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2025年05月08日

 多摩源流まつりに

 2025年5月4日(2) 釣りの後に多摩源流まつりに最初だけ参加し、手打ちそば、ジビエ串焼き、富士宮焼きそばを食べた。 食べ合わせは・・・良くない?

多摩源流まつりオープニングセレモニー
 小菅川源流部から街へ下り、フィットを停めたのは11時が近かった。 初めて祭りの開幕を見るので、急ぎ足で会場へ向かう。 開幕冒頭の小菅中学校の全生徒での和太鼓は圧巻で、腹にズンズン響きとても素晴らしかった。 全校生徒の息が合っているのでなお響くのだ。

民家の白い藤棚
 小菅川を渡るときにあるのは白い藤である。 見た目真っ白だったが、どうも薄い黄色のようである。 ここでしか見たことのない珍しい藤である。

フィッシングイベント開催中

いい天気だ!
 小菅川のフィッシングヴィレッジで釣りを楽しむ人たちである。 大会があった頃に比べると数が少ないように感じるが、その分ファミリィで楽しむ人達が多いようである。 もう釣り大会が開かれることはないのだろうか? スポンサーが釣りでは難しいのだろうか。 もしそうなら、DAIWAかSHIMANOになって欲しいものである。

メイン会場風景
 源流まつり会場ステージの前は、これまでと違って椅子とテーブルが出されている。 ステージがとっても見やすく楽そうだ。 人は周りを取り囲むまで増え、なかなか盛況である。 ただ場所取りが激しく、あちこちに荷物だけが置かれているので、簡単には座れない。

メイン会場風景
 源流そばが目当てだったが、その名前のものはなく手打ちそばを食べる。 若者たちがやっていたジビエ串は、まだ時間が早いせいか人がいなくて、簡単に食べられた。 これはもっと食べたかったが・・・ 欲求に任せて富士宮焼きそばを食べたのだが、食い合わせが大丈夫かと心配になった。

挨拶しているのは東京都水道局、代理の話は長い
 初めて見た一連の開会宣言や挨拶は、村長はもちろん、国会議員(4人だったか?)、県会議員、東京都水道局長(代理の事務所長)などなど、永遠に続くのではないかと思えるほど長かった。 これを見て、多摩源流まつりの意義というものが分かった気がする。
  


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2025年01月12日

 多摩湖の風景

 午前中にごちょごちょ用事を済ませて、多摩湖に向かった。 山に行かれなかったことが悔やしい天気であった。

真ん中に大岳山が見える素晴らしい多摩湖の景色
 午前中(11時過ぎ)は病院に行って、凹むこと、これからのことを考えさせられたので、狭山丘陵で気分治しをする。 今日は土曜日なので駐車場を心配したが、正月明けで元気なのは数少ない。 それでも駐車場はいっぱいで、やっと一台分を確保する。

 多摩湖のダム堰堤からの景色を第一に見たい。 今日はとても天気が良く、青空が広がり山歩き日和である。 山へ行きたかったと思いながら西を見れば、正面に大岳山が見える。 ちょっと右の方には雲取山(たぶん)が見える。

山だけを切り抜く、真ん中大岳山、右は雲取山?
 所沢側まで行って、ロックフィルを下りちょろちょろと歩き回る。 シジュウカラとメジロの鳴き声は聞こえるが、その姿は見えない。 散々歩き回ったが、多摩湖でカモの類を見ただけで終わった。
  
タグ :多摩湖


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2024年12月12日

 今季最後か、紅葉狩り

 2024年12月8日 昭和記念公園の最後であろう紅葉を観に行った。 モミジは大半が終わっていたが、いい感じのものもあって楽しい時間であった。

モミジの赤い葉はもう落ち始めている
 今年最後になるかもしれない紅葉を求め、その端に野鳥が現われるかもしれないと思って、昭和記念公園を彷徨うことにした。 自転車を途中の玉川上水緑道も走らせたが、目立った紅葉は見られず野鳥も鳴き声だけである。 若干の坂を最後に戻らなければならないので、今日は絶対いい景色を見なければならない。

