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2016年04月19日

 小菅漁協管内様子見

 4月17日 小菅村の鶴川へ様子見(釣り)に行った。
 今日は久しぶりに、仕事で気分が晴れ晴れした。 というか、「一緒に行ってくれ」、という若者と客先へ行き、こっちの思い通りに事が運んだのである。 にこにこしながら客先を出て、「一杯飲みましょう」、なんて言うものだから、呑んできてしまった。 私は酒が好きだからいいのだが、懐具合が問題で、女房になんて言って追加の小遣いをもらおうかと・・・

雨の中に駐車した
 朝は5時過ぎに起きた。 まだ覚めぬ目で外を見ると、曇っており、風がとっても強かった。 昨日のテレビは、昼までは雨だと云い、風が強い荒れた天気だと伝えていた。 この後きっと雨が降るのだと、コーヒーを飲みながら、取り貯めたビデオを観る。 ついでにブログも書きながら、釣りに行く決心がなかなかつかないでいた。 「今日は雨だってよ!」 これが引き金になって、ビデオ「Body Of Proof」を2本も見た後に出発した。 曇っていた空はついに泣き出して、小菅村あたりが気になってしょうがない。 いや、今日は釣りではなく、渓流の様子を見に行くだけで、、、もし竿が振れるのなら、、、なんて言い訳しながら運転する。

放流魚のような色の山女
 土砂降りにはならないが、強く弱く降る雨は止まない。 人のいないところは危険に感じ、あまり好みでないが、安全な街中の釣りに決めた。 小菅村から上野原へ向かい、長作の駐車スペースに車を停める。 御鷹神社のわきから川へ下りると、そこは長く浅い瀬が続く。 雨が降っているし、浅すぎるので、道から見えた堰堤下の溜まりに急ぐ。 少なくとも2匹の姿が見えたので、それ以上の山女が屯しているに違いない。 5mのラインを結んだテンカラ竿を伸ばして、静かに腰を低くして近づく。 道から見えた堰堤からの流れに第一投をやんわりと振り込むと、いきなりの当たり!

この場所だけで竿を振った
 外れた~ ん~残念!
 そのあとは、なかなか毛鉤を追わなくなったので、反対側の流れに振り込む。 毛鉤が落ちてすぐにラインが引き込まれた(姿は見えなかった)ので、竿を立てる。 小気味よい引きを楽しんで、上がってきたのは20cmの山女である。 見た感じは放流山女のようで、小菅の源流にいる山女の色と違うのである。 ひれの先が白いことでもわかる? 再び右岸の流れに毛鉤を落とす。 今度は魚影が見えて、水中で反転するのが見えた。 しっかり咥えているようで、先ほどよりも引きを楽しんだ後に引き上げる。 同じような色と大きさの山女である。
 なんだか色が気に食わないものの、まだまだ魚影が見えるので、竿を振り続けた。

この山女も放流魚のような気がして
 いい加減雨が強くなってきたので、水面が見えず、やる気も失せて終了である。

鰭は最も綺麗だ
 帰ろうと思って、車に乗り込んだが、やっぱりもう少し釣りたいと、小菅川支流にちょっと立ち寄る。 雨が小降りになっていたので、合羽を持たずに川に降り立つと、雨がひどくなってきた。 堰堤下だけ竿を出そうと、時間限定で降りてきたにもかかわらず、すぐに雨が強くなってきた。 今日の雨は始末が悪い。 雨の中堰堤下に振り込む。 落ちてくる水に巻き込ませて、毛鉤を沈める。 ここから先は・・・26cmの岩魚が毛鉤を咥えたのだが、測った後で写真の位置決めをしていて逃げられた。 いつものことで悔しい。 ほんとに終了である。

 すると、青空が見え始め、気温も上がった。 しかし、意欲なく帰った。






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