2018年03月19日
早くも尺岩魚、やった~
2018年3月17日 昨日が結構いい釣りだったので、頭にのってまたしても中川へ釣りに行った。 出ましたよ~31cmの尺岩魚!

昨日調子が良かったので、この時期でも最上流部が大丈夫ではないかと、1,300mを越える標高から釣り上ってみようと思ったのである。 場所は昨日と同じ中川、到着は8時半である。 しかし、気温が低い、低すぎる。 フィットの警報は家を出てすぐになり、ここは-4℃である。 ダウンジャケットは着ているが、寒くて効き目がなく、一度車から出てみたがすぐに舞い戻った。 車で震えを止めて、結局出発は9時になった。


中川の堰堤工事に使われた道を歩く。 とにかく寒くて暗い道、更に道には水が流れていて、寒さを引き立たせる。 ぶるぶる震えながらもすぐに最終堰堤を越える。 水が出たことがすぐに分かるほど、ザラ瀬の流れが変わっていた。 おまけに残雪まである。 この気温では、瀬に出ている岩魚はいない。 淵を攻めていこうと作戦を立ててはいるものの、ついでに瀬にも振り込みながら釣り歩く。



水はとっても綺麗で、たいていの縁は青い色をしている。 とても綺麗なのだが、岩魚は全く出てこない。 一か所だけ岩魚が見えた。 石の傍を流した毛鉤を、岩魚が追って出たのだ。 三度も出てきたが、結局毛鉤を咥えることはなかった。 最終的には、どうもいなくなったようであった。 巡視路の橋を潜り、夏焼沢分岐まで来ても、ただの一匹も網には入らなかった。 さてどっちへ行こうか? 今、光が届いている夏焼沢に入っていく。


少し登ったところで、休憩してパンを侘しく食べる。 流れを見ながら、魚にも、野鳥にも、動物にも合えないことを思う。 再び竿を振り始めても岩魚が出てこないので、今日はもう駄目かと思っているところに、やっと最初の一匹が出てきた。 小さな岩魚である。 16cmしかない岩魚は、小さな淵の小さな巻き返しに毛鉤を沈めて出てきたのである。 歩き始めて、すでに3時間経っている。 まぁ、一匹出たということは、まだ出てくるかもしれない、気温の上がった昼なのである。

倒木でダムができている。 そのすぐ上に静かな淵があるので、倒木のある右岸側に毛鉤を落とす。 毛鉤が確認できない場所であるが、ラインがゆっくり動いたので、竿を立てるとぐんと引っ張られた。 いや~想像もしなかった引きの強さに、背中から網を引き抜き、大慌てで淵際に寄っていく。 危ない! 外れる! 網を出す。 掬えない。 大きい! 頭が混乱しているのだ。 見た目に大きい岩魚なので、慌てているのである。 やっと掬った。

色も姿もいいし、大きさも申し分ない。 27cmの岩魚は緑色いというか黄色の体で、尾びれが綺麗である。 以前からこの流れでは、白い岩魚が多いのに、こんな黄色い岩魚は見たことがない。 それにしても色が良い! 27cmか~ 尺かもしれないと、場所を替えたりして計測のやり直しをしたが、やっぱり27cmである。 本日2匹目がこの大きさで、なんだか気持ちが緩み、心が満たされる。 一服して、余韻に浸る。 いい天気である。


岩の間に狭い淵がある。 その淵に揺れている大きな影が見える。 きっと岩魚である。 一投目で反転し、毛鉤を咥えた。 ポンと合わせると、とんでもない引きが伝わる。 えぇ~ スレ掛かりかと思えるほどに引きの強さである。 小さいものばかり相手にしていると、たまに大きなものに出合うと、こう感じるのである。 足元までやっと寄せたのに掬えず、下流は落ちようとする。 いかんとばかりに、危険ではあったが力任せに引き寄せる。 やっと落ち着き、じっと見る。

