2024年04月06日
散歩の花見
植物園で花見(酒がない!)をした後は雑木林や公園の花見である。 そこには名札がないので、ちゃんとした名前が分からない。 4月2日のことである。
【ヤマザクラ】
植物園から出た後で最初に見た桜はヤマザクラである。 ハッキリとは分からないのだが、ちょっと茶色い葉っぱが出ているような、そうでないような感じの白い花なので、きっとヤマザクラに違いない。 ヤマザクラは緑道に大木があって、そこには名札が付いているので、それに似ているのだ。 もうないかもしれないが・・・
【緑の桜】
街中でよく見る桜である。 とても白く緑にも見える桜で、いつも何故だろうと思っている。 最近分かったのが、緑の葉っぱが一緒に出ているので、その緑が花を白く見せているに違いないと云うことである。 ほとんどの桜は、葉っぱが出ないうちに散ってしまうのに、この桜はほとんど同時なのである。
【ソメイヨシノ】
上水緑道で駅までやってくると、上水に覆いかぶさるように桜が咲いていた。 これは絶対ソメイヨシノと思ったが、ここまでの散歩で満開のソメイヨシノは見ていないので少々不安も残るが、きっとソメイヨシノに違いないのだ。 しかし、白い桜の名前はソメイヨシノしか知らないし、散歩が終わるまで確かなソメイヨシノは咲いていなかったはずなので、この桜がソメイヨシノかどうかは・・・
【ケウツギ】
一際赤い桜が見える。 それにしても赤すぎると思ったので、近くまで行って確認する。 そこはとあるマンションの提供公園の入口で、奥には桜があるのだがまだ咲いていない。 花を見ると桜の花には見えないが、他に名前が分かるものはない。 赤くラッパみたいな形は、調べるとウツギのようで、きっとケウツギである。 ウツギの名前は知っていても花は意識したことはないのだ。
【シデコブシ】
公園でいろんな木に花が見えるなか、最も大きな白い花はコブシである。 公園管理者に尋ねたこともあって、何となくわかっている。 そして、そのコブシだと思って近づいた花が、少しだけ違って見えたのは意外であった。 見れば見るほど、花弁が重なっているように見えているのだ。 コブシかもしれないが、色が付いているのでシデコブシとする。
【ベニコブシ】
薄い色が多い中、濃い紫色の花をつけているのは、ベニコブシである。 専門的なことはさて置いて、見た感じコブシでありながら、色が付くことでまったく違って見えるから不思議である。 そして、玉ねぎの皮に色が付いたようにも見えるので、食べられるかもしれないと掴んだりする。 私が散歩する中では極少数派なので、あまり造園には向いていないのかもしれない。
【桜が丘緑地の桜】
駅前のマンション街の中の緑地には桜が植えられている。 駅に向かう道に植えられたソメイヨシノは寿命のようで、最近切り倒されたりしている。 その道に交差する緑地にはソメイヨシノではない桜が何種類か植えられている。 非常に高く育った桜は、きっとヤマザクラではないだろうか。 紅色が目に鮮やかなのは、何とか緋桜と云うのじゃなかろうか。 どちらも名前は分からない。
緋桜はとても鮮やかなので、きっと名前があるに違いないが、さっぱりわからない。 もこもこしているので八重の桜のようにも感じるが、それは花がブーケのように固まって咲いているからだろう。 野鳥も人もこの場所を好み、この桜を好んでいるし、私も大好きな桜である。
【ヤマザクラ】
【緑の桜】
【ソメイヨシノ】
【ケウツギ】
【シデコブシ】
【ベニコブシ】
【桜が丘緑地の桜】
Posted by tenkara1nen at 06:00│Comments(0)
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