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2025年07月01日

 いたのは尺だったのか~

 2025年6月28日 棚倉沢で尺岩魚が出てくれたが、数は少なかったし、小菅川本川では山女は一匹も出なかった。

尺岩魚、斑点が小さくてほとんど見えない
 するとモワッと水面が盛り上がって、引っ張り込まれた。 フンと竿を立てると強烈な引き、抵抗が返ってくる。 竿を立てたまま、一段上に上がって引き寄せる。 柔らかい竿は引き寄せるのが難しく、右に左に振り回され、近付いたとしても最後の抵抗と云わんばかりに深場に戻る。 ドキドキしながら長い時間戦う(そう感じた)。

歯が鋭くて危険である
 とうとう網に入れる。 大きな魚体をしげしげと眺めると、岩魚は斑点が小さく見えなくなりつつあり美しい。 計測の結果30cmである。 この岩魚が先日どうしても咥えなかった岩魚だろうか。 岩魚の色が黒かったのだが、この岩魚はどちらかと云うと明るい色なのだ。 まぁ、これでモヤモヤは消え、いつ終了してもいい気持になる。


真っ暗な出合い滝
 山女が釣れなくなったかもしれないと思って、今日は小菅川本川の山女を狙う。 その前に沢の様子も急いで探っておく。 短い時間で可能かどうかわからないが、そんな計画である。 ということで、ずいぶん早い時間に家を出て、小菅川に着いたのは6時である。 今日は土曜日で工事も休みだろうから、やまめ道の前に停める。

小菅川本川で出た岩魚26cm

小菅川にかかる桟橋
 小菅川に下りてまずは棚倉沢の出合い滝まで行く。 真っ暗なうえ、増々砂利が溜まって釣りにならない。 仕方なく本川に戻って、山女を探す。 いい場所はあるものの山女は出ない。 以前桟橋の下に山女を見たので、そこを狙うと山女じゃなく岩魚が一発で出た。 しかも26cmもあるのでビックリである。 山女は出ないのに~

ロープがあって安心である?
 山道で棚倉沢を目指す。 山道はいつもと同じで通過する恐怖はあるものの、工事が始まるころにロープが張られて、随分安心感が増し歩きやすい。 沢に下りてみれば、ちょっとだけ毛鉤を落せるところはあるが、岩魚がいても小さいだろうと通り過ぎる。 少し水があるところでは期待はしたが、反応はない。 いったいどうしたのだろう。

一発目で見えた岩魚22cm

わずかな機会を物にしないと
 流れの筋が元に戻ったところがあり、ここにある石の下は岩魚のいい隠れ家である。 その石を狙う前に落枝の横の流れに毛鉤を落す。 すると黒い影が見えて、毛鉤を追ったような気がしたが、すぐに落枝の下に戻った。 こいつなら咥えると思って、もう一度流すとやっぱり現れて毛鉤を咥えた。 最後は落枝に絡んでも何とか掬った岩魚は、肌が綺麗な22cmである。

フラッシュの尺岩魚

出てきた場所を説明中
 先日どうしても釣れなかった岩魚がいた場所にやってくる。 逃げられてはいけないと、一段低い場所で息を整えながら淵の様子を見る。 水中は全く見えないので、いるのかどうかは分からないので、先日岩魚が隠れた場所を二度狙ってみるが反応はない。 流れ込みからの流れの横、緩んだところに毛鉤を落す。 (冒頭の話) シャッター速度が遅すぎるので心配になり、フラッシュを焚いて撮っておく。

棚倉大滝に滝つぼはない

びしょびしょになりながら
この後は砂利が溜まった場所ばかり、岩魚がいると思った場所にはおらず、出てきても小さなものばかりである。 棚倉大滝は、岩盤が壊れそうな場所があり恐いのだが、今日は滝下まで行く。 しぶきを浴びながら竿を振ったが、滝壺じゃないので岩魚が出てくることはなかった。 時期・時間が合えば、岩魚がいるはずなんだが・・・

