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2024年04月29日

 まだまだ小さい山女

 2024年4月25日 泉水谷を4kmほど歩いて釣った。 大きなものは出なかったが、とてもいい気分の釣りであった。

腰が曲がっていないのか!林道を歩く
 山に行かなかった三日間は精神的にとても疲れたが、体力は温存できたと思うので、ちょっとの距離なら歩かれるのじゃないかと思って、泉水谷を4kmほど歩く計画とする。 真っ直ぐ谷を釣るか、沢を釣るかは、その時の状況次第で決める。 緩い考えで、二時間以上もかけて泉水谷に到着する。

山桜、青空に映える

疲れた足で急坂を上がって、そろそろ
 三台の車があっても、なぜだか一台が戻っていった。 椅子を出して辺りの若葉を見ながら一服する。 いい季節になって、光も眩しい流れで山女と遊ぶのを楽しみに歩き出す。 林道に光はなくとも、山には朝陽が当たり気持ちよい歩きである。 目で見えるように写せないのが不満ではあるが、4kmくらい歩く予定なので、そのうち光も当たる。

山女に見えるが、実はあまご

大黒茂出合い
 3kpを超えると、もう駄目だ、いやもう少し、そんな葛藤の中やっと大黒茂向の標柱が見えた。 途中で流れに下りなかったことは褒められることだと一休みして、大黒茂出合い下の淵に下りていく。 陽の当たる滝で二は魚影がたくさんあるが決して咥えないので、大黒茂谷側にちょっとだけ竿を出せば、あまごと山女が出てきた。 これで、どちらへ行こうかと悩む。

山女も小さい

大黒茂出合い近くの滝
 このまま大黒茂谷を進めば、あまごを狙うことになり、あまごの獰猛さは私の釣りに合っている。 ただ、疲れた葦で濡れた石や岩盤を進むのは、少し厳しく危ないと思う。 本谷を進めば石は小さくなり、高低差も少ない。 随分悩んでしまって、結局本谷をいくことにする。

私の毛鉤を咥えてくれるのはこの大きさ(18cm)の山女だけ

だんだん緑になっていく谷
 泉水谷の流れは明るく、平たい場所がたくさんあってそこかしこに山女がいそうである。 林道は横を走っているので、すぐに上がれるのはいいのだが、景色にガードレールが見えるのは難点である。 そこに先週も見た赤い電動アシスト自転車が登っていく。 戻りで出合った時に聞けば5kp辺りから釣ったという。 難なく5kmまで行かれるとは、なんと羨ましい。 (言わなかったが)

小さな岩魚が釣れた

魚影はあっても釣れない流れ
 平たい流れの渕尻から攻めても何の反応もないので、一歩踏み出すと山女が走る。 また、渕尻全部を検索して、見えた山女を狙って咥えても、しっかり咥えてくれないので尽く外れてしまう。 山女は口が尖っていて針をちょっと咥えるだけ、その上小さいのでほんの少ししか毛鉤を咥えないのだ。 難しいが水面に出てくるのは、とても興奮し楽しい。

背中の模様もひれも美しい山女

左右も真ん中にもいて、外されながら一匹だけ出る
 山女は少なくとも18cm位はないといけない。 確かに咥えてくれる山女は17~19cmであり、これ以下の山女はチャプチャブ出てきても咥えないのだ。 一度チャプッと出る山女をしつこく狙って見たが、最後は見えるのに反応しなくなった。 チャプッと出た山女と、見えている山女は違ってかもしれないが、きっと大きさは同じくらいだろう。

色が違う山女

陸を進めば大木が待ち受ける
 山女は全体的に小さいので、先週もそうだと思ったが、大きいものを狙うにはもう少し時が必要である。 それでもここへきているのは、先週25cmの岩魚が出たからで、今日も岩魚が出るかもしれないと考えたからである。 強い巻き返しに毛鉤を巻き込ませれば、確かに岩魚は出てくるが、山女よりも小さい。 明るい場所にも静かに潜んでいられる暗い場所があるのだ。

赤みがかった山女

釣りの終了地点で粘る
 楽しいけれども釣れないことがだんだん嫌になってきて、少し早いが昼食休憩とする。 もう少し奥へ行かねばならないのかと考え、これなら別の流れが良かったと悔やみ、晴天の河原に座り込んで持ってきた即席珈琲を飲む。 しかしこれ以上奥へ行くのは難しく、大きな石を乗り越える釣りも難しい。 そんなことを考えているうちに竿を振る意欲がなくなり、釣りの終了を決める。

肉眼ではよく見えたのだが

大きな山女は小さいのを追い払う

日向の淀みに定位する
 林道を下りながら、流れにいる山女を探す。 今日釣れた山女よりも大きな山女はいないのだろうかと思っているからで、実際あちらこちらで魚影は見えるのだが、さして大きなものはない。 やっぱり時が必要かな~ 釣られずに逃げまくれよ~




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