2022年07月09日
相手にならない山女
2022年7月2日 山女は相手してくれない。 そして土砂降り、途中退散、釣り人がいない泉水谷だったのに・・・

相変わらず国道411が通行止めで、多摩川水系の奥に行くには峠越えが必要になる。 車なので自由なのだが、どうしても峠越えが躊躇させる。 それは、グウゥウォ~ンと唸るフィットがエコ運転を台無しにするからである。 でも泉水谷に山女を求めるために、今年二度目の峠越えで目指すことにした。

到着時間は六時半なので早くないにもかかわらず、車一台、バイク一台しかない。 いつもの漁協監視員に年券を見せたうえで情報を取る。 車の二人はBBQ&釣りで丹波川本川側に下りているし、バイクは大型カメラを持った野鳥観察者だという。 そんなことを話していると、また一台車がやってきたが、彼らは沢登りであった。 泉水谷に釣り人がいないなんて、あり得ない状況にほくそ笑む。


ニコニコと林道を歩いていると、しゃがんでいる人に出会った。 SONYの大型レンズを付けたカメラを持っていたのは、バイクでやってきた人であった。 話を聞くと、野鳥はいるけれども姿が見えないと嘆く。 しかし、その先にはゴジュウカラがたくさんいたのである。 彼も小室川向まで歩けば見られたはずなのに、少し我慢が足りなかったようだ。 それにしても羨ましいカメラである。


ホウロク沢出合いの先から入渓する。 先ずは流れが石にぶつかる流れを攻めると、ふぅっと山女が浮いてきて毛鉤を咥えそうになった。 二度と同じところから出ないので、脇の緩い巻き返しに毛鉤を落す。 絶対いると何度も何度も毛鉤をたたき込む。 本当に強く叩くように毛鉤を落していると、はっきりと浮いてきて毛鉤を咥えた。 やっぱり山女じゃなく岩魚である。 山女は難しいのだ。


水量があるので淵は美しいところが多い。 その上その淵では山女が見えるのである。 これが岩魚であれば絶対咥えるのだが、山女は私の毛鉤に関心が薄い。 特に毛鉤の引き上げがちょっとでも早いと、もう絶対に咥えないのだ。 誘ったりするとさらに逃げる速度上がるのだが、暫くすると戻ってくる。 これは一つの淵じゃなく、どの淵ででも起こったことなのである。 随分なめられたものである。


見えている山女が相手をしてくれないので、流れの中を探ったりする。 すると小さな山女が咥えてくれた。 見えている山女が五回も釣れなかった後のことで、非常に喜ばしいことであったが、単純に喜べないのは山女が15cmであったからである。 この後滝があり、以前登った時よりも厳しく見えた。 足掛かりの少ないツルツルの滝横を決死の覚悟で登る。(大袈裟!)


山女は相変わらず釣れないが、岩魚を狙えば少しは出てくる。 しかもだんだん大きくなるような雰囲気で、これなら岩魚を狙った方がいいかもしれないと思い始める。 見える山女を狙いながらも出てくる岩魚が、24cmになったときには尺がいるかもしれないと感じる。 さらに竿を振っていると、大きな石に雨粒が見え始める。


雨が降り始めたのかと空を見るも、雨は見えない。 まだ大丈夫かと思って少し進むと、辺りが急に暗くなり、雨が降り始める。 雨は急激に激しくなり、雷がすぐ近くに落ち始める。 竿を伸ばしていると危ないと思って岩陰に隠れて、竿を置いて合羽を着る。 その間にも雨は激しくなり、辺りが見えなくなる。 危ない、危ない、終了、終了だ!


林道に上がって、土砂降りがやり過ごせるところまで、川のような道を下り休憩する。 暫くすると雨は弱くなり始め、雷も鳴り止んだ。 勇気を持って車に戻っていると、なんと晴れ間まで見え始めて、短時間の夕立のようなものだったのだ。 もっといればよかったと悔やみながら林道ゲートに戻ると、車が十台も停まっていた。 もしかすると、この辺りに雨は降らなかったのかもしれない。

七月になり、釣り人は鮎に情熱を傾けるので、山女や岩魚は本物の餌を食べる絶好の時期となる。 流れさえしっかりしていれば、山女や岩魚は上手く釣ることができるかもしれない。 さぁ、明日からも頑張るぞ!(雨の予報が続いているぞ!)

















Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│丹波川