2025年03月10日
今日も出ない寒い
2025年3月8日 余りに渓流魚の反応がないので、記念写真ばっかりになった。 要するにボウズ、小菅川源流部で今季三回目のボウズである。

解禁は源流の上流、次は支流に入って、その後源流部の下から釣ったが渓流魚が思わしくない。 今日は赤沢にちょこっとは行ってみようと考えた。 それは、少しでも水量が戻っているように感じたからである。 今年は例年になく渓流魚が出ないので、今日も様子見かと気分は下がっているが、流れの様子は見ておかねばならないのだ。

すると登山口に車があり、駐車することもできず泣く泣く、いや良かったと思ってしまい、もう少し上流へ行く。 まぁまだ雪がたっぷりあるので、もっと安全な場所が良いので、雄滝までを釣ってみようと決めて、遊歩道入口辺りに停める。 家を出る時も寒い(2℃)と感じていたが、当然のことながらここはもっと寒い(-2℃)のである。

寒過ぎてだらだらウェーダを履いていると、さらに奥から軽ワゴン車が下りてきて、私に声をかけてきた。 私を特定し、わざわざ駐車して話し始めた。 知識も経験も豊富な釣り人で、私は釣りに行く機会がなかなか得られない。 この釣り人のような大物を釣りたいと強く思い、やっと流れに下りていく。

昨日同様に雪の上はザクッと足が刺さるように沈むので、滑りそうな斜面でも安定して下っていかれる。 昨日同様に雪が楽しくて、わざわざ雪が厚く残るところを選んで進む。 少しだけ昨日と違うのは、岩盤にツララが下がっていることである。 見た目は美しいのに、北国みたいな氷柱じゃないので写真には撮れない。

全く魚が出ないまま、どんどん進むことになり、あっちで休もう、こっちで休み、茶を飲んで竿を振る。 そんなことをしていると、もっと雪があった方がいいともい始め、いつの間にか釣りより雪を求めてしまっている。 竿は振っているが。

雪はどこが多い、山女は岩魚は、なんて思いながら進めばすぐに雄滝である。 雄滝自体は好きなのだが、写真を残そうとすると手前の斜面が大き過ぎて邪魔なのだ。 展望所からから見える範囲は全て毛鉤を落したが反応はない。 最後は、雄滝の滝壺だけが残る。


右岸側は落ちてくる水が少なく、流木が突き刺さっている。 それでもそこまで見えるので、岩魚が出てくれば一発でわかるのだが、出てこない。 左岸側は殆どすべての水が落ちて来ているが、いつもよりはずいぶん少ないので巻いている場所に毛鉤を落してみる。 みんな徒労に終わるものの、水量が戻った時には参考にできる。

今日も魚は出てこなかった。 ここまで五回も小菅川に来ているが、そのうち三回もがボウズである。 最近記憶にない釣れなさ加減である。 魚はいなくなったのか、水が少なくて石の下に隠れているのか、はたまた私のアームの問題か! 苦悩は続く。









Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│小菅川