2024年02月26日
少ない多摩湖の鴨
例年の多摩湖にはたくさんの鴨がやってくるが、2月13日にはほとんどいなかった。 環境が変わってきているのか?

冬の多摩湖にはたくさんの鴨がやってくる。 遠くではあっても数が多いので、なかなか壮観な景色である。 しかし、近年はやってくる数が少なくなっているように感じ、今年はもっと少なくなっており、留鳥として残っているものばかりに見えた。 多摩湖の水抜きが行われてから雨が降らず、水が溜まっていないからか。

確認できたのは、カイツブリ、オオバン、マガモである。 その数はとても少なく、カイツブリは二十羽くらいはいそうであるが、オオバンはわずか二羽、マガモも四羽である。 名前が分からない水鳥も数羽いた。 もう少し遠くを見ればもっといたかもしれないが、どうせ見えないと諦める。 それにしても少ない。

行動している鳥たちは、ペアになっているものが多く見られた。 カイツブリは群れになっていたが、少し離れたところでは二羽で行動している。 カイツブリはこんなところに巣を作るとは思えないので、この近くに巣を作るべき水面があるに違いない。

オオバンはたった二羽しか見えなかったが、ずっと一緒に泳いでいたので、ペアになっていると思われる。 驚いたのはオオバンが一瞬水面から消えたことである。 不思議に思っているとプカリと浮いてきたのだが、オオバンが潜るとは思っていなかったのである。


マガモははっきりわかるのは四羽であったが、共にペアになっていた。 二羽の近くには他のマガモはおらず、群れから離れていることは明らかである。 マガモで少しおかしかったのは、羽が真っ白に見えるものがいたことで、改めて図鑑を見てしまった。 でもおかしい。

鴨の群れがいないことは最近の気候が変わってきたことを示しているのだろうか。 なんだか気になった多摩湖の野鳥であった。
散歩に出ると、くしゃみ鼻水が出て目が痒い。 これじゃどうなるか分からないのが今週の渓流解禁である。 タオルだけで防ぐことはできるだろうか?







Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
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