2017年09月26日
公園散歩で蝶
9月24日 いつものデジタル一眼レフと望遠レンズは持たず、小さくて軽いミラーレス一眼(実は防水なので重い!)だけを持って散歩に出た。 今日は本当に歩きなので、荷物は軽くないといけないのである。 しかし、ミラーレスの望遠なしでも、できるだけ接近して写せば、相当に大きく写せることが分かった。 カメラ設定がいつもの渓流仕様と異なるのが良かったかもしれない。 まぁ、近くの公園を二時間ほど歩いただけなのだが、秋の気分を感じられて気分爽快であった。
◇ アカタテハ ◇

ずいぶん近づけたものである。 知らん顔して、ゆっくり近付き、腕を伸ばして映す。 色がどうも明るすぎるようではあるが、いつになくはっきり写っている。 できるだけ拡大してみても、なんとなく見られる絵になっている。 カメラの設定をもう少し変えれば、色もよくなるかもしれない。

◇ ツマグロヒョウモン ◇

アカタテハと同じようにして写す。 このツマグロヒョウモンは、翅の先端が欠けており、飛び方が他のツマグロヒョウモンよりも不安定である。 キバナコスモスと同調した橙色は、花と蝶の区別が付かないほどになっている。 なんだか作ったような色になってしまった。

◇ ムラサキシジミ ◇

公園の周りの道路を歩いていると、ちらちらと青い色を見せながら飛ぶシジミが見えた。 立ち止まって、行方を確認すると、木の葉を求めているようだった。 低い石垣を登って、蝶を追う。 閉じると焦げ茶色の翅は、飛ぶと真っ青な翅が綺麗である。 一瞬飛び出すのが早く、静止した状態で「青」を写すのが難しい。 あまりに追いかけすぎて、とうとう高い木に逃げていってしまった。 ムラサキシジミである。

◇ ヤマトシジミ ◇

最もよく見るヤマトシジミが、最も近付くことができなかった。 遠くからでも水色の翅は綺麗である。 ヤマトシジミの水色の翅は、なかなか色が出てくれないのだが、今回は珍しく写せた。 まぁ、あまりにも頻繁に見るものなので、この場面しか写していない。
◇ アカボシゴマダラ ◇

公園のベンチで煙草を吸っている。 この公園内で煙草の吸えるところが一箇所になってしまい、ぷかぷかと嘆いていると、ゴマダラチョウが飛んできた。 いや、アカボシゴマダラである。 煙草を消して、追いかけようとしたが、残念ながら見失ってしまった。 それでも、平らな公園内なので遠めに蝶を探すと、ふらふらと飛ぶ蝶を見つけた。 近付いてみると、さっきのアカボシゴマダラである。

ゴマダラチョウは、低木に下り立ち、終いには地面近くまで下りて、なにやらごそごそしている。 動きからすると、産卵のようであるが、どうも定かでない。 私のカメラが、すぐ近くまでよっても逃げないことから、相当重要な仕事をしているのである。 食事以外であれば、産卵しかないのである。

暫くすると地面から飛び立った。 仕事に疲れて、樹液が飲めるコナラ?に移っていったのだ。 黄色い口吻を伸ばして、一時の休息である。 高い位置なので、右腕を伸ばして写したが、少しぶれてしまったようである。
◇ ルリタテハ ◇

アカボシゴマダラに気を取られていると、顔のすぐ横を蜂が通過し、コナラの樹液にやってきた。 じわじわと後退していると、今度はルリタテハがやってきた。 またしても危険を冒さねばと、じわじわと近付き右腕を伸ばす。 どきどきしながらの撮影で、肝心のルリタテハは、皆ぶれていた。 山でもあまり見かけなくなったルリタテハだったので、非常に残念である。

こんな感じの公園を歩いていました。 少し短すぎたようで、全く疲れません。












Posted by tenkara1nen at 20:55│Comments(0)
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