2018年04月16日
堰堤で終わる渓のあまご
2018年4月14日 泉水谷の釣っていないところ、それも入渓しやすいところへ釣りに行った。 時間があれば大黒茂谷にも入ろうと思ったが、果たしていかに。

このところの慣れない仕事で、神経が疲れる。 そのせいか酒のせいか、非常に早く目が覚めた。 というよりも眠れなかったという方がだたしいかもしれない。 午前3時に目が覚めたからである。 もう一度眠ようと思って床に入ったが、異常に目が冴えて眠れなかった。 テレビをつけて、珈琲を飲んで5時過ぎに車に乗った。 当然釣りに行くのである。

せっかく早起きしたので、人気の泉水谷の前回と前々回に釣った場所の間を釣るのである。 そして、大黒茂谷に入って、堰堤を越えるのにも挑戦するのだ。 まぁ、できればというような緩い計画である。 結構寒いので、先週失敗したことを忘れずに、今日はダウンジャケットを着こんでいる。 国道から泉水谷の林道に曲がると、向こうから車がやってくる。 下がってくれた車は、漁協の車である。 駐車場で話したのは前回も会った人であった。

車は1台しかないので、きっといい釣りになると漁協の人と話していると、車がやってきて、私よりも早く準備を整えて、さっさと林道に向かった。 どこに入るのかを聞いていないので、足早に追いかけたが追いつかない。 ならば、見失わないようにと、私としてはとっても速足で歩いた。 野鳥の声にも反応せずに、ひたすら歩くと、先行者は戻ってきていて、徐に小室川への道を選んだ。 あぁ~ これでゆっくり歩けるというものである。 さぁ、あと2kmくらいだ!

しかし、3kpが見え、3.5kpを過ぎると、どうにも我慢できなくて、滝の上に入渓した。 大黒茂までは1km弱なので、まぁ歩けるだろうと考えたのである。 今日は最初の2kmの歩きが早すぎて、非常に疲れた。 暫くは、缶珈琲を飲みながら一服する。 いや~それにしても疲れた。 疲れも取れてきたときにテンカラの準備を整えて、目の前の淵に振り込む。 流れから出なかったが、巻き返しから小さな岩魚が出てきた。 これで、安心して遡行に、釣りに専念できる。


距離を歩いたわりには、渓流魚は出てこない。 それでも、山女とあまごも出てきていたが皆小さい。 だいたい15、16、17cmのもので、20cmのあまごが最も大きい状況である。 かといって渓流魚がいないのかと云うと、そうではない。 大きめの淵にやってくると、魚影はたくさん見えるところが多かったのだ。 ただし、私の毛鉤はなかなか相手にされなかった。 こんな時、FFだとどんな釣りをするのか聞いてみたいくらいである。


相手にされない、外されたものは、網に収容した渓流魚よりも、遥かに多いのがメモでも分かる。 流れる毛鉤を追ってきてくるっと回ったが外される、私が反応する前にくねくねと鉤を外している、硬くて強い引きの大物(釣り人の話)が手元で外れる、追ってきて咥えるのに失敗しそのまま下流へ落ちるもの、というように、メモしたものは10回以上になっている。 そんな、渓流魚に遊ばれながら、最も期待した大黒茂出合いにやってくる。


大黒茂出合いの淵では、全く反応がなく肩を落とす。 ふう ここからは、今まで一度しか行ったことのない大黒茂谷である。 とても大きな石、岩の重なる場所は、ずいぶん見ないうちに変わったように見える。 登る前に20cmのあまごが小さな場所から、私の登れない淵から山女が出てくる。 沢登りは右岸の流れを登るらしいが、私は左岸の路に一旦上がって淵を越える。 以前は浅い淵があったが、今は無くなっているので、枯れた滝の左を直接登ってみる。 以前は右の木を頼りにしたものだが、真っ直ぐでも難しくもなんともなかった。


何年も前に一度しか来たことのない流れは、まるで覚えておらず、「こんな平坦な、明るい流れだっけ?」、と少々思い出してみる。 いくら竿を振っても思い出さないが、それはあまごが結構出てくるからか。 それも出てくるあまごが20cm前後で、泉水谷本川より大きいものばかりである。 流れからも淵からも、ジャブッと出たりするものだから、時間がかかってしょうがない。 天気は少し曇り始めたが、まだ明るい。

流れから出てきた印象的なあまごがある。 大きさは22cmで特徴的でも何でもないが、その姿があまり見たことがないのだ。 体の厚さがなく薄い。 色も斑点も薄く、お腹がだらだらにだぶついている。 あたかも、腹の中のものを出し切ったように見えるのである。 そうだ、このあまごは、先の秋に卵を産んで、体が元に戻っていないのである。 ほんとかな? あまごはそんなに生きるのか? 2年くらいが最長だとも聞いたが、最近は変わったかもしれない。

そしてすぐに大きな淵が現われる。 まったく記憶にないところである。 ゆっくりとあまごとせめぎ合いをして、見えている堰堤に向かう。 堰堤の記憶も違ってはいたが、ネットで調べた越えるための斜面を見る。 みんなは、ここを登って行くのだとじっと見るが、どうしても直接登れそうにない。 決して高い堰堤ではないのだが、足の置き場がないように見える。 少し手前から登ってから堰堤へ向かえば、なんとなく行けそうに見える。

終了!















Posted by tenkara1nen at 21:55│Comments(0)
│丹波川