水があることさえ分からない、本川の透明度がすごい

本川最後の場所
 戻って、本川を釣り上る。 私の仕掛けは短いので、近付かないと思うところに落とせない。 厚みのある流れに毛鉤を落し、巻き気味の場所にも毛鉤を落すが全く反応がない。 もし山女が出てくれば、水がとっても透明で綺麗なので、山女もさぞ美しいことだろう。 でも堰堤まで出ることはなかった。

 小菅川源流部に山女はいるのだろうか?
  1 単に釣りが下手なだけ
  2 源流部に山女はいない
  3 一カ所に集まっている  
タグ :岩魚


Posted by tenkara1nen at 18:00Comments(0)小菅川

2025年06月30日

 まだ山女を釣られる

 2025年6月27日 山女を求めて一之瀬川本谷を釣った。 思ったほどは出てくれなかったが、大きめの山女が見られたのでよかった。

流れが暗くて、毛鉤もラインも見えない
 昨日釣った流れでは大きめな山女が出て、結構反応もよかったので、今日は山女(あまご)の流れに挑戦する。 例年、そろそろ私の釣り(毛鉤)では山女が咥えなくなる時期なので、釣れるうちに行っておくのである。 場所は作場平からの一之瀬川、前回は藪沢で失敗したが、今日はその出合い辺りまでの調子よかった区間を予定する。

深山幽谷の流れ
 林道展望所からの山々の景色を楽しんで作場平に到着すれば、登山者の車が既に三台、フィットを停めてゆっくりしていると、二台の車が中川方面に飛んでいく。 他人事ながら先に行った車がないことを祈り、釣りを始める。 とてもいい天気なのに、まだまだ流れは暗いのでなるべく明るいところで竿を振る。

小さくて美しい岩魚17cm

こんな流れに岩魚がいる
 山女を狙っているので、流れに毛鉤を乗せているのだが、最初に出てきたのは岩魚である。 最近は流れに岩魚が出てきているので、山女と岩魚の混生行では、どっちが出るか分からない。 少しでも流れが弛んだり曲がったりしていると岩魚が出てくるのである。 この後は小さな山女が出てくるのだが、網を外したとたんに磁石が流れに落ちてしまう。 散々探したが、見つからなかった。 網をどうしようか?

肌がとっても美しい山女23cm

小さいのには逃げられても夫も大きいのを釣る
 小さな山女がいる砂底の流れに毛鉤を落す。 確かに小さな山女が追ってきて、一瞬咥えているようだが、私は反応できない。 ならば、もう少し奥から流してみれば、魚影は見えなかったものの毛鉤の流れが止まったのでピュッと竿を立てる。 バシャバシャッと暴れる山女は、石の下に向かっていく。 キュ~と引っ張り出してみれば、山女は23cmでとても綺麗である。

山女21cm

針生川で外れて、上流側で山女を引き出す
 網はやっぱり背中のポケットに入れておくしかない。 昔に戻ったようで、どうにも釣り難い。 浅く長い流れに毛鉤を落せばチャプっと出るも咥えていない。 二度と出なかったが、その少し上から流すと流れる毛鉤が止まって、合わせばっちりで山女を針掛かりさせる。 ちょっとだけ色付いた山女が21cmでも美しいのだ。

山女20cm

こんな場所でも山女がいる
 山女は18cmを越えると急に大きく見えてくるし、引きの強さも柔らかい竿には心地よい。 なので20cm前後の山女が出ると釣った気になるのである。 石がごろごろしている中に山女がいるかもしれない流れがある。 いないのかぁ と二度毛鉤を落して、最後にもう一度流して毛鉤が止まる。 引きを楽しむ場所じゃないので、すぐに網に入れれば山女は20cmである。

登山道は広く安全
 山女は20cm以上が三匹出て楽しい釣りであった。 ただ、前回よりも少ない数しか出なかったのは、1私の釣りじゃだめ、2山女は少し遡っている、3釣り人が増えた、ということだろうか。 岩魚のように引っ張り込まないアタリは、もう難しいと考えた方がいいかもしれない。 次は岩魚か~ どうしよう  
タグ :山女岩魚


Posted by tenkara1nen at 18:00Comments(0)一之瀬川