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2018年01月15日

 素晴らしい展望の鷹ノ巣山

 2018年1月13日 この冬の計画に入っていた鷹ノ巣山にやっと登ってきた。

なんと大きな山頂標識だろうか、とってもいい天気
 六時過ぎ車に乗った。 この冬最強の冷気が入り込んでいるということで、今日こそ凍える寒さである。 車のスイッチが入ってすぐに警報音が鳴り響き、道に出るころには氷点下2℃を表示していた。 我慢できずに空調を入れる。 ガソリンの減りは早くなるのであるが、今日は仕方がない。 とにかく寒い!

下の方に白く見えるのが愛車フィット
 今日登る山は、10月から策を練っていた鷹ノ巣山である。 何故策かというと、長い道程は難しい、短い道程は死人が出るほど険しい、さらに車に戻らなければならない、こんなことを考えて道を選んでいたのだ。 ということで、峰谷の奥の「奥」という集落から登ることにした。

朝の奥集落、日は昇っているが集落は暗い
 できるだけ近くまでと思って、いざ進んでいくと、「奥」の舗装道路が切れたところで、とんでもない凸凹道となった。 ついにフィットが泣き出したのだが、幸いにしてすぐ登山道に到着したので良かった。 少し広い場所に車を停めて、まだ薄暗い中に出て、奥集落を眺める。 身震いするのは当たり前の、氷点下7℃の奥集落である。

最初はこんな路を登って行く
 素早く靴を履く。 やっぱり寒いので、冬の釣りでも張ったことのない使い捨てカイロを、この日お試しで2枚張り付ける。 準備万端、ゆっくりと登山道へ入っていく。 最初は厳しい路だが、すぐに緩やかな上りになり、朝陽も差し込む。 下から音が聞こえるので、下ばかり見ながら進んでいると、ガサッと音がした。

浅間神社の二番目の鳥居
 驚いて音の方を見ると、なんと真横に猿がいたのである。 まったく気が付かなかったのであるが、辺りを見回すとたくさんの猿がいた。 うぉ~ 勿論十分観察して、再び歩きはじめると、尾根に取り付き、鳥居が見えた。 社名は見えないものの、浅間神社であろう。 ここからは尾根の路になっていく。

ここで最初のお詣りをする
 鳥居を二つくぐって、社に着く。 無事安全を祈願して、脇を抜けていくと、再び社が現われた。 奥社にしては近過ぎるが、初めての山なので念入りに祈願する。 路に戻って登り続ける。 道はだんだんと尾根を巻きながら登るようになるが、踏み跡が真っ直ぐに見えるのは、挑戦的な登山者が多いということか。 私は、しっかりと路を行く。

真上に来たカケスだったが・・・

明るく気持ちの良い尾根道
 路が安定してくるとカケスの集団が現われたが、暗くて写真にはならない。 アカゲラも現れたが、遠すぎるし、すぐに逃げられる。 いい感じの山歩きである。 そんないい気分の歩きに邪魔が入る。 モノレールが現われ、シイタケ栽培らしき場所が現われたのだ。 日当たりの良いところでシイタケ栽培? それで黒い布をかけている? なんだか面白くない。

冬枯れの木々の隙間から富士山が見える
 稜線が近づいてきた。 振り返ると冬枯れの木々の間から富士山が見えていた。 今日は素晴らしくいい天気なのである。 路は平坦となり、今度は下っていく。 稜線の鞍部に辿り着きたいのに、一旦下るとは、最後の登りが心配になる。 実際は、大したことはなく、私としても楽勝の登りであった。

鷹ノ巣山避難小屋はとても立派である

居心地良さそうな避難小屋の中
 二時間もかけて鷹ノ巣山避難小屋に到着する。 小屋がとても綺麗だったので、一応中を覗いてみる。 中も綺麗で、とても居心地が良さそうである。 しかし冬は、特にこの日は10時の室内でも氷点下6℃を指していたので、私が寝ることのできる環境ではない。 外にある綺麗なトイレを借りて、稜線に立つ。

鷹ノ巣山への登山道、防火帯を兼ねているようだ

南アルプスが見えている、見えませんかね~
 登山道のある稜線上は広く、防火帯のように見える。 振り返ると南アルプスの白い稜線が見えている。 とてもいい天気なのである。 しかしながら、ここまでと違って風が気になる。 広場のテーブルにいるだけで、肌を刺すような冷たさは、せっかくの使い捨てカイロも役に立たない。 耳を覆うように帽子を被り直す。

