱒は元気が良い。 毛鉤は返しがないので、ちょっとでもラインが緩むと、まず逃げられる。 私の大きな毛鉤でも、虹鱒は快く相手をしてくれるが、釣り上げられたのはわずかである。 虹鱒はなんだかすぐに飽きてしまう。 1時間もしないうちに釣りをやめる。
雨だからしょうがないが、今日は終了である。

【本日のまとめ】
虹鱒 3尾
「ついで」に寄ると釣りに身が入らない
1時間弱で、車の近くしか釣らなかった
今日は人が少なくチャンスだったのに


当然虹鱒で、計測はしていないが20cmをだいぶ上回っているだろう。 その体はふにゃふにゃしており、おなかなどはペチャンコである。 産卵後か???



雨だからしょうがないが、今日は終了である。

虹鱒 3尾
「ついで」に寄ると釣りに身が入らない
1時間弱で、車の近くしか釣らなかった
今日は人が少なくチャンスだったのに
2010年05月31日
小菅川C&Rの最下流区間は無理
5月30日 小菅川源流部の帰りにC&R区間に寄ってみる。

上流部を中途半端に終わらせたので、久しぶりにC&R区間に寄ってみる。 曇り空で、もしかしたら雨が降るかも知れない天気でも、11時を過ぎれば車の数も多い。 さらさらと見た感じでは、テンカラ1人、ルアーマン0、ほとんどFFマンである。

車で行ける最下流まで行ってみる。 あれだけ多かったFFマンも、ここには一人もいない。 きっと最初は流れが続くので、最下流まで下りて来たくないのだろう。 整備された河川で、車の駐車スペースも広い。

3.6mの竿を出し、4.5mラインに1.5mのハリスで、一番大きい毛鉤を結ぶ。 蜂の模様のスポンジにエルクヘアを分厚く載せた毛鉤である。 まぁ、それでも魚のいるところまで届かないので、釣りが難しい。

11時半くらいになると、ライズが頻繁に起こり始めた。 プールのあちらこちらで起こっている。 と同時に、燕かセキレイか、どちらか分からないが、低く高く飛び、メイフライ(本当は名前を知らないが、大きなパタパタと飛ぶ虫)を咥える。 目の前で起きる魚と鳥の奪い合いはすごい。 虹鱒なのか、飛んでいる虫が一瞬着水して飛び上がるところを、ジャンプして咥える。 こんな光景は見たことがない。 そこを目指して毛鉤を飛ばすと、ライズは別のところに移る。

私の#10の毛鉤では太刀打ちできない。 こうなってくるとテンカラでは無理で、フライフィッシングをしたくなる。 それにしても、この場所には釣り人が誰もいない。 チャンスなのにな~
【本日のまとめ】
C&R区間は、残念ながらボーズ
区間の最下流で時間さえ合えばすごいライズに会える





【本日のまとめ】
C&R区間は、残念ながらボーズ
区間の最下流で時間さえ合えばすごいライズに会える
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