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2010年05月18日

 後山川で思わぬ快感を

 5月16日 後山川の支流に釣りに行く。
 今日は会社に有給休暇を申請した。 釣りをしていて首が回らず(お金も回らず)、両手が時々痺れてくるので、脳神経外科へ行かなければならないのだ。 前回はCTスキャンで頭の中を輪切りにしたが、とりあえず問題なし(脳みそが少ないことを除いて)と言うことで、今回は頚部のMRIである。 問題がありそうなので、検査と言へども緊張する。 幸運を祈る。
藤の花は満開のところが多い。
 藤の季節なのに、最近は小さい渓流魚ばかりが相手で、少々気分が落ち込んでいる。 今日は少し奥へ行ってみようかと、後山川の支流を目指す。 相変わらず林道の駐車スペースは車が多い。 今日は特に多く、駐車スペースには14台とバイク、駐車スペースから少し下がったところに3台、私の車が止められない。 無理やりスペースを探し、無理やり駐車する。(今日は勘弁して~)

本日の最初の山女が出た渓の風景
 準備をしていると、また1台がやってきて、釣りの準備を始める。 さっさと準備を済ませ、林道に飛び出していく。 余り急ぐと疲れるので、ゆっくりと林道を登る。 2kmくらい歩いたところで、先ほどの釣師が追いついてきた。 「どこへ入るんですか?」と問われるので「○○沢に入ろうと思ってます」と答えると、「それじゃ私は、▽▽に入ります」と言う。 その後「もしかしたらテンカラブログの人ですか?」と聞かれて、はっきり私かどうか分からなかったが、思わず「そうです」と私しかいないみたいに答えていた。 二言三言、もぞもぞと話をしているうちに、私の入渓場所が近づき別れる。
 今日は奥まで行こうと考えていたが、相変わらず我慢が足りなくて、すぐに入渓してしまう。 先日も釣り上がった場所であったが、丹念に釣りあがっていく。 どうしたことだろうか、今日は平水に戻っているのに、余りにも当たりが少ない。 入渓してすぐに13cmの山女が出てきて、そのあと釣れずにやっと出たのが12cmの山女で、殆ど釣果なしに近い。

3尾が口を使ったが、いずれもランディングできない淵
 釣れない釣りには理由がある。 実はちょっと前から気になっていたのが、ところどころに足跡のようなものが岩の上に残っていることだ。 小さな2尾をランディングした後は、まるっきり当たりもなくなる。 と言うことで、遡行も早く、どんどん釣りあがる。 向うに、私にとってとても危険な落ち込みから続く滝が見えてくる。 と同時にフライフィッシャーマンのスイングが小さく見える。 やっと釣れない理由が分かる。(ほんとに彼のせいかな~)

今季最高サイズである26cmの山女
 FFマンに問うと、落ち込みまでしか行ってないと言うので、その先を目指して、竿をたたむ。 落ち込みに太ももまで浸かり、岩の壁を登る。 足がかりが少なく、指の力も使わないと、私には上れない。 下りはもっと危ない。 その後滝の左岸に下がるロープを使って、滝を巻く。 人心地ついたところで一休み、と思っていると、目の前の淵に大きな魚影が見える。 休んでいる暇はないぞっと、腰を屈めてテンカラの準備をして、屈んだまま第一投を飛ばす。 うまく入ったと思ったが、肝心の毛鉤が見えない。 それでも、ラインが引かれたので合わせると、うまく咥えた。 立ち上がり、手に力を入れる、竿は曲がり、渓流魚は落ち込みに逃げてゆく。 なにくそっと力なら負けないと引き寄せる。(オーバーだな~)

水中ならぬ、水に戻っていく寸前の山女
 引き寄せて取り込むと、鼻息も荒く、メジャーを取り出し、サイズを測る。 興奮していた通り、なんと、なんと、今季最高の26cmの山女である。 いつまでも冷めぬ興奮の中、写真を取り続ける。 じっと見つめていると、リリースしたくない気持ちが湧いてくるが、ここは割り切って、名残惜しいが別れを告げる。

一休みして昼飯を食う、にやけているのかな~
 今のはすごかったな~ 興奮はまだ冷めず、メモを取りながら思い出す。 やっと一休みの昼食を取ることにして、岩の上に座り込む。 飯を食っている間も、顔がニヤケている筈だ。 誰かに見られたら、気持ち悪いと言われそうであるが、幸いなことにここは渓流である。 思う存分にニヤケよう。

