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2024年05月15日

 キビタキの夫婦!?

 谷に架かる桟橋で休憩していて、対岸にキビタキが現われた。 少し遠いが、久しぶりに見られた。

真上にやってきたキビタキ
 釣りの昼休み中は、野鳥の鳴き声を背景に向こうの斜面を何となく見ていた。 そこに橙色が印象的な野鳥が飛んできた。 キビタキだ! 持っていたお握りを置いてカメラを取り出す。 しかし遠い、遠すぎて点にしか見えない。 でも、色がキビタキである。

ここに飛んできたが、焦点が合わないキビタキ
 キビタキは枯れた藪で一休みした後に、いろいろな木の枝に飛び移っていく。 その度にカメラを向けるのだが、どれも遠すぎるし、だんだん遠くなっていく。 半分諦めたころに、こっち側の斜面に飛んできた。 それは私のすぐ上で、上手く首が回らない私には酷な角度である。

だんだん遠くなるキビタキ
 きっちりと「これがキビタキだ」という姿は見られなかったが、やっぱり遠めからでも分かる橙色や黄色がとても目を引く。 あまり見ない色の野鳥は目立つのだ。

いつの間にか追っていたキビタキの雌?
 驚いたことに、雌かもしれないのをいつの間にか追っていた。 雄のキビタキが近くにいるのだから雌だと思いたい。 動きがおかしいので、もしかすると事はすでに終わり、今から巣に向かおうとしているのだ。 しかし、そこに私がいるものだから動きがおかしくなっているのだ。 ずっと私を見ていた。
  
タグ :キビタキ


Posted by tenkara1nen at 18:00Comments(0)渓流の動・植物

2024年05月14日

 小さくても色よい岩魚

 2024年5月11日 赤いヒレの岩魚を探しに行った。 残念ながら小さい岩魚ばっかりで、「らしい」岩魚しか見られなかった。 それも小さなものでる。

快晴で陽当たりの良い駐車場所、戻ってきた時
 釣り人のいないところはないか。 余り歩かなくても岩魚のいる渓はないか。 二千万人が暮らす場所から近いので、釣り人のいない場所などないし、そんな場所に岩魚がいること自体軌跡かもしれない。 私は多摩川源流部にしか行かないので、こんなことになっているのだが、いいところはないのだろうか。 ということで、小菅川の釣りにならない細い沢に行くことにする。

右手の下に3mほどの落ち込みが見えている
 先行者がいれば確実に釣られない細さなので、車があれば引き返すしかない場所なのだ。 奥多摩湖に上がっていく道では車列は8台になっていたが、小菅村に向かうのは私ともう一台になり、私が離れて一人になる。 これで先行者がなければまずは成功である。 いい天気の中、駐車できて笑顔になる。

フラッシュでは色が違って見える岩魚

いつもの入渓地点近く
 流れが近くなったところにある滝はまだ釣っていない。 下に回り込んで、第一投は流れ出しを狙えば、最初からチャプッと口が出た。 ピッと合わせるが、掛かりが浅いのか外れてしまう。 この岩魚は二度と出なかったが、落ち込み脇では大きくはない岩魚にしっかりと咥えさせる。

必ず岩魚が出る滑の岩盤の始まり
 今季初の流れを進んでいくが、まるっきり反応がない。 浅い流れなので、私よりも先に姿を見ているのかもしれない。 しかし、浅瀬に出ているのはだいたい小さな岩魚なので、それが走って深場の大きな岩魚に知らせているに違いないのだ。 結局いつもの踏み跡終点からの釣りと違いがない。

出てくる岩魚の大きさは皆このくらい

滑の岩盤を登る
 小さな岩魚はたくさん出てくるのだが、手応えがなくて満足感がない。 浅場では小さな岩魚(最悪!、11cmも咥えた)、わずかしかない深場でも20cm前後の岩魚しか出ないのである。 さっさと先へ行って、今期釣っていない流れへ向かう。 斜面で足が滑り、わずかな踏み跡を踏み抜き、背筋の凍る思いで流れに着く。

視力でみんな緑に見える岩魚

ずいぶん加工した
 この辺りに残っている岩魚が大きいはずだ。 しかし流れの様子が変わっており、石もなくただ浅い砂場だったり、枝が多い木がかぶさる淵になったりしている。 陽の光も邪魔で、大物は日陰に潜んだままである。 石垣が残り流れは狭く水量もなくなって、もう釣りにはならない。

ヒレが探している橙色に近い岩魚

15cmしかなくても探している色に近い岩魚
 今日の目的の一つである赤いヒレの岩魚は出てこないが、それらしいものは出てくる。 尾びれ、知りびれやむなびれが橙色に見えている岩魚である。 しかし、その岩魚は15cmしかなく、大きくなればきっと赤くなるのだと、元の流れに優しく放す。 赤っぽいヒレの岩魚はこの一匹しか見られない。

腹が歪に見える岩魚

終了する地点に近い流れ
 石垣がしっかりと残る場所まで来て、先の二股を見ながら、せっかく恐怖を乗り越えてやってきたにもかかわらず、不満を覚える釣りである。 まさかこんな所まで釣り人が来ているのかと足跡を見ながら、ここから尾根に向かえないか、もしくは集落へ下る路はないのかときょろきょろする。

木漏れ日の植林を下っていく
 斜面の下りを無事通過し、植物にも目がいき、路に出てほっとする。 木漏れ日の植林を下っていく。  
タグ :岩魚


Posted by tenkara1nen at 18:00Comments(0)小菅川