2024年06月30日
黒く美しい岩魚が出る
2024年6月24日 行こうと思ったところに行かれず、雄滝を観に行ってしまう。 とっても黒くて色もよい岩魚が出て、楽しかったのだが・・・
小菅川本川に狩場の巡視路から入って釣ることを決める。 ここは先日出合った釣り人が20cmを越える山女が出たと云っていた場所である。 ならば私も小菅の山女を見ようと思ったことと、このところの水量で出合い近くの低い滝がどうなっているか見たいこともある。 しかし、路肩には車があって、仕方なく雄滝へ向かう。
仕方なくと云ったのは、この流れは大好きな景色・流れなのであるが、いい思い出があまりないし、山女がいる流れなのに最近は出たことがないからだ。 山道から釣り人の路を使って流れに下りる。 水量は丁度いいくらいで、静かな水面も見えている。 これは釣れるに違いないと、新しい仕掛けを竿に付ける。
新しい仕掛けは竿との接合に料理用のタコ糸を使ったのだが、これが想像したよりも重くて、竿のバランスが崩れてしまい振り難い。 急きょナイロンで結び直して振り始める。 うんうん これで元のように降りやすくなった。 しかし、急いで作ったせいなのか、何回か振り込んだ後ラインが流れに力なく落ちていくのが見えた。 一匹も釣らずになくなった。
流れからは以下にも山女が出てきそうなのだが、何の反応もない。 まさか咥えているのが私に分からないのか、と思えるほど全く反応がない。 それでも岩魚よりも山女の流れに毛鉤を落す。 流れ込みが合わさって少し深くなっているところで、やっとグッと咥えたのは21cmのいい色の岩魚である。
やっぱり岩魚しかいないのだと、岩魚の場所を探すことも忘れない。 勢いのある流れの横に、これまた強い巻いた流れがある。 この速さでは岩魚も待っておられないだろうと思ったが、白泡が全くないので毛鉤を落してみる。 クッと反応があったので岩魚が待っていると考えて、数回毛鉤を落すと咥えた。 強い流れにいるからか力強い姿の岩魚20cmである。
隠れる場所はたくさんあるのに、山女どころか岩魚も出ない。 石の下を狙うのに絶好の場所がある。 近くに毛鉤を落として、石の下にゆっくり流れていくようにする。 毛鉤が隠れた途端に動かなくなったので、私が反応すると気持ちよい引きで岩魚は応える。 見た目真っ黒であったが、写真を撮っているうちに次第に色が見えてきた岩魚は23cmである。 いいね~ いいよ~
雄滝が見えると終了もみえてくる。 滝つぼから日向沢出合いまでは、以前大物が出たことがあるが、最近では振り込む場所がなくて困っている。 ササッと進んで滝つぼに大物の望みをかける。 落ちる水が多すぎて風が強い。 毛鉤を飛ばすのも困り、もし毛鉤がいい場所に落ちても、風圧で毛鉤はすぐに岸に戻ってくる。 終了である。
Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│小菅川