2023年07月24日
初めて釣った貝沢川
2023年7月20日 今まで釣ったことのない貝沢川へ行ってきた。 蚊が非常に多かったが、山女がたくさん出てきた。 この時期でも私の毛鉤を咥えるとは、毛鉤に慣れていないのだ。

今年の初め(2023年1月25日)に、1500m位の山が寒すぎて諦め、下りてきて歩いたのが貝沢川である。 あまり景色は良くなかったが、水さえあれば渓流魚がいそうであったし、今は無き貝沢集落を見たいという思いもあった。 集落跡までは容易く行かれるはずだと軽く考えての計画である。


車がある、先行者がいると云うことは全く考えられなかった。 というのも、流れの情報がインターネット上ではほとんど見つけられないからである。 ただ、街が近く本川(放流地点)にも近いと云うことで、みんなが知っているので情報が必要ないと云うこともある。 山歩きのときに歩いた林道に乗り入れる。


登山道崩落の看板にフィットを停めて、すぐそこから流れに入る。 流れは思ったよりも変化があり、水もあるので、あっちこっちに魚がいそうである。 その通りに、最初の場所で17cmの山女が毛鉤を咥えた。 毛鉤に向かってシュッと浮いたので、パッと竿を立て合わせたのである。 これいいかもしれない。


最初の場所で出たのでいい気になったのか、立て続けに七回も外されている。 メモまでしているので先へ行く時間がどんどん削られる。 最も時間を使ったのは、回り込んできた流れが真っ直ぐになるところに見える山女を狙ったときである。 最初咥えたかのように見えたが合わせられず、それ以降毛鉤にまったく興味を示さないのだ。 やっぱり最初が肝心なのだ!


曲がりくねった廊下帯に入り、さしたる高低差もないのに進むのが難しい状況になる。 山女は相変わらず反応しているので、結構いい大きさのものも出てくるので、先へ行かず戻るという選択肢はなくなってくる。 歩いた時に見えた登山道の手すりが落ちている場所へ来ると、上から見た時よりも怖い光景である。


廊下帯を抜けるところで出た山女は21cmで、ますます先へ行きたくなってくる。 進めば山女はどんどん出てくるし、その大きさも18~21cmで整ってくるのだから、顔がだんだん緩んでくる。 しかし、流れている場所以外に淀みや小さな巻き返しにも毛鉤を落すのだが、岩魚の反応は全くない。 ここは山女の流れなのだ。(今頃か!)


一本目の鋼鉄?の橋まで来ると、立て続けに山女が出てなかなか心地よい。 20cmを越える山女の引きは格別で、硬い引きが柔らかい竿で大物に思わせてくれるのである。 いいね~、とふと立ち止まると手が痒い。 見ると小さなかがいるのだ。 そう云えば、手があちこち痒い。 虫除けを塗っていない手の甲がたくさん噛まれているのだ。 蚊が育つような流れのない場所が多いのか! 蚊の流れ!


登山道は左岸に付いているが、再び右岸に戻って峠に向かう。 その間バンバンバシバシ山女が出てくるのだから、時間はどんどんなくなっていく。 時間が無くなる自覚はあったものの釣れるし、釣れそうな流れも続くので、放って進むことは性格上できないのだ。 短い距離でほとんどの場所で山女を見て、やっと最後の鋼鉄?の橋に着く。


橋の袂で一休みして、今日の釣りを振り返る。 ここまで山女ばかり16匹、外れたのはそれ以上で最近にない素晴らしい釣りである。 時間を確認すると、もう予定時間を使い切る寸前である。 登山道はここまでなので、使えるのは30分、粘っても45分である。 もう少し釣るか、ここから登山道で戻るか? 見えるところまで行くか!


頑張ったが小さな山女ばっかりなので、30分になったあたりで「これで最後だ」と決めて振り込んだ。 すると今までにない引きの強さが伝わり、「外れるな!」「待て待て!」と取り込もうとするが、柔らかい竿で引き寄せられない。 「落ちていくぞ」、必死にラインを掴んで見たのは、23cmの山女であった。

大きな倒木を前に、やっと終了を決める。 それにしても蚊の多い流れか。 情報はなかったが山女の流れで、たくさん出てきて楽しかった。 岩魚はいないし、貝沢集落跡も見られなかった。 もう一度来てもよいと思った釣りであった。






















Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│丹波川