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2019年08月19日

 真木川はもう駄目

 2019年8月18日 久しぶりに真木川へ行ってきた。 すでに魚はいなくなってしまい、ただの山歩きとなった。

堰堤から、さっき逃げた岩魚を探す
 昨日後山川に出合う沢の奥まで行ってみたが。岩魚がほとんど出てこない状況であった。 世の中の夏休みも半分が過ぎた状態なので仕方がないのかもしれないが、まだ岩魚、ヤマメが残っている流れはないのかと思う。 朝も昼も現金を使わずに済ませられるように、女房が準備してくれたので、思い切って釣り券を購入しなければならない真木川上流とした。 ただし、高速道路は使わずに向かわなければならない。

堰堤間は気分が良い!
 時間は昨日よりもずいぶん遅い。 休暇で疲れた家族が多いので、街中に車は出ていない。 そう思っていたが、そもそも人口が多い八王子なのだ、道がスカスカというわけにはいかない。 時間をかけて街を抜け、高尾山を甲州街道で巻いて、相模湖に下りていく。 今流行りではないが、峠道では後続車がぴったりとくっ付いてくるので、どうも走り難くてしょうがない。

小さな岩魚

堰堤は高くないが幅があり過ぎる
 大月まで2時間近くかかり、いったん真木温泉への道を通り過ぎ、コンビニで釣り券を調達する。 「時間がかかりすぎだ!」 戻って真木温泉から大峠に向かう道をひたすら上っていく。 岩魚釣りセンターハマイバを通過していくと、登山者が数人歩いている。 バスで来るとこの林道歩きはきついだろうなぁ、なんて思いながら、ぶんぶんと抜いていく。 その後には、釣り人の車が当然数台ある。

だんだん小さくなっていく岩魚

巻いていく道が失敗だった堰堤
 真木川の一番奥へ向かうため、橋のたもとの路肩に駐車する。 辺りは白く、曇りというよりも雲の中にいる感じである。 そう言えば、午後からは雷雨になるところもあるとラジオが言っていたので、今は雲の中でも、用心のため一眼レフカメラはフィットに残ってもらう。 すぐに、廃止になっている林道らしき道に乗って、最初の堰堤を越える。 どうにも、この流れの堰堤は長くて、巻くだけでも距離があり疲れて困る。

流れはいまいちだが、緑は美しい
 この流れは過去に一度歩いた(釣った)ことがある。 こんな流れだったかと、記憶を呼び戻すように、辺りを確認しながら毛鉤をお見舞いしていく。 岩魚も山女も出てこない。 ぴくっ、流れで反応があるのは、きっと山女で、小さすぎて咥え切れないのである。 二つの落ち込みに挟まれた白泡のない場所で、ぴくぴくと毛鉤を動かして盛んに誘うと、岩魚が出てきた。 まぁ、小さくても最初にしていいかと考えたが、最後までこの大きさしか出ないことをまだ知らない。

いいですね~、気持ちいいですね~

岩魚はいないが、山女はちょっかいを出す流れ
 堰堤はすぐに現れる。 釣る暇がない、長い長い堰堤を越えないといけないのである。 コンクリートの堰堤と違って、網目状の堰堤は、上流に小さな淵を作っている。 忍び寄り、じっと青い淵を見ると、大きな魚影が見えた。 山女である。 幸いにして向こうを向いているので、少し近づいても気づかれそうになかった。 短いラインの射程距離まで近づき、竿を振った瞬間に、飛んで逃げられた。 しまった! 詰めが甘い! 振った竿に反応したのである。

濁っているように見えるが、砂の色である
 堰堤はすぐに現れるので、次々越えていかねばならない。 山女は相変わらず、私の毛鉤にじゃれつくだけで、どうしても咥えるまで持っていけない。 岩魚は小さくても、私の毛鉤を咥えるが、大きなものは出てこない。 疲れる状況である。 そんな時に、また魚影が見えた。 深い流れに揺れている。 毛鉤を落とすと、追ってくる様子はなく、揺れるだけである。 反応はしているようなので、毛鉤を浮かせてみると、見事に追ってきて浮いた。 しかし、それまでである。 残念ながら、根負けする。

やっぱり小さな岩魚しか出てこない

コンクリートの堰堤も長すぎる、ここはいったい何
 堰堤は5基越えた。 左右どっちから越えるか迷った挙句、間違ってしまったこともあり、非常に疲れてしまい竿をしまうことにした。 まぁ、ほとんど釣れないので、潮時かもしれないのだ。 それにしても、春先にはよく出てくる沢なのに、昨日といい、今日といい、渓流魚はどうなったのだろうか。 やっぱり、大きな渓流魚は食卓に乗ってしまったのだろうか。 このままだと、秋の最終戦シリーズが気になってしまう。 さて

この少し上で終了

ここに路があったのだ、木橋は崩れ落ちている
 この流れは急激な高低差はあまりないので、たらたら、ゆるゆる、左岸にあったといわれる道を探しながら下る。 少し上ると平地となり、なんとなく道が見える。 獣道か、釣り人の道(釣り人と獣は同じだが)か、どちらにして、平べったい所に付いているので、路に間違いはなさそうである。 苔がびっしりの落ちた木橋もあり、確信して下っていく。 短い距離だったので、いつかは上に向かって探してみようか?

ここまで車が入って来れたのだ、昔は
 早く帰ろう。 明日は仕事だ。




タグ :岩魚真木川

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この記事へのコメント
失礼だろ!散々荒らして
Posted by 真木川住民 at 2019年08月20日 22:23
失礼しました、真木川住民さん
全く荒らした気がなく、私の行く川がみんな同じ状況だったものですから。
今年初めて行って、釣り券求めて、これですから、つい・・・
まぁ、根こそぎ頑張る釣り人がいると云うことでしょうかね~

これからも、きついご意見のためにも、たまにはお立ち寄りください。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2019年08月21日 20:12
 
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