青い空に白い雲、広い視界は気持ちよい

自転車道の木々は背が高い
 公園は広いので青空が素晴らしい。 紅葉はあまり残っていないが、青い空があれば少しの色でも気持ちがいいものだ。 北側から入ればすぐに広がる日本ではないような景色が見られ、自転車で走れば大木が色付き、日本庭園に入れば紅葉が残っている。 街中とは違う景色がいいのだ。

日本庭園の入口、いい色の紅葉である

日本庭園の池、色の良い紅葉は殆どない
 現場で見たときはあまり残っていないと思った日本庭園入口の紅葉は、写真で見ると結構楽しめる色である。

最も色の良かった紅葉、手前の松のおかげで映える
 青い松の木と紅葉は現場で見たときの方が素晴らしい。 このころから空に雲が見え始め、その雲が丁度頭上にだけ広がっている。

思ったような景色にならない池と紅葉
 日本庭園は逆光で見るもみじが美しい。 順光だと色よく見えないものの、逆光だと真っ赤に見えるものが多いのだ。

自転車道わきの紅葉(黄葉)がすごい
  


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2024年12月05日

 隣町で紅葉狩り

 2024年12月3日 隣町の野山北公園で紅葉狩りを楽しんだ。 余りに綺麗だったので、歩き回る距離が短かくても、しつこく写真を撮ったので。

野山北公園釣り池の紅葉に惹かれる
 用事を済ませた後、隣町の公園を散策しようと思った。 狭山丘陵の野山北公園なので、野鳥に出合えると思ったのである。 フィットをかたくりの湯近くに停めて歩き出す。 相変わらず釣り人が多い中、真っ赤な紅葉が目に飛び込んでくる。 途端にワクワクしてきて、釣り人の横をすり抜けてモミジの列に近づく。

紅葉のトンネル、もっと光を

一番黄色が見えたところ
 こんなにも赤いモミジを見るのは今年初めてである。 散策路はモミジのトンネルになっているので四方が赤く染まり、どこを見ていいか分からない。 ただ、谷戸を中心とした公園なので、この時期には光が部分的にしか届いていないのが残念である。 まぁ、闇と明かりをモミジが強調すると考えればいいのだ。

紅葉のグラデーションが好きだ!

モミジの大木を下から
 その場をなかなか離れられず、辺りをうろつく。 そのうち忘れていた野鳥を探し始めたが、鳴き声が歩いている斜面の反対側から聞こえてくる。 どうするか、探しに向かうか、いやこの紅葉を堪能してからだ、と再び紅葉に目がいく。 何度も来ている公園にこんなにモミジがあるとは思わなかった。

黄色はあまりなく、色が良くないものばかり

駐車場回りの紅葉
 稜線まで上がっていく路にはモミジはなく、雑木林の黄葉となるのだが、色がどうも良くなくて枯れているような茶色が多い。 そして、鳴き声は聞こえず、散歩する人達と交わす声だけははっきりと聞こえる。 しつこく野鳥の姿を探してくるくる歩いたが、野鳥は見えず、色も良くなくて意気消沈する。

闇とのコントラストが気に入った、ただ写真技術が
 一時間ほど歩いて、最初に見た赤いモミジの場所に戻ってくる。 やっぱりここはいいなぁ、と思って腰掛けて一休み。 気持ちの良い紅葉を暫く眺めた後、散歩は終了する。  


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2024年11月15日

 駐車場と登山口の確認

 冬季虹鱒釣り場の帰りに奥多摩周遊道路を使った。 月夜見山、倉掛山、御林山の山頂だけを目指そうと考えているので、駐車場と登山口を確認したかったのだ。 たまにはドライブも楽しいのだ。

<月夜見第一駐車場>
月夜見第一駐車場から石尾根を望む

奥多摩源流の山々を望む
 駐車場からの眺めがとても良い。 石尾根から雲取山迄臨み、眼下には奥多摩湖が控える絶景である。 奥多摩周遊道路を渡ったところに月夜見山へ向かう登山口がある。 ここからだと少し遠い。

<月夜見第二駐車場>
石尾根が少しだけ見えるようになっていた

月夜見山への路
 眺めを遮っていた木々が一部伐採されて、少し小河内ダムが見えるようになっている。 小河内峠からの路が上がってきて、奥多摩周遊道路を渡った先に月夜見山への路が続く。 山頂はすぐのはずだが、取り付きは荒れている。

