2013年11月09日
紅葉を探して
釣りの後、紅葉を探して車を走らせた。 11月3日のことです。 ○○フェアの説明,コマーシャル要員として一日中立ちっぱなしであった。 二日目は朝だけ参加して、その後は通常業務で散々な目にあった。 足の裏が痛くて痛くて、腰も痛いし、心も折れている。 酒を飲みすぎて、やっと家まで戻ってきた。 一夜明けても、まだ足は痛い。 そして昨日の酒も残っていて、今日はどこへも行けない。

紅葉の季節なので、思わしくない釣りは昼過ぎまでで切り上げて、峠越えの下道で、色を探しながら車を走らせた。
私の進む道は、どこかへ行くための通り道ではなく、目指さないと通らない道ので、車は少ないはずなのだ。 そんな峠へ車を走らせます。 この日の天候がほぼ曇り、時々晴れ間が見える、そんな天気でした。

まずは奈良子の集落の中を車で散策する。 わずかな広場ではゲートボールが行われており、回りには色付いた木々が並ぶ。 集落の年配者がみんな集まっているのではないかと思われるほどの人で、皆非常に楽しそうでした。 こんな景色の中で運動し、飯を食ったら気持ちが良いことでしょう。 外から見ると、いつもうらやましい。

車の少ない、バイクも少ない大月からの道は、道幅もあって気持ちが良い。 峠を越える道には長いトンネルが造られており、もうすぐ通行も可能になるでしょう。 私の行く峠道も、そのうち誰も通らなくなり、さらに車が少なくなるでしょう。 その道沿いにはダムもあり、谷の紅葉を見るには絶好の場所です。

ただ赤い紅葉が少ないのが残念ですが、色とりどりの山肌や集落の景色は美しい。 日が差した時は特に良い。 山肌の色、ダム湖に写る紅葉、道路わきの木々、どれをとっても光が当たると綺麗だ。 カメラ設定をいろいろ変えながら、いい色に写ることを祈りながらシャッターを押す。 神頼みのシャッターです。

広い道から細い道に入ると速度は出せない。 車は離合するのも難しい車幅だし、急斜面を縫うように走るので道を外したら終わりなのです。 ゆっくりと紅葉を探しながら、写真を撮りながら、右へ左へカーブを切りながら坂を上る。 峠では富士山は見えるだろうか。 紅葉は進んでいるだろうか。

峠の前にやっと色付く林に隙間ができ、富士山の頭が見えました。 面白い雲のかかった富士山でしたが、全貌がもう少し見えないと、富士山らしくありませんね。 止まった景色を写すときは大体1~2枚写します。 昔の銀塩フィルムじゃないので、何枚撮っても金銭的な実害は全くないのに、ついつい1~2枚で終ります。 それを後で見て、「あ~あの時もっと写しておけば良かった」なんて後悔するのです。

峠には真っ赤なモミジがありました。 いつもの色より黒いような気もしますが、おそらく光の加減なのでしょう。 ここから奈良倉山へ向かえば、富士山も一望できるので、45分ほどの山道へ入りました。 入ってすぐの林に目がいきます。 薄く疎らな黄色の葉っぱが続き、気持ちも清清しい景色に見えます。

林の中には赤いモミジが一本ありました。 人もあまりいない林の中を、「こっちからかかな~、い~やっこちが好いかも」、と動き回ります。 先へ進んでいきますが、ちょっとだけ坂道になると、また足が動きません。 「もう少し、もう少し歩くぞ!」 しかし、数分後には諦めてしまいました。 富士山の姿は見ずじまいで、引き返したのです。

峠なので、後は下っていくだけです。 小菅村の楓の紅葉はもう少し経つと真っ赤な見頃になるでしょう。 桜は終っているようです。 季節の移り変わりを間近にかに感じられる場所はすばらしい。 こんなところに住みたい、なんて感傷的にもなります。 歳ですね~ 疲れていますね~

もっと光があると綺麗なんですが、カメラのモードや設定できれいに撮るのは、素人には難しいのですね。 小菅の湯では何か秋祭りのような催し物をやっていました。 時間が遅かったせいでしょう、いつもの山女の塩焼きしか残っていませんでした。 小菅を抜けて、奥多摩湖、奥多摩周遊道路に入って、山のふるさと村に入ります。 ここでも「秋祭り」をやっていましたが、やっぱり時間が遅かったので、祭りの食べ物はありません。 残念です。

しかし紅葉は綺麗でした。 おそらくモミジの種類が違うのでしょう、落ちてしまったモミジ、真っ赤に色付いたモミジ、上だけ赤く染まったまだ青いモミジ、モミジの木によって色付きが全く違っていました。 一番いい色だったのは、みんなが訪れる駐車場だったのが、秋祭りとあわせて幸いしたのでしょう。 駐車場はいっぱいでした。

奥多摩周遊道路に戻り展望の良い月夜見駐車場に向かいます。 周遊道路では事故にあっただろう猿を実が、この話は先にしているので省きますが、この道は車にも、バイクにも、獣にも気をつけなければなりません。

駐車場からの展望は霞がかかり、山々のグラデーションがテレビで見るような景色でした。 紅葉はだいぶ進んでいましたが、楓の赤はもう少し時間が必要な色でした。 しかし、奥多摩町と桧原村の行政界を越えると、色は変わり始めて、都民の森のすぐ下では楓は赤くなっていました。 これは、南斜面と北斜面、東の斜面と西の斜面の違いなのでしょう。 いい色です。

紅葉(自然)は天気と時期・時間でまるで変わります。 もう一つ、そこに「幸運」が重ならないと、一般人はいい景色は見られません。

私の進む道は、どこかへ行くための通り道ではなく、目指さないと通らない道ので、車は少ないはずなのだ。 そんな峠へ車を走らせます。 この日の天候がほぼ曇り、時々晴れ間が見える、そんな天気でした。













Posted by tenkara1nen at 17:00│Comments(0)
│観光・ドライブ