2013年08月12日
山女はいても・・・
8月10日 今まで行ったことのない小菅川に下り立った。 釣れないので鶴川にも竿を出した。 どっちも釣果なし!

久しぶりに小菅川源流部の一番奥に行こうと、林道を上って行った。 時間が9時を過ぎているので、先行者があることは覚悟して、後からゆっくり釣り上がろうと思っていたのである。 しかし、林道の一番奥には車が二台停まっており、うち一台は大型のバンなので、人数が多い可能性が高い。 六分ほど、うろうろしながら、行くか、入るか、少し下に入るか、思案は続く。

今日も暑い日で、街ほどではなくても、小菅村も例外ではない。 白沢を覗き込みながら、入渓地点を探し、入って気持ちのよい谷かどうか、ということで集落辺りから川に下りる。 チョロチョロとした流れで、本流の水の少なさが、ここでは誇張されたかのように渇水している。 それでも山女が潜んでいそうな場所はあるので、静かに毛鉤を落とすが、反応はまるでない。 魚影が見えたのは一度だけである。

葦が生い茂る流れにはおそらく潜んでいるだろうが、竿は振れない。 早々に諦めて、峠を越えることにした。 鶴川は前に行ったことのあり、魚がいるのは分かっていた。 あまり好みの谷ではないが、どうしても山女の顔が、岩魚の顔が見たくて、流れに下り立ったのだ。 水の少なさは恐ろしく、わずかな流れに、わずかな浅い淵しかなく、しかも恐ろしく静かで水面は鏡のようである。

魚影は見えている。 しかもわずかな溜りに山女が固まって泳いでいる。 私の姿が発見されるよりも、毛鉤が落ちたときに反応が激しく、いっせいに散って行き、毛鉤を咥える気配がまるでない。 あまりに舐められているので、カメラを沈めて山女の集団を写した。 ちょっと小柄なものが多いのは、餌が少ないのかもしれない。

小さな堰堤が最大のチャンスであった。 淵に巻き込ませた毛鉤を咥えた魚の反応が竿に伝わったが、私の反応が遅く「ビクビクッ」感のみとなった。 「くそっ」と汚い言葉を発し、淵に近付く。 暫く見ていると、落ち込み脇の静かな水中を岩魚がゆっくりと横切った。 「お~」と後すざりして、再三毛鉤を落としたが・・・

どうしても釣れないので、最後の手段として、小菅川C&R区間に場所を移す。 この話は、また後で。






Posted by tenkara1nen at 02:55│Comments(4)
│小菅川
この記事へのコメント
この前小菅川に釣りにいったんですがフライやテンカラは結構渋そうでしたね ルアーの自分は12匹と大満足でしたが同行のフライマンの機嫌が悪くて大変でした
Posted by kok at 2013年08月12日 17:28
kokさん、毛鉤は難しいですね。特に最近は。
時々、淵の底に沈めたくなりますね~ 重りが欲しくなったり、ルアーが欲しくなったりします。 でも、緑が綺麗なことで、勘弁しますか。
また、寄って下さい。
時々、淵の底に沈めたくなりますね~ 重りが欲しくなったり、ルアーが欲しくなったりします。 でも、緑が綺麗なことで、勘弁しますか。
また、寄って下さい。
Posted by tenkara1nen
at 2013年08月12日 21:58

鶴川での遊漁券はどうされたのですか?
Posted by ちん at 2013年08月15日 21:26
鶴川の小菅村地域は、小菅村漁協の釣り券で遊べるんです。
以上!
以上!
Posted by tenkara1nen
at 2013年08月15日 21:49