<風張峠駐車場>
紅葉は見頃に近付いて
 奥多摩周遊道沿いの紅葉の見頃は近い。 駐車場はどこだろうかと探しているうちに通り過ぎてしまった。 駐車できなかったが、眺めは良さそうであった。

<浅間尾根駐車場>
浅間尾根駐車場から望む秋川の山々

御林山への路
 武甲の境である笹尾根の眺めが良い。 駐車場の南側に標があり、浅間尾根に向かう路がある。 三頭山も指しているが、ここを通過して山へ向かう人はほとんどいないだろう。

浅間尾根駐車場から
 さて次は実際の歩きである。
  


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2024年10月15日

 日曜日の公園散歩

 2024年10月13日 多くの家庭では三連休中、物価高、そして晴天である。 相当な人が出ているだろう昭和記念公園で、生き物観察である。 人の観察に終わる。

風鈴のトンネルがまだあった昭和記念公園
 入口ゲート付近は普段より人が多いが、まだ10時前ということもあって、危険というほどではない。 こもれびの池、こもれびの里を回り、日本庭園に来た時には、紅葉でもないのに多くの人がやってきていた。 定番の結婚式を済ませた、あるいはこれから結婚式と思われる人たちの記念撮影をしていたりする。

こもれびの池
 子供の七五三記念だろうか、家族写真をカメラマンが撮っている。 最も多いのは、モデルを連れたカメラマンである。 奇抜な格好のモデルもいたりして、これがなかなか楽しい。 生き物観察は、人に集中してしまいそうである。

こもれびの里、秋ですねぇ
 バードサンクチュアリで野鳥を見られずに、みんなの原っぱで燃料補給しようとすると、出店や売店は長蛇の列、椅子はみんな占拠され、原っぱにはテントもたくさんあり人も多い。 燃料補給はたまたま空いていたベンチ(すぐ横にテント)で、人間観察をしながら行うことになった。

日本庭園、トンボが多い
 生き物はトンボと蝶ばっかりで、野鳥は極僅かである。 野鳥は、もう少し葉っぱがなくならないと探しにくいのだ。 それにしても人が多くて人間観察になってしまった。 戻りには駐車場からはみ出した車が道に200m以上並んでいた。

記念撮影のメッカ?立川の式場から来たか!

  


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2024年05月10日

 集落の色

 人がほとんどいない集落が梅、桜、ツツジ、紅葉で彩られていた。 人がいないので植物は順調に自然に戻っているのかもしれない。 5月3日の集落である。

 晴天の一之瀬集落を下っていると、民家の近くが彩り良くなっていた。 民家と云っても常時住んでいる人はほとんどおらず、掃除のため、避暑のために時々戻ってくる人たちがいるような民家である。 そのためある程度の手入れがされて、木々も元気に育ち、梅、桜、ツツジ、そして紅葉が一度に見られるのだ。 素晴らしい環境の一之瀬集落である。

道端の紅葉が美しい
(紅葉) 最初に見たのは青葉の季節の紅葉である。 新芽が赤いものも多く、葉っぱまで赤い木もある。 そのうち緑になってくるのだが、その時は夏である。

とても赤い勾配も道の脇に
(紅梅) 五月になっても赤すぎる紅梅が道端に咲いている。 例年のことなのだが、花を手に取ってみたことがないので、本当に紅梅なのかは知らない。 私が梅だと思っているのだから仕方ない。

山桜は雰囲気を写し難い
(山桜) 桜も咲いている。 山桜は、高度によってずっと見られるので気持ちよい。 ソメイヨシノのように花が密集していないので、写し難いのが難点である。

このくらい花が多いと見応えがあるミツバツツジ
(ツツジ) ミツバツツジは殆どの場所では終わっていていても、ここでは真っ盛りなのだ。 しかも人が育てていたので、他では見ない花の数が素晴らしい。

 今回はフィットから降りずに見たのだが、集落の色は歩いて見ればもっと違うかもしれない。 そんな機会は訪れるだろうか。
  


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2024年04月24日

 フィットの燃費

 愛車フィットの平均燃費が37.5km/Lとなった。

自宅で見たフィットのメーターに驚く
 私はHONDAが好きで、購入できる範囲で楽しんでいる。 室内が広く感じる、ドアの締まる音がいい、スムースに速度が上がるように感じる、書けば切りが無くなる。 そんな大好きなフィットを乗り回し、釣りに山に出掛けているので、既に15万kmを超えている。 だいぶ古くなってきたが、ここへきて驚きの燃費最高値が出たのだ。

