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2022年08月24日

 浅すぎる流れの岩魚

 2022年8月19日 もう一度一之瀬川の上流へ行った。 やっぱり目的の場所は諦めてしまい、隣のの流れで釣った。 流れは更に埋まっていて、やっぱり釣りにならない流れであった。

苔が綺麗だったはず・・・
 お盆の釣りは休んで諸々家族のために・・・ 実は顔の腫れが引くのを待ち、両ひざの傷みがなくなるのを待っていただけとも云われる。 理由はともかく、お盆前に釣りに行かれなかった一之瀬川の上流へ行くのだ。 今日はいい天気なので釣りも調子いいに決まっている。

黒川鶏冠山方面
 実にいい天気である。 奥多摩から山梨に入ってからは、更に青空が引き立ってきた。 途中に見える山がとても美しく、いつものところで車をちょっとだけ停める。 黒川鶏冠山方面である。 さらに林道を走ると、木々の隙間から見える山並みにも目がいき、再び車を停める。 距離感が分からないので、飛竜かもしれないと思ったのだ。 しかしよく見ると、そんなに遠くないようなので岩岳かもしれない。

岩岳
 目的地に近付くと、ちらっと車が見え、どうしようかと考えるしかなかった。 ここへこようと、ここで釣りをしようと、お盆前に二度もやってきては諦めたのである。 今日三度目はどうしようか、ずいぶん悩んだ挙句、取りあえず隣の渓に向かい車がなければそのまま釣り、車があれば戻ってこようと考えた。 幸いにして、あるいは不幸にして、車はなかったので、目的の沢の隣で釣ることにした。

長い滑の一番下にいた岩魚

流れ伝いには通過できない
 流れはこれまでにない砂に覆われて、なかなか毛鉤の落としどころはない。 それでも反応はある。 石から出てきた岩魚は外してしまう。 姿が見えて反転したのに咥えていない。 流れから追ってきたのに咥えずに戻ってしまう。 定位しているのにどうしても浮いてこない岩魚がいたりする。 挙げ句、ゆっくり引き上げた毛鉤に10cmにも満たない岩魚が付いていたした。

石に囲まれた流れにいた岩魚、結構美しい

釣れた場所を指さす私
 二股を左に向かう。 ここは高低差がなく土も多いので、非常に歩きやすく緑も綺麗な広い沢なのだ。 ただ、流れはその一部でしかなく、狭く手浅い。 水は伏流している方が多いのである。 笹も多いので、テンカラ竿を振るのには困る。 真っ直ぐ振らないとまず笹に引っかかってしまうのだ。 樹木も迫っているので、小さくくるっと回しながら竿を振る。

狭いが深い淵の巻き返しでやっと出た岩魚

滑るCS滝を注意して上る
 長く続く滑にぶつかり、樹木とともにがけが崩れている。 数年前に崩れたもので、その一番下に大きな石があり、そのため小さな淵が形成されている。 ここには岩魚が絶対にいるのだ。 この辺りでずっといられる場所はここしかないからで、今までもまず毛鉤を咥えてくれていた。 一番奥に何度か振り込んだ時、ジャボッと音がするくらい水面に出てきたのである。

尾びれ美しかった岩魚

終了ポーズ
 一旦二股まで戻って、今度は右の沢を進む。 こっちはもっと笹が多くて、歩くことさえ面倒で、ほとんど竿は振らずに進む。 期待していた浅い場所では外れてしまい肩を落とす。 CS滝までにあるもう一つの淵にやってくると、最初の毛鉤で底から岩魚が現われたが咥えていなかった。 こいつを狙おうと、散々毛鉤を叩き落として、10回目(数えていない)くらいでやっと咥えさせた。 大きくはないが、色は良い。

浅いところにいた岩魚

二つの渓をつなぐ巡視路に乗る
 滑るCS滝を慎重に登って、いよいよ滑の流れが続くところとなり、釣り場は無くなる。 巡視路の桟橋を越えるとさらに無くなり、終了をささやかれる。 一か所だけ岩魚はいたが、どこも釣りの雰囲気ではないので滑を歩くだけである。 まったく竿を振る雰囲気ではないので、終了する。 実はずいぶん上(標高1,500m近く)まで登ったところでの終了だった。

登山用の道標がぼろぼろに・・・熊か!?
 戻りには途中から崩れた巡視路を使う。 巡視路が登山道にぶつかるところが馬止であるが、ここ道標がバリバリに割れて、ささくれ立っていた。 今まで綺麗だったのに、いつこうなったのだろうか。 そして、こんなことができるのは人間以外は熊しかない。 そう思うと辺りをつい見てしまう。 記念撮影して下っていく。



タグ :岩魚

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