山頂手間でも、この景色!
 結構急な坂をはぁはぁと息を切らして上っていくと、坂は緩やかになった。 そして、そこからは富士山がはっきり、すっきり見えていた。 「これですよ、これなんですよ」 疲れが吹き飛ぶ瞬間である。 でも後一登りしなければならないので、わずかな観賞時間で先へ進む。 稜線上に野鳥が多かったこともあり、山頂へはちょっとだけ時間が必要だった。

大きさが分からないが、とても立派な鷹ノ巣山標識

左が大菩薩嶺、真ん中から右が南アルプス

真ん中が大岳さん、左が御岳山で右の切れていのが御前山
 山頂からの景色は素晴らしいと聞いていたが、噂に違わぬ天望である。 視界は南に向かって180度はありそうで、その中心には富士山がある。 視界の右端に雪をいただく南アルプス、丹沢の山々は富士山の左、近くには大菩薩嶺から続く稜線が見え、小菅村や丹波山村の山々、奥多摩三山が間近に見える。 特に、大岳山は見たことのない姿、山頂のとんがりと両脇の平坦さが強調されていた。 いい景色である。
真ん中が大菩薩連嶺、右は南アルプス、左は云うまでもなく

山頂からの富士山で、最も気に入っている写真
 標準時間よりもずいぶん遅く、三時間以上もかけて登ってきたので、ここで昼飯と決める。 風は時折強く吹き、富士山を正面に休むのは難しいので、北側斜面に陣取って準備する。 気のせいか、ストーブの力が弱いような気もしたのは、風と寒さのせいかもしれない。 やっとできた鴨南蛮は、すぐに冷めて、思ったほど美味しくない。 きっと富士山を見ていないからに違いない。 下りるのが忍びなく、40分以上山頂にいた。

これは日光白根山だろうか?誰か教えて~

南アルプスのアップ
 さて下りであるが、なるべく風を避けられる路を想像する。 六ツ石山方向に下って、鷹ノ巣山の巻き道で奥集落を目指すのがよい。 雨が降ったらどろどろになりそうな路を下っていく。 これまで登りで一人、山頂で二人にしか出会っていない。 この時期は人が少ないのかと思っていると、今から登ってくる二人に出会った。 もしかすると、これから増えるのかもしれない。

真ん中辺りが巻道の分岐

鷹ノ巣山巻道の風景
 鞍部に下りてくると道標が見えた。 ここは縦走路と巻き道、そして奥多摩湖への道が交差するところである。 標に多少不安を感じたが、すぐ下にもうひとつ標があり、安堵で巻き道に進んでいく。 ここには野鳥がたくさんいたのだが、アカゲラが写せなかったことが非常に残念である。 追いかける広さも平坦さもない路なのである。

尾根に道はないが、転がりながら下る
 路はわずかに下り続けているので、非常に楽な歩きである。 朝登ってきた奥集落の尾根を巻こうとすると、尾根上にわずかな踏み跡を見つけてしまった。 ここから真っ直ぐ下れば、相当に近道に違いないと、意を決して下っていく。 踏み跡のようで、踏み跡ではないところを、一気に、転げるように下りていくと、朝目星をつけていた合流地点に下りてきた。

これが尾根を巻くしっかりした道
 朝と同じ路を下っていく。 猿がいた地点を通過し、フィットが見えそうになると、辺りが騒がしくなった。 野鳥がいるのかもしれないと思い立ち止まると、またもや猿であった。 朝と同じ群れに違いないと、ちょっとだけ観察して、車道に降り立った。 すぐに戦闘モードを解除し、車のスイッチを入れると、気温は1℃であった。




タグ :鷹ノ巣山

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この記事へのコメント
はじめまして
鷹ノ巣山を奥から登られるとは、思いつきもしませんでしたが、いいルートですね!
2016年からテンカラ装備を整え今だ出撃できてませんが、ブログ大変参考になります。
近いうち山か川でお会いできたらうれしいです
突然のコメント失礼いたしました。
Posted by kazutaro24kazutaro24 at 2018年01月16日 11:48
書き込みありがとう、kazutaro24さん

テンカラ仕掛けを持って山をぷらぷらするのは楽しいものです。
せっかくお持ちであれば、一度行ってみるべきでしょう。
山女が、岩魚が出たときには、風景が変わるかもしれませんよ。
無愛想な顔ですが、どこかでお会いすることがあればよろしく。

そうそう
山も釣りも、あまり真剣にならず、ファミリーキャンプの一環がいいと思いますよ。
そして子供には、1.釣り、2.キャンプ、そして3.野球を教えましょう。
最後に、私のブログもコメントも、いい加減な部分が多くありますから、注意しましょうね!

お暇なときには、またお立ち寄りください。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2018年01月16日 20:16
 
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素晴らしい展望の鷹ノ巣山
    コメント(2)