 泉水谷に行き走行距離129.9kmで平均燃費37.5km/L、昔のスペック表示は34km/Lだったと思うので、それを随分超えたのである。 この頃はスペックの6割くらいが燃費になると云われていたし、超えるという話は聞いたことがない。 バグかとも思ったが、その後は30~33km/Lで推移しているので考え難い。

 この日の泉水谷では三種類の渓流魚を見て喜び、フィットの燃費でも喜んだ。 つまらないことでも喜んでしまうこの頃である。
  
タグ :FIT


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2024年04月06日

 散歩の花見

 植物園で花見(酒がない!)をした後は雑木林や公園の花見である。 そこには名札がないので、ちゃんとした名前が分からない。 4月2日のことである。

【ヤマザクラ】
ヤマザクラ
 植物園から出た後で最初に見た桜はヤマザクラである。 ハッキリとは分からないのだが、ちょっと茶色い葉っぱが出ているような、そうでないような感じの白い花なので、きっとヤマザクラに違いない。 ヤマザクラは緑道に大木があって、そこには名札が付いているので、それに似ているのだ。 もうないかもしれないが・・・

【緑の桜】
緑に見える真っ白な桜

葉っぱは色を変えている桜
 街中でよく見る桜である。 とても白く緑にも見える桜で、いつも何故だろうと思っている。 最近分かったのが、緑の葉っぱが一緒に出ているので、その緑が花を白く見せているに違いないと云うことである。 ほとんどの桜は、葉っぱが出ないうちに散ってしまうのに、この桜はほとんど同時なのである。

【ソメイヨシノ】
玉川上水に突き出す桜、ソメイヨシノか?

上水と桜をバックに写真を撮る人もいた
 上水緑道で駅までやってくると、上水に覆いかぶさるように桜が咲いていた。 これは絶対ソメイヨシノと思ったが、ここまでの散歩で満開のソメイヨシノは見ていないので少々不安も残るが、きっとソメイヨシノに違いないのだ。 しかし、白い桜の名前はソメイヨシノしか知らないし、散歩が終わるまで確かなソメイヨシノは咲いていなかったはずなので、この桜がソメイヨシノかどうかは・・・

【ケウツギ】
これは桜か?ウツギのようだ!

遠目には桜に見えたのだが・・・
 一際赤い桜が見える。 それにしても赤すぎると思ったので、近くまで行って確認する。 そこはとあるマンションの提供公園の入口で、奥には桜があるのだがまだ咲いていない。 花を見ると桜の花には見えないが、他に名前が分かるものはない。 赤くラッパみたいな形は、調べるとウツギのようで、きっとケウツギである。 ウツギの名前は知っていても花は意識したことはないのだ。

【シデコブシ】
コブシのようだが、花弁が

少しだけ色が付いているコブシ
 公園でいろんな木に花が見えるなか、最も大きな白い花はコブシである。 公園管理者に尋ねたこともあって、何となくわかっている。 そして、そのコブシだと思って近づいた花が、少しだけ違って見えたのは意外であった。 見れば見るほど、花弁が重なっているように見えているのだ。 コブシかもしれないが、色が付いているのでシデコブシとする。

【ベニコブシ】
玉ねぎの皮のような花、これもコブシか

公園にはコブシがたくさんある
 薄い色が多い中、濃い紫色の花をつけているのは、ベニコブシである。 専門的なことはさて置いて、見た感じコブシでありながら、色が付くことでまったく違って見えるから不思議である。 そして、玉ねぎの皮に色が付いたようにも見えるので、食べられるかもしれないと掴んだりする。 私が散歩する中では極少数派なので、あまり造園には向いていないのかもしれない。

【桜が丘緑地の桜】
桜が丘緑地はマンション群の中にある
 駅前のマンション街の中の緑地には桜が植えられている。 駅に向かう道に植えられたソメイヨシノは寿命のようで、最近切り倒されたりしている。 その道に交差する緑地にはソメイヨシノではない桜が何種類か植えられている。 非常に高く育った桜は、きっとヤマザクラではないだろうか。 紅色が目に鮮やかなのは、何とか緋桜と云うのじゃなかろうか。 どちらも名前は分からない。

桜には見えないが全体の雰囲気は桜か?