色は黄色・・・橙色・・・緑色・・・、黄色が最も近い31cmの岩魚である。 この大きさに、立ち上がってガッツポーズ(古い!)する。 さっきも黄色い岩魚だったし、大きさも似ている。 これは離れ離れになった夫婦かもしれない。 まぁ、今年また子孫を残せよと、10枚ほど写真を撮って開放する。 いや~大きかった~ さっきから10分も経っていないのだが、再び余韻に浸る。 今年最初の尺岩魚が、この時期出るとは、きっと今年の釣りは良くなるのだ、なんてニヤニヤする。


朝は釣れなくて、昼から良くなったのは、やっぱり水温だろうか。 しかし尺岩魚の後は、最終二股の先まで登ったが、2匹しか出てこなかった。 水量が多い今日でも、二股の先は釣りになりそうなかった。 もし、それでも攣るのなら提灯仕掛けが必要である。 まぁ、好みではないので、やらないだろうが。 この日は、合計5匹で終了とする。


下りは、登りの疲れが膝に出てしまう。 ゆっくりと慎重に、下っていく。 寒さは無くなっていたが、疲れた。 しかし、気分の良い一日であった。 いや、良い岩魚であった。 万歳!

















Posted by tenkara1nen at 21:50│Comments(9)
│一之瀬川
この記事へのコメント
黄金色の岩魚!
素晴らしいですね。
奥秩父の源流域で見られる奥秩父タイプの在来種と同じ色合いですね。
県界尾根の向こう側とこちら側。
“やはり、奥秩父の地方亜種は、その昔に一ノ瀬の人が山稜を越えて持ち込んだ。”と云うのは本当なのだろうか・・・と、思い巡らせているところです。
素晴らしいですね。
奥秩父の源流域で見られる奥秩父タイプの在来種と同じ色合いですね。
県界尾根の向こう側とこちら側。
“やはり、奥秩父の地方亜種は、その昔に一ノ瀬の人が山稜を越えて持ち込んだ。”と云うのは本当なのだろうか・・・と、思い巡らせているところです。
Posted by 杣女 爺 at 2018年03月20日 08:03
おめでとうございます。いい顔してますね。私も尺を釣ってみたいものです。
Posted by kasakoo at 2018年03月20日 10:58
こんばんは
素晴らしく綺麗な、いいイワナですね。
シーズン早々に尺とは うらやましい限りです。
素晴らしく綺麗な、いいイワナですね。
シーズン早々に尺とは うらやましい限りです。
Posted by flextecc
at 2018年03月20日 21:38

黄金色ですか、いい響きですね、杣女爺さん
甲斐の山師たちが、岩魚の奥秩父稜線越えをさせたんですかね。
もし岩魚を運んだとしたら、長い時が必要だったのでしょうね。
ロマンです。
岩魚を黄色と書きましたが、黄金色をいただきたいと思います。
今年はどれだけの「黄金色」が見られるでしょうか、楽しみです。
この時期に尺を見たのは初めてかもしれません、kasakooさん
どこかで云われました。
釣りを続ければ、たまには(いつかは)釣れますよ。
ということで、釣りを続けましょう。 釣れます!
お二人とも、また暇になったら、お立ち寄りください。
甲斐の山師たちが、岩魚の奥秩父稜線越えをさせたんですかね。
もし岩魚を運んだとしたら、長い時が必要だったのでしょうね。
ロマンです。
岩魚を黄色と書きましたが、黄金色をいただきたいと思います。
今年はどれだけの「黄金色」が見られるでしょうか、楽しみです。
この時期に尺を見たのは初めてかもしれません、kasakooさん
どこかで云われました。
釣りを続ければ、たまには(いつかは)釣れますよ。
ということで、釣りを続けましょう。 釣れます!
お二人とも、また暇になったら、お立ち寄りください。
Posted by tenkara1nen
at 2018年03月20日 21:39

いい色でしょう、黄金色なんです、flexteccさん
二人の方への応えに時間がかかり過ぎて、気付きませんでした。 すみません。
確かに、こんな早い時期に、山の上(1,600m以上)で見るとは驚きでした。
褒めてもらうと勘違いするので、ほどほどに
また、どうしても暇になったら、見に来てください。
二人の方への応えに時間がかかり過ぎて、気付きませんでした。 すみません。
確かに、こんな早い時期に、山の上(1,600m以上)で見るとは驚きでした。
褒めてもらうと勘違いするので、ほどほどに
また、どうしても暇になったら、見に来てください。
Posted by tenkara1nen
at 2018年03月20日 21:45

