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2024年11月20日

 侮っていた刈寄山

 2024年11月17日 神社にお参りするついでに軽くと思ったが、多摩百山の案内では1時間45分のところを2時間30分もかかってしまった。 低い山だと侮ってはいけないのだ。

休憩所からの眺めは五日市の街
 高い山、長く歩かねばならない山は、少し不安で敬遠している。 そこで、最近は多摩百山で、駐車場所から往復できる場所を探している。 そこで最大のネックとなるのは下山までフィットを休ませておく場所である。 電車とバスで行けばいいのだろうが、回数が多いので現金が飛んでいくのがどうも・・・

今熊神社遥拝殿

参道はきついのだ
 今熊神社の遥拝殿にお参りして、まずは今熊山(今熊神社)を目指す。 最初からきつい路で、昔の人たちが体も心も如何に強かったかがよく分かる。 一段一段が高い石段、細い路には木の根が張り出し、時には路が岩の上を通っている。 特に石段はとても登り続けられない。 足がふらふらしてくると視界が開ける。

今熊山標
 二カ所目の展望地(ベンチ)までやってくると今熊山はもうすぐである。 一気に山頂に立つと、今熊神社がある。 麓の社殿に比べると、なんだか殺風景で趣に掛けるが、これは山火事で焼失したのでしょうがないのだろう。 広い山頂で一休みする。

この石柱の二千四百米とは何を指している
 山頂(神社)入口にある狛犬は酷い壊れようだが、その傍の石柱に注目した。 そこには二千四百米とあるが、2,100mとは何の長さなのだろうか? そう云えば途中にも二千百米とかの石柱もあった。 これは今熊神社の参道の長さを示しているのだろうか、高さはあり得ないし。

光が当たれば、紅葉が輝く
 分岐まで戻って山路に入っていく。 この路では採石場が見えると思っていたが、樹木の成長でちらっとしか見えない。 露天掘りを見たかったので、非常に残念である。 道標が迷いそうもないところにあって、日本山岳耐久レースとも文字があった。 これは多摩地区を一周するハセツネCUPで初日に通過するところなのだ。

紅葉が美しく、森の形が面白い

紅葉が進んでいる
 紅葉が少し見えるので、疲れも少しは和らぐ。 何せ、できるだけ尾根路を歩いているので、小さな上り下りが多く疲れるのである。 ところが、ずいぶん疲れてしまい一か所だけ巻いたところがあって、そこが豆佐嵐山であった。 これはいかんということで、戻りに登ることにする。

夕美山、視界が開けて気持ちよい

標の後の文字は、「刈寄山前衛」と想像できる
 市道山分岐からまたしても急坂になってハァハァゼィゼィでピークに立つ。 とても眺めがいいし、尾根がぶつかるところなので名前があってもいいのではないかと、狭い山頂を探す。 あった。 夕美山650mという名板を見つけた。 しかもその下には「刈寄山前衛」と予想させる文字がある。 とても見晴しがいいのに三角点がないとは。

わずかな赤が美しい

刈寄山標
 ひとしきり下って、一登りすれば刈寄山である。 五日市の街並みが見えている。 今日は曇った中を歩いてきたが、やっと晴れてよく見えるようになった。 見えるのが街ということで、あまり関心はないが、とりあえずベンチに腰掛けて腹ごしらえしながら眺める。 多摩百山の案内では1時間45分のところを2時間30分もかかって歩いた。

一旦、市道山への路を歩く

豆佐嵐山標、何と読むのかね~
 戻りは市道山方面へ回り夕美山を巻いて歩く。 そして尾根路に戻ってしばらくして、来るときに見逃した豆佐嵐山へ向かう。 薄い踏み跡を登っていくと山頂であるが、展望はなく、代わりに紅葉が見えている。 無理に登る意味はあったのか? 山名の豆佐嵐山(ずさらしやま)が何と読むかもわからずやってきたのだ。 勉強不足か~

休憩所から見える大岳山
 金剛の滝を目指す人たちに会った。 犬を三匹釣れた人にも、外国人たちにも会った。 十五人以上のハイカーと擦れ違ったのは、この路にそれほどの歴史があるのか、いずれにしてももう少し勉強して登るべきであったし、低い山だと侮った歩きはとてもきつかった。 しかし、体力維持にはなったかもしれない。




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