休憩する人も野鳥もいた桜
 緋桜はとても鮮やかなので、きっと名前があるに違いないが、さっぱりわからない。 もこもこしているので八重の桜のようにも感じるが、それは花がブーケのように固まって咲いているからだろう。 野鳥も人もこの場所を好み、この桜を好んでいるし、私も大好きな桜である。
  


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2024年04月05日

 植物園の花見

 花の季節になったので、桜はどうなっているのかと、まずは植物園で花見である。 ここなら名札が付いているので、花の名前が分かるのだ。 4月2日のことである。

【桜】
名前はソメイヨシノとヤマザクラの交配種、名前はないようだ

名前がないのは何故だろう
 桜(ソメイヨシノ)はどうなっているのかと道路際のものを見るが殆ど咲いていないので、園内を眺めると一際白く見える花が見えたので近付く。 ソメイヨシノのように見えたが他のソメイヨシノは咲いていないので、本当にそうかと、名札を確認すると「ソメイヨシノとヤマザクラの交配種」と書いてある。 こんなことが自然に怒るのか、やっぱり人が無理やり交配させたのだろうか。 名前がないということは、人の仕業じゃないかもしれない。

【アーモンド】
アーモンドの花は桃のよう

梅の木のようにも見えるアーモンド
 桜なのか梅なのかは私にはわからないことが多い。 園内には梅の木のように見えるものがあり、そこに大きな桜の花が咲いている。 これは梅化桜かと近づけば、なんとアーモンドとあった。 アーモンドの花とは一体? 薬用植物園なので、薬として使えるものは何でも植えられているのである。 まぁ、花を見るための植物園ではないので、庭のようにはいかないが。 杏、桃や梅の近縁種と云うのだから、私に分からないのも仕方ない。

【ユスラウメ】
ユスラウメ、ゆすらとは何か

古くからあるはずなのに知らないユスラウメ
 樹高も花も小さな桜が見える。 人が数人いるので私も近づいて見ると、ユスラウメとあって、これは「梅」なのだろうかと驚く。 漢字では、梅桃、山桜桃などと書くらしいので、梅だか桜だかはたまた桃なのか、きっと昔は分からなかったのだ。 こうなれば食べられるという実を見てみたいところだが、きっと誰かに言われないと分からないだろう。 でも、いつか食べてみたい。

【桃】
桃の花を間近で見るのは初めてか

疎らな花の桃
 山梨で桃の花を遠くから見たことはあるものの、間近で見ることはなかった。 意識していた桃は花が小さく梅のようにも見えるものだが、植物園にある花はとても大きく、違う種のように見えるのだ。 すると傍にいたご婦人が、「この桃は花桃と違って実をつけますよ」という。 山梨で見た桃の花がこれだったのである。 全く予想外であった。

【桜】
開花していたソメイヨシノ

咲いているとは思えないソメイヨシノ
 花見と云えば桜、それもソメイヨシノである。 植物園のソメイヨシノは道路際にあり、入ってすぐに見れば、開花はしているもののまだまだ花見には向いていない。 ソメイヨシノは結構敏感、繊細なのかもしれない。 今年は遅れていると云うから、一週間くらいでは満開にならないかもしれない。 きっと他へ回っても難しいと思わせた。 花見に適した別の桜を探すしかないが、日本全国ソメイヨシノの寿命が来ているかもしれないので、これからは他の桜を愛でよう。

【ベニシダレ】
ベニシダレ、桜に違いないが・・・

ベニシダレはきっと満開
 植物園の入口には枝垂桜がある。 名前はベニシダレと云うようだが、これ自体が初耳に近い。 紅と云うよりも桃、色気のある桜が満開である。 「木の下で休憩できるといいのに」と云っては、「これは何?」と問う御夫人に名前を知らせる。 枝垂れと名が付くのは梅にもあるのに、桜と名が付いていないということは、シダレウメよりもシダレザクラが先に作られて、桜と云う名前を付ける必要がなかったのだ。 科学的なことは分からなくても、何でもやってしまう日本人である。
  


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