解禁早々、素晴らしい岩魚と出会えましたね。
おめでとうございます!
羨ましい。というか嫉妬心がムラムラと。。。釣り人の心は狭いっす。
多忙の為、僕の解禁は今週末になってしまいますが、
今年も魚達との出会いを楽しみにしています。
おめでとうございます!
羨ましい。というか嫉妬心がムラムラと。。。釣り人の心は狭いっす。
多忙の為、僕の解禁は今週末になってしまいますが、
今年も魚達との出会いを楽しみにしています。
Posted by MTBの釣り人 at 2018年03月21日 12:39
いいでしょう~、MTBの釣り人さん
私もたまにはこんなこともないと、こんなことがあるから、釣りを続けます。
年度末は、釣りなんかしている暇はありませんよ! 頑張ろう!
今週末でであれば、山奥は今日の雪が残っていますよ~
後山川が怖くて、入っていませんので、情報があれば・・・
また、暇なときにはお立ち寄りください。
私もたまにはこんなこともないと、こんなことがあるから、釣りを続けます。
年度末は、釣りなんかしている暇はありませんよ! 頑張ろう!
今週末でであれば、山奥は今日の雪が残っていますよ~
後山川が怖くて、入っていませんので、情報があれば・・・
また、暇なときにはお立ち寄りください。
Posted by tenkara1nen
at 2018年03月21日 18:14

初めまして。
標高1,300メートルの所で今時季でも、3月でもテンカラで釣りになるんですねぇ。
私は今季で、テンカラは4シーズン目に突入する渓流釣り5年生です。
私のホームは泉ヶ岳を源にする長谷倉川(はせくらがわ)と言う渓で、岩魚狙いで入る事が多いです。
私は免許がないので、自転車か公共交通機関が移動手段ですので行ける場所は限られます。
ヤマメ狙いは隣県の山形県山寺に行く事が多いです。
標高が高い所では、昨年、奥静の二軒小屋に行きました。
小さかったけど、念願のアマゴを釣る事が出来ました。
これからちょくちょくと、ブログを拝見させて頂きます。
宜しくお願い致します。
標高1,300メートルの所で今時季でも、3月でもテンカラで釣りになるんですねぇ。
私は今季で、テンカラは4シーズン目に突入する渓流釣り5年生です。
私のホームは泉ヶ岳を源にする長谷倉川(はせくらがわ)と言う渓で、岩魚狙いで入る事が多いです。
私は免許がないので、自転車か公共交通機関が移動手段ですので行ける場所は限られます。
ヤマメ狙いは隣県の山形県山寺に行く事が多いです。
標高が高い所では、昨年、奥静の二軒小屋に行きました。
小さかったけど、念願のアマゴを釣る事が出来ました。
これからちょくちょくと、ブログを拝見させて頂きます。
宜しくお願い致します。
Posted by えいチキ at 2018年03月24日 09:04
お立ち寄りありがとう、えいキチさん
この時期のテンカラは、毛鉤を咥えるところがほとんど見えません。 そんな釣りからが多いんです。
水面から飛び出すところが楽しいのですが、なかなか難しいものです。
1300mとはいっても関東ですから、-4℃ですから、温いもんですよ。 いや寒いですね~
私もえいキチさんのように、いいところに行ってみたいのですが、諸事情により遠出したくてもできなくて困っています。
まぁ、いい加減なことを書いていますから、信じるも信じないもあなた次第、ということでお願いします。
暇なときには、またお立ち寄りください。
この時期のテンカラは、毛鉤を咥えるところがほとんど見えません。 そんな釣りからが多いんです。
水面から飛び出すところが楽しいのですが、なかなか難しいものです。
1300mとはいっても関東ですから、-4℃ですから、温いもんですよ。 いや寒いですね~
私もえいキチさんのように、いいところに行ってみたいのですが、諸事情により遠出したくてもできなくて困っています。
まぁ、いい加減なことを書いていますから、信じるも信じないもあなた次第、ということでお願いします。
暇なときには、またお立ち寄りください。
Posted by tenkara1nen
at 2018年03月24日 19:11
