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2025年04月04日

 釣りに行ったはず

 2025年4月1日 雪が降る中釣りに行ったが、辿り着けずに貝沢川で竿を振った。 降り続く雪で、寒くてずぶ濡れになり、竿を振っただけの歩きになった。

この後滑って肝をつぶす
 多摩川源流部の天気は暫く悪いが、今日は雨じゃなく雪である。 ならば今日雪の中で釣りをして見るのもいいかと思って出かけることにする。 雪が降っているなら、高低差があり岩や大きな石が多いと危ないし、奥だと道からフィットが出られなくなるかもしれない。 平坦で国道から近いところとして、多摩川源流の高橋川にする。

丹波山村の街に入る前、車を降りて

丹波山村を出るところ、車の中から
 雨だった天候は次第に雪になり、丹波山村の街を過ぎると道にも雪が見え始める。 その分両脇の山が白くなり、とても綺麗に見える。 花魁渕を過ぎて高橋集落が近づくと真っ白になり、集落への道に雪が山になっている。 入っていけば轍がないのでフィットがウィ~ンウィ~ンと唸って滑る。 どこまでも続き、広くなったところで諦める。

いい具合に傾いているところを越える
 やっと国道に戻って、どこへ行こうかと苦慮し、時期ではないと感じながらも貝沢川にする。 まぁ今日は雪だし、すでに8時なので割り切ったのだ。 気温は高橋集落より1℃高い0℃である。 遡行するのが大変だが、登山道は歩かずにすぐに流れに下りる。 岩は濡れているし雪が薄っすら積もり、右岸を登るのが相当に怖い。

ここもまた滑り易そうな岩盤
 微妙に傾斜が付いている岩盤は絶対滑り落ちる。 そこを注意して越えるしかないのだが、一瞬戻ろうかと考えるもさっき超えた岩盤は下りがなお怖い。 手が冷たい、体が冷えてきた。 山女は全く反応しない。 上へ行くしかないので何とか超える。

流れを進む以外にない
 ここに入るはずだと思っても、全く反応しない。 雪が落ちて来ているので、毛鉤が落ちる音、波紋は効き目がないのである。 きっと奥に隠れているのだ。 ゴルジュは逃げ場がないので真っ直ぐ進むしかない。 深くて足場を探しながら淵に浸かり、なんとか落ち込みの岩に足を乗せる。 いや~厳しい!

登って流れに滑り降りる

雪が冷たいよ~
 今度は岩を上って、向こう側へ滑って下りる。 こんなことまでしないと進めないのは雪が原因で、岩盤は濡れ薄っすら積もり、安心して足を置かれる場所がないのだ。 これだけ危ないところを越えてきているのに、山女は全く反応しない。 そしてまた岩盤を越えると比較的広い場所に出る。

谷が広がると雪が顕著に

写真撮るのも危なっかしい
 今度は雪が邪魔になる。 広い場所は雪を遮る木がないので、積もり放題なのである。 雪の下に何があるか分からないのである。 もう少し積もって真っ白になれば、ちょっとは安心できるのだが、まだ中途半端な積もり方なのだ。 山女でも出てくれば、先へ行く元気も出てくるのだが、と思っていると滑った。

山女が出ない釣りの最終地点
 だんだん白くなって、ずぶ濡れだし、寒いし、山女は出てこず、もうやめるか~ ということで終了する。 山女が出てこないのは、雪が降っているからか、ただ寒いからか、水が少ないからか、これだけ釣りに出ているのにさっぱり分からない。 

登山道の桟道が落ちている

木が迫っていても二時間半でこんな状態に
 一匹の山女も見ることができず、見たのは小さなやめが走ったところだけである。 渓流靴に雪が固まってくっつき重い。 その雪を頻繁に払いながら歩くと、登山道が落ちていた。 雪が深くなっているようで、フィットを心配していると、3時間ではさほど積もっていない。

橋の上でさえ怖い
 今日は何しに出てきたのだろうか。 雪を見に来たのである。




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