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2024年03月24日

 山女は難しいのだ

 2024年3月22日 泉水谷で再び山女を狙う。 咥えているのが分からず、やっぱり私のテンカラでは難しいと分かる。

岩場を登る
 昨日は寒過ぎたので山女が釣れなかったのだと、今日も再び山女を狙って私のテンカラを確認しようと、泉水谷を釣ることにする。 ただ雪の中の釣りでとても疲れて、ついでに怪我もしたので、奥まで行くことはできないと思って、小室川出合い辺りをうろうろするのだ。

大菩薩嶺に続く尾根には残雪が
 泉水谷の気温は-4℃、先行者はバイク1台だが、後ろに付いた車もまた釣り人である。 後にいた釣り人は林道と流れが近づくあたりから釣るようなので良かったが、バイクの釣り人はどこに行ったか全く分からないので、ちょっとだけ心配であった。 寒い中歩いだせば、大菩薩嶺に続く尾根は白く見える。 今日は暖かくなるのだろうか?

もう少し経てば山女がいっぱい出そうな流れ
 流れに下りるのに通行止めの山路は使わず、手前から斜面を下りる。 凍り付いた石や土は、踏むと崩れ滑ってとても危険である。 昨日のことがあるので、とても慎重に降りていく。 ここを下りるのは二度目であるが、山女が期待できる場所なのだ。 もう少し下流側がよかった思いながらも早速竿を振る。

最初の山女、咥えたままじっとしていた

水面には出ず、毛鉤を沈めないといけない
 今にも山女が飛び出しそうな流れでも全く反応がないので、沈み石の脇を沈めて通そうと思う。 何度か流していると、毛鉤が止まっているように感じたので軽く合わせてみる。 するとキュウと引っ張れたので、そこで初めて咥えていたのが分かったのだ。 私には山女の引き、咥えた状態が分からないのである。

勢いよく引き込んだ山女

正面が小室川出合である
 すぐ上で、石に囲まれた緩い巻き返しがあり、夏なら絶対いると思って毛鉤を落す。 二度目だったか、いきなりラインが引き込まれたので驚き、ピュンと竿を立てると山女が水から飛び出した。 18cmで山女としてはよくいる大きさではあるが、寒くて元気がなく反抗が軽いのだろうか。 それとも驚いた私の竿が大きく動いたからだろうか。

毛鉤を咥えても動かない山女

なかなか感じの良い場所がある
 水は少ないようだが、私には丁度良い場所がたくさんあるように見える。 小室川に入っていくと、更にいい感じとなってくるものの、丁度太陽が目の前になり流れが光ってよく見えない。 ここでもやっぱり咥えているのが分からず、回転する流れに留まっていると思たら咥えていたのだ。

山女のあたりが分からない

とっても美しい流れ
 小室川は100mちょっとくらいで終了し、出合いに戻って泉水谷本川に毛鉤を落す。 水がとても澄んでいて、川底まで見える青い流れである。 流れが盛り上がるところで山女が毛鉤に向かうのが見えたのだが、引っ掛かりそうだったので咥える前に引き上げてしまった。 今度こそと思って再度流すが、二度と見えることはなかった。

上が気になる
 山道の橋はすっかりなくなっており、元々どこにあったのかさえ分からない。 流れを渉るにもウェーダを履いていない私には、渉ることも先へ行くこともできないので、出合いまで戻って渡り、山道まで登る。 この流れの状態だと、先へ行っても今度は戻れなくなると思って、旧道を辿って流れに下りる。

引き換えした地点
 旧道の吊り橋も残骸はおろか影も形もなく、コンクリートの土台だけが残る。 もう先は二カ所しかないのだが、光の入ってくる流れはとても美しい。 のんびりと丹念に毛鉤を落しても少しの時間である。 斜面をちょっとだけ登って先を見れば、谷は狭まり流れは直線的で陸を歩くことはできそうにない。

透明度が高く色よい流れ

先へ行くのをやめた場所
 この先どうしようかと考えながら林道まで山道で登る。 奥へ行くには時間がないので、駐車場近くで竿を振るのはどうだろうか。 昔は大物がいたというのだから、試す価値はある。 そう決めて、1.6kmを下っていく。 駐車場が近づくにつれ心が揺れ、とうとう流れが見えると心変わりする。 もう帰ろう!

少し上から上流を確認
 山女はいる。 水面には出てこず底近くにいる。 咥えていることが分からない。 寒過ぎる。 テンカラでは難しく、決して私の技術が劣っているわけじゃない、と思いたい。 思いたいじゃなくて、きっとそうに違いないのだ。 ここからが課題で、今年流れを見ていない場所の内、次はどこにしようか?

釣りの終了地点




タグ :山女泉水谷

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