今季2番目の大きさ25cmの山女
 最高の山女をゲットした後、すぐに現れるちょっと深い瀬に振り込むと、またまた大きい山女が飛び出してくる。 先ほどの興奮が甦り、引きを楽しみながら取り込もうとすると、下流に勢いよく引き込まれる。 小さな落ち込みに逃げて行ったが、またしても力任せに引き戻す。 取り込んで、計測すると今季二番目になるかもしれない25cmの山女である。 興奮しながらも、じっと見つめると、さっきの26cmの山女と目が違う。 この山女の目は、眼球全体と言うか目全体が真っ黒で、先ほどの山女は白目と言うか黒ではない部分があったので、顔つきがちょっと違う。

群れを成して魚影が見える淵
 今日は大変うれしい、興奮の時間を私に与えてくれている。 枝沢が出合う地点の淵では、群れを成す魚影が見える。 時々ライズしてい渓流魚も見える。 こんなところは最初の一尾が肝である。 やんわりと振り込んでみると、渓流魚は何の疑いもなくバックリ飛び出してくる。 手ごたえ十分、力任せに引き寄せる・・・が、毛鉤だけが戻ってくる。 これで、大きいものは出てこなくなっただろうな、と思いながら再び毛鉤を振り込む。 今度は飛び出しはしなかったが、力強い反転を見せて、毛鉤を咥える。 しか~し、またしても外される。 どうもスズミのテンカラ竿の胴調子が、フッキングを和らげているように感じる。

今日はあまり大きくない19cmの山女
 ここまで来るときも数多くあったのだが、どうしても針が外される。 竿のせいにして、SHIMANO渓峰テンカラに持ち替えて再度挑戦である。 やっぱりこの竿のほうがしっくりくる。 ラインも1m長いものに変更して、遠くから満遍なく再挑戦である。 竿を替えてからは、一応飛び付いた3尾の山女は、取り込みまで成功する。 やっぱり竿だ! と理解するものの、練習のためにも、再びスズミのテンカラ竿に替える。

正確に測ると大きいかもしれない23cmの山女
 滝までやってきて、その滝壺をしばらく見つめる。 魚影は見えないが、静かな水面の流れ出しあたりに毛鉤を落とす。 どこからともなく影が近づき、毛鉤を追いかける。 口は使わなかったが、もう一度もう少し奥から流すと、再び影は現れて、今度は口をしっかりと使う。 軽く合わせると、竿は真ん中から弓なりに曲がり、いかにも大きな渓流魚と言う雰囲気である。 再び喜びに、顔が緩んでいることだろう。 しっかり取り込んだのは、23cmの山女である。

私止めの滝は、今日も先へは行かせてくれない。
 今日のこの滝は、水面の乱れが少ないので、毛鉤にも出やすいのかもしれない。 先ほど伸びの後にも、しっかり出てきたが、この竿のせいで(あんたの腕のせいで)足元で逃走される。 これも大きいサイズであったのが、本当に残念で、しばらくこの淵でテンカラを振り回す。 もう出てこない・・・ 戻りたくない気持ちを抑えて、本日終了とする。

渓流の風景
【本日のまとめ】
 山女 9尾(大きいものが多い)
 狭い渓流は先行者に影響される(実感)
 久しぶりに大きな山女を釣り、興奮した
 すばらしい一日であった




タグ :山女

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この記事へのコメント
tenkara1nenさん

ご無沙汰しておます。解禁から楽しまれているようで何よりです。週末は釣り三昧?少し羨ましいです。tenkara1nenさんのホームを読むたびに、私も頑張らねば行けないと感じています。今季、最大魚おめでとうございます。
Posted by しょうた at 2010年05月25日 15:10
しょうたさん、本当に久しぶりですね。

相変わらず先立つものがなく、装備もなくて、いつものところに、いつものように行っています。 私にとっては、遠くの未知の渓流に出かけられている皆さんのほうが羨ましいです。
そろそろ私も、ほかの渓にも足を伸ばしたいものです。 いつになることやら・・・

多少飽きても、これからもこのページを見てやってください。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2010年05月26日 23:42
tenkara1nenさん

お返事ありがとうございます。飽きる・・・事は無いです。これからも頑張って
良い釣りを楽しんで、書き込みして下さい。 今季は長野方面が多く、丹波川水系は数回程度しか出没していません。場所は詳しく書けませんが山梨県の源流域、滝を幾つか越え、山女35cmをあげました。源流域では生涯最大魚になりそう。
Posted by しょうた at 2010年05月27日 17:01
お久しぶりです♪

いい感じのヤマメですね^^

昨日、後山川系で、イワナ27cm一本、25cm二本、
ヤマメ26cm、小さい15~23cmの数本釣りましたが、
イワナはみんな、お腹黄色いけど
尾びれがかわいいの^^;;
太っていて、美しくない(←おい)
4月10日の小菅川のイワナは、尾びれが発達してて
あういうのは見ていて惚れ惚れしますよね。

