2024年11月13日
和傘は日本的なのか
日本庭園の和傘は今どうなっていることだろう。 ライトアップされたものを見たいところだが・・・ 二週間前に見たインバウンドの観光客を狙う現代的な和傘である。
去年も見たカラフルな和傘の展示が、今年も日本庭園にあった。 昨年からリーダが代わったのか、今年も正面の傘の配置が変わっている。 昼間の光の中で回りの色と混ざっても目立つほどカラフルである。 目的は夜のライトアップらしいので、暗闇に浮かぶ傘は、もっと美しいことだろう。
日本庭園の和傘なので日本らしいと思うところだが、色が和傘らしくなく、別に傘じゃなくていいくらいのデザインなので、逆に日本らしくない。 と思うのは私くらいだろうか。 もう一つ日本らしくないのは、メイン会場の傘を設置するための櫓が、入園直後の順路からはっきりと見えることである。 裏は裏のままにしておかねば。
明らかにインバウンドで入園する観光客を狙っている。 彼らは、この派手な和傘が日本らしいと思うに違いないのだ。 せめて和傘を支える櫓は隠してほしかった。 全てを明らかにするのは日本らしくなく、費用を削るのは日本の職人に似合わない。 しかし、本来の夜の姿を見ないと、心意気は分からないのかもしれない。
頑張った人たち申し訳ない。 言い方、文章が苦手なもので、思いを上手く書けなかったようだ。 美しい、綺麗、目を引くのは確かであった。
Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(2)
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この記事へのコメント
私も、情緒ある日本らしさとは・・・思えない。
Posted by 杣女爺 at 2024年11月14日 07:18
久しぶりです 杣女爺 さん
美しいのですが、あまりに派手で・・・ 日本庭園にいることを忘れます
暇なときにまたお立ち寄りください
美しいのですが、あまりに派手で・・・ 日本庭園にいることを忘れます
暇なときにまたお立ち寄りください
Posted by tenkara1nen at 2024年11月14日 16:12