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2014年04月13日

 明るい小菅川

 4月11日 明るい小菅川で釣りをして、明るい顔で帰宅した。

谷を渡る鯉のぼり
 明るくなってから車に乗った。 今日は皆仕事だから、幹線道路の混雑は大変なものである。 西へ進むにつれ、標高を上げていくにつれ、桜がきれいになっていく。 そして小菅村に入ると、桜は2分3分、まだこれか楽しめそうな感じである。 そして村の中心部に入ると、村は「多摩川源流まつり」の準備だろうか、鯉のぼりがいつものように棚引いていた。

透明度の高い小菅川
 いつもいつも思うのであるが、小菅川の流れはとんでもなく透明度が高い。 しかも比較的に浅いものだから、私の姿が簡単に発見されるのである。 身を屈めて近づいても、テンカラを思いっきり降るものだから、その竿の影が発見されるのかもしれない。 だけど、それだけではなく振っている糸についている毛鉤の大きさも問題かもしれない。

最初の山女
 まったくもって物足りない。 流れる毛鉤を咥えた山女、「ん!」、と竿を立てると一気に飛んできた。 まったくもって、小さな山女が水面に出てくると、力加減もわからずに竿を立ててしまう。 15cm、捕ってはいけない大きさだから飛んでくるのだ! 時間がない、先へ行こう。

小菅川の流れ
 小菅川の浅い瀬は、いつもは振り込む気にならないが、今は瀬でも水の厚みがある。 夏場であれば、いたるところから、山女や岩魚が飛び出すことであろう。 が、今は春、まだ雪も残っているので水温が低いのであろう、水量の割には山女はいない。 低い落ち込むに毛鉤を巻き込ませ、巻き返しに乗せて毛鉤で誘う。 何度もやっているうちに・・・

山女
 飛び出してくるには時期が早い。 しかし春になって(雪さえなければ)食欲は食欲旺盛なはずなんだ。 巻き返しに毛鉤が回っている。 「んんっ!」 影が動いた。 「ふん!」 と竿を立てると確かな手応え、「これは大きい」、とドキドキしながら竿の曲りを楽しんで、網に取り込む。 山女である。 この浅瀬で、この時期、このサイズは、今までにない。 サイズは内緒よ。

流れ
 川は本当にきれいだ。 今日は晴天なのも幸いして、浅瀬は川虫まで見え?、深場の色は青で、相当深いところまで見える。 低い姿勢は長続きせず、結局私のほうが先に見つけられて、釣りの成果は良くない。 緩い流れに定位している山女を見つけても、最初に振り込んだ毛鉤が着水すると、一目散に消えていった。 やっぱり毛鉤が大きすぎるのだろうか。

岩魚
 堰堤下のちょっとしたたまりに毛鉤を漂わせる。 何度やっても同じなので、堰堤に毛鉤をぶつけて沈ませる。 竿に反応は伝わらないので、ラインの動きをじっと見つめる。 ラインが引き込まれるのが分かったので、ピッと竿を立てた。 かかっているのが分かり、力任せに引き上げると、宙を飛び足元に落ちた。 17cmの岩魚である。

流れ
 小菅川の流れは、夏場良い。 浅瀬にも魚が出てくるので毛鉤にはとても向いているし、余りに釣れなければ子供たちと泳げばよい。 流れは親しみやすく、優しいのである。 一番の難点は「堰堤越え」かなぁ。 また逃げられた。 テンカラのラインが短いので、ある程度近づかないといけないのに、近づくと見つけられてしまう。

体高のある山女
 一度山女が出たところに、もう一度振り込んだ。 19cmの山女が出たので、その写真を時間をかけて撮っていたのだ。 そのあと同じところに振り込むと、同じように反転する姿が見え、同じように竿を立てると、先ほどより強い引き。 21cmのとても綺麗な、幅広の山女である。 とにかく綺麗で、昨年生まれたものか、今年生まれたものにしては大きすぎる・・・

今日はここまで
 堰堤を越えて(2年ぶり)、平らな流れを行く。 支流は一刈から、右から合流するが、この時期魚がたまりそうなところはあまりない。 ずんずん進むと、だんだんと防水ソックスだけでは進めない流れになってきた。 ここからが本番というような渓相を前にして、すごすごと退散する。




タグ :山女岩魚

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