そういえば、
2年前に、A岩谷(←これじゃわかっちゃう)笑
37cmのイワナ釣ったことあるんです。
(黒くて長いから、最初ヘビ釣ったかと思った)
tenkara1nenさんは毎週のように渓に通ってますから
いつか、もっといいサイズを釣れますよ^^

でも、渓で、釣りをするって、楽しいよね♪
サイズとか数とか、あまり意識すると、つまんなくなっちゃいそうで(笑)
(もちろん釣りに行ったので、少しは魚達に遊んでもらいたいのだが)
 
Posted by アイラブ丹波山 at 2010年06月01日 03:35
アイラブ丹波山さん、書き込みありがとうございます。

アイラブ丹波山さんの釣り方は何ですかね。 大きいサイズの渓流魚ばかりでうらやましい限りです。 とくに、A岩谷での岩魚には、遭ってみたい。 A岩谷は昨年の4月に一度行ったきりで、もう行くことはないだろうと思っていましたが、アイラブ丹波山さんの「蛇かと思った」がとても気になります。 今年行ってみようかな。

釣果もうらやましいですが、わたしも驚きの体験に遭遇できるように・・・
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2010年06月01日 22:51
自分は、エサ釣りです^^
でも、リリースサイズしか釣れないこともありますよ(笑)
一ヶ月前にアオイワに行ったけど、
下流域でヤマメとイワナ20cmの一本ずつでした。

昨年の4月29日に、tenkara1nenさん行って引き返したあそこは
昔は倒れた木がたくさんあって、その木の上を行きましたが、
いまは、右岸(左側)のほうを股下まで水に漬かりながら、
ゆっくり歩くといけます。まもなく、右手にワサビ田。
で、もう一箇所だけ、行きづらい場所があって
(右岸の岩をツイスターゲームのように?)
そこを行くと、まもなく青岩大滝です。
予備で長い竿を持っていきますが、
大滝には意外と、魚いない。それかタイミング悪い(笑)
昔の地図は、大滝から右岸から登ったりしたそうですが、危険です。
沢登りの人は、左岸(右側)から行くようです。
自分は自信ありません^^;;

実は、自分テンカラの竿をもってるんです(笑)
昔、日原川で、竿を振ってみたけど、
腕が悪いんだか、魚がたまたまいなかったのか。。
全然、釣れなくて、やめてしまったのです^^;;
自分の場合、「テンカラ落第生」って感じです。
tenkara1nenさんのブログを読んで
「魚がちゃぽっと 毛ばりをくわえ。。」みたいのが
実は、とても羨ましいんですよ(笑)

自分よりも、毎週のように行かれてるtenkara1nenさんのほうが、
驚きの体験ができると思います♪
Posted by アイラブ丹波山 at 2010年06月02日 00:21
ラブ丹波山さんの書き込みは、私の心をくすぐります。 どうしても、行ってみようと思います。 私の趣味としても、大滝までは行かないと、地図が作れないのです。 思うのは、大滝から登山道に抜けたい。 頑張ってみます。

私にとっては、すごい情報です。 ありがとうございます。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2010年06月02日 23:06
大滝上から登山道は行った事がないからわからないのですが、
三条の湯の人に、「ここから鍾乳洞のほうをぬけて、大滝の上に行ってみたいのですが?」と聞いたら、「登山道がはっきりしてないからやめたほうがいい」と言われた事があるんです^^;;
逆に、大滝上から三条のほうに行こうとした場合も同じだと思えるの^^;;

三条から鍾乳洞。。
ttp://blog.goo.ne.jp/heppoco-2005/e/cc5c48eb5be5eab6a893e7ab045e2b10

けっして、無理をしないでください。

昔のガイド本に 大常木谷に関しては、書かれてなかったの
「毎年、命に関わるような落下事故があるようである、大怪我の代償がヤマメであってはならない」そんなことが書いてあって、
それはどこも一緒だと思うの。
無理だと思ったり、迷子になりかけたら、
例え遠回りになっても引き返すとか、
そういう勇気も必要だと思うなりよ^^
Posted by あいらぶ丹波山 at 2010年06月04日 00:02
アイラブ丹波山さん、ご注意ありがとうございます。

ご安心ください。 私の体は、あちらこちらが痛くて、釣り人の普通に行くところも、オーバーに言うと死ぬ思いで行っています。 なので、途中で引き返す場面が多いのです。 何度も行くと、少しずつ分かってきて、多少の無理をしますが・・・ それでも、皆さんの無理とはだいぶ違います。

今度A岩谷に行った場合でも、アイラブ丹波山さんの「行きづらい場所」を私にとって「つらい」のか「行けない」のか、十分に考えます。

再度、ご注意ありがとうございます。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2010年06月05日 09:50
 
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後山川で思わぬ快感を
    コメント(9)