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2022年11月28日

 山神と狩場山

 2022年11月27日 小菅村の牛ノ寝通りに上がり本当の狩場山と山の神を探した。

狩場沢を登る尾根
 今日は今まで登ったと思っていた牛ノ寝通りの狩場山が、どうも違うらしいことが分かり、本当の狩場山を探すのである。 そして山神、かつて十一面観音が神体だったところを見てみたいのである。 時間が許せば牛ノ寝通りをカヤノ、榧の尾山まで歩きたい。

小菅村白糸の滝駐車場
 素晴らしい天気の小菅村白糸の滝駐車場に到着すると、林道は通行止めで、車はここに溜まっていた。 この時期だから、溜まっていると云ってもたったの二台ではあるが、白糸の滝や雄滝を観られないのだから珍しいのだ。 陽だまりで靴を履きながら、これから登る牛ノ寝通りを見れば、全部日陰になって寒そうである。

小菅川を渡る
 先ずは谷に下りて小菅川を渡る。 今年の渓流釣りでは来なかった場所なので、河原の様子を見渡すと、昨年の流れとは筋が変わっている。 砂利が溜まる広い河原なので、常に流れの筋が変わるのである。 十年ほど前にあった橋は今の橋の反対側の岸に横たわる。 そこには淵があって、山女がたくさんいたことを思い出す。

平山沢を渡る
 暗い中、すぐに平山沢を渡る。 橋が真新しいものになっていたことを考えれば、路が整備されているだろうことが窺える。 安心して路を登り、出合いの滝を眺めれば、急登が始まる。 尾根を九十九折で登るのはきつい。 高さは稼げても、直線距離は全く稼げないからである。

1935年発行の「奥多摩」付図より

下に小菅川が見える斜面をジグザグに登る

やっと陽の当たる場所まで登る
 もういいよ、と思う辺りから狩場沢に下っていく。 東京市水道水源林地図の1918年版には「シンナシ」と書かれ分岐する狩場沢は見えない。 1930年版には「平山沢」と書かれているものの、やっぱり狩場沢は見えない。 しかし、1925年の「奥多摩」にはしっかり「狩場沢」は記載されている。 このころから路ができて、名前が付けられたのかもしれない。

牛ノ寝通りに到達、巡視路の標
 牛ノ寝通りに立った。 そこには登ってきた路に向かって巡視路の錆びた標がある。 新しい標には、以前はあった狩場沢への路の案内はない。 危険な路なので、人気の路(牛ノ寝通り)をゆく登山者に使われる不安を解消したのであろう。

狩場山頂
 路を少し東へ行けば、尾根から外れていくところがあり、そこから見て一番高いところが狩場山である。 路は見えないが尾根と思われるところを少し歩けば、なんとなく山頂標のようなものが見える。 山頂はなだらかで広い。

飛竜山

雲取山
 木々に覆われているのですっきりした展望はないが、隙間からは北に飛竜山や雲取山、南に雁ヶ腹摺山などが見える。

雁ヶ腹摺山

牛ノ寝通りは素晴らしいのに、山神は見当たらない
 甲斐国志大菩薩坂の項に
 峠より東へ下ること壱里半にして狩場山神に至る小祠あり神体十一面観音の銅像なり相伝う弘安中長根の山上より掘出す所なり
とある。 この狩場山神を見なくてはいけない。 最初は牛ノ寝通りの路の横にあるものだと思って、狩場山から棚倉方面に歩いたが、急激に下ったので、違うと思って戻る。 それでも山神は見つからない。 どこに祀られているのだろうか。

狩場山神

山神の旧社
 土室川に突き出す尾根を見ていると、人工の石が見えた。 山神に違いないと近付いていくと、石の祠である。 随分白くて新しく見えたのは、平成四年に藤木さんが設置(奉献)したからだろう。 すぐ傍には崩れた祠と思えるものもあった。 老朽か災害か、いずれにしても放っておくことはなかったのである。 この辺りは藤木善兵衛さんからずっと藤木さんが護ってきたのかもしれない。 

何の木の実?
 戻りはカヤノ、榧の尾山まで行こうと思ってが、昼を回っているので諦める。 平山沢の左岸の尾根を下ってみることにした。 これが大失敗で、言い訳をすれば疲れていたので、一本手前の尾根を下ったのである。 いつまでたっても作業道に出合わず、目の前を獣が横切り恐くなり、さらに尾根は急になってくる。 結局登ってきた狩場沢へ下った。 失敗!

<おまけ>
ヤマネって知ってる?
 林道工事の内容表示の中に「ヤマネ」のことが書かれていた。 奥多摩の工事のときには、このヤマネのことが書かれているのだが、未だに見たことがない。 一度は見てみたいと思っているのだが・・・





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この記事へのコメント
<span style="color: rgb(68, 68, 68); font-family: "Hiragino Kaku Gothic Pro", Verdana, sans-serif; font-size: 14.04px; background-color: rgb(255, 255, 255);">八ヶ岳夏沢峠の「</span><strong style="margin: 0px; padding: 0px; border: 0px; outline: 0px; font-size: 14.04px; vertical-align: baseline; background: rgb(255, 255, 255); color: rgb(68, 68, 68); font-family: "Hiragino Kaku Gothic Pro", Verdana, sans-serif;">山びこ荘</strong><span style="color: rgb(68, 68, 68); font-family: "Hiragino Kaku Gothic Pro", Verdana, sans-serif; font-size: 14.04px; background-color: rgb(255, 255, 255);">」で宿泊されますとヤマネ・モモンガ・ヒメネズミ・稀にリスなど見れます…</span>


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Posted by 杉山昌典 at 2022年11月29日 10:06
杉山昌典さん 情報ありがとう
文章が飾られているようなので、文字だけ抜きました。
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八ヶ岳夏沢峠の山びこ荘で宿泊されますとヤマネ・モモンガ・ヒメネズミ・稀にリスなど見れます…
山びこ荘は窓越しの餌台や室内の棚に現れるヤマネやモモンガを観察できて(≧▽≦)とても良かったです(☆▽☆)
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山びこ荘ですか、いいところのようですね!
八ヶ岳も魅力的ですね~ 山に泊まって動物に出合う いいですね~
行きたいのは山々なんですが、心身と先立つものの問題でなかなか

暇なときには、またお立ち寄りいただき、情報を頂ければ幸いです。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2022年11月29日 16:23
 
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