2020年09月30日
思うところで釣りを(その2)
2020年9月28日 休みを取って今期最終の源流釣りである。 思うところで釣りをして、締め括る計画の二日目である。 ・・・ やっぱり入渓を諦めなければならなかった。 小菅川へ行った。

2020渓流シーズン最後の計画で、泉水田へは入らなかったので、続く後山川は成功しなければならない。 私としては非常に早い時間(5時くらい)に出発した。 先日の日曜日(20日)は、とんでもない車が停車していて諦めたので、改めて平日の早い時間にしたのである。 しか~し、しかしである、車はすでに10台も停車している。 平日に山へ行く人は少ないと思われるので、今日も諦める。


どこへ行けばいいのか分からず、人の行かない流れと云えば、ということで小菅川の支流に決める。 いったん戻って小菅村へ向かう。 ものすごい轍の林道をじわじわ進んで、停車する。 後山川のことは忘れて、さっさと準備して、林道終点まで歩こう。 蜘蛛の巣に当たる朝陽が眩い。 今日は12℃で寒いけれども、天気が良いのだ。

林道が終わり、そのまま踏み跡を辿っていくと、自然に滝の上に立つ。 歩いているところのすぐ横には流れがあり、その誘惑に負けなかったことは、私にとって非常に珍しいことである。 滝を覗き込み、竿を伸ばして釣り始める。 以前はこのあたりにも岩魚はいたが、今はほぼ出てこないので、いないのではなかろうか。


3m位の落ち込みを巻いて、石の積み重なる流れを登っていく。 ちょっと大きめの落ち込み下の水溜りからは、以前はよく岩魚が飛び出したが、今日は全く反応がない。 どこまで行けば岩魚がいるのか。 少し進むと、最近できた淵があり、やっと釣ってはいけない大きさの岩魚が出てきた。 喜ぶこともなく、目の前の6mほどの滑の滝を真っ直ぐ登る。


山葵田があったことが分かる石垣が残る流れになる。 徐々に岩魚が出てくるようになるが、まだ小さい。 山葵田の石垣を過ぎると滑の流れになる。 その下の深場に毛鉤を落す。 反応がないので、毛鉤を引き摺ってみる。 急に引きが伝わり、その強烈さが大きさを物語る。 久しぶりなので、大物と思ったのだろう。 23cmの岩魚であるが、その色は斑点が素晴らしい。。

滑の流れを登っていくと、平場が短い距離あって、また滑の流れが続く。 平場と云っても平らな石が積み重なって、隙間を擦間が埋めているので、釣りになるほどの流れではない。 勢い、滑の落ち込みの水溜りが頼りとなる。 小さな岩魚は結構出てくるものの、満足感は得られず、いまいちである。 それにしても、それにしてもである、倒木と石垣は邪魔である。


だいたいにおいて、淵、少々の深場の下にある流れには岩魚がいる。 淵の深場から岩魚を引き出すことができないので、その下にある浅い流れに岩魚を求めるしかない。 珍しいことが起きた。 大きな淵の下の小さな1m四方もない流れで、二匹の岩魚が出てきたのである。 しかも、色が良い岩魚で、少しだけ尾びれの端が赤いのである。 狭くて竿が振りにくいが、とてもいい流れである。


いくつ滑の流れ、連続する落ち込みを登っただろうか。 そろそろ来たことのある最後の流れとなる。 その前に、渕尻は埋まっているが、ちょっとした深場があり、これが最後かもしれないと、時間を使って毛鉤を振り込んだ。 表面を何度となく流したが、水面もたたいたが、まるで反応はない。 しかたない! 落ち込みの流れに毛鉤を落して、水中に送り込む。 ぐぐっ!


しっかりとした反応が出たので、しっかりと合わせると力強い引きが、しっかりと伝わる。 「しっかり」がしつこいようだか、本日初と云ってもいい引きだったので、しょうがないのだ。 なかなか網に収容することができなかったので、最後はラインを緩くつかんで収容する。 顔が細くて、とても精悍な面構えの26㎝岩魚である。 色も模様もまぁまぁで気持ちよい。 ただ赤くはない。

とっても狭い流れで、水量のないところで出た大物なので、開放することがなかなかできずに写真を撮りまくる。 最後は優しく開放するも、なかなか逃げていかないので、カメラを水中に突っ込んで写す。 いや~、名残惜しい。 バイバイ!


今まで来たことのある場所まで来た。 さてここからが探検である。 行きたいところに行けないので、せめて新しい場所に行くのだ。 岩魚は出てこなくなり、流れは水路のようになって、歩く場所も流れではなく石垣の上となる。 行けども行けどもと思っているとすぐに二股となり、石垣も顕著に残る。 右の方に滝らしきものがありそうだったので、迷いなく進む。

確かにあった滝は、5m以上はありそうで登るのに困った。 左は直立したいわ、右は少し斜めの岩、真直ぐはとても登れそうにないのだ。 最も登れるかもしれない右を登る。 滑ったりしながらやっと登って、明るい場所に出ると、そこにもやっぱり石垣があり、もう釣場は殆どない。 少し遡って、釣りを終了する。 もう無理なのだ。 その理由の一つに、登ってきた滝は下りられそうにないから、下りに時間がかかりそうだったからである。


下りは、滝上にあった踏み跡を辿ることにした。 しかし、これは踏み跡ではなく獣道であった。 そうなのだ、路が散らばって消えたのである。 すごい高さが残っているがしょうがない、急な斜面を下りる。 慎重にだいぶ下りたときに、安心した目か、足を滑らせてしまった。 右手を伸ばして斜面を掴もうとしたが、その甲斐もなく落ちてしまった。 大証は三本の傷と、無数の傷、一眼レフカメラのレンズフード損傷である。

良い岩魚は釣れた。 怪我をした。 やっぱり計画通りに釣りをしたい。 今日も失敗か。 明日こそは計画通りに、解禁時に行った小菅川最上流部へ行くぞ~






















Posted by tenkara1nen at 22:45│Comments(0)
│小菅川