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2023年04月10日

 深場が全くない小渓

 2023年4月6日 小菅川の沢を釣った。 禁漁期に大滝を観に行った時よりも釣り場が潰れてしまっていた。

棚倉大滝
 小菅川で釣りたい流れがまだ残っている。 小菅川に流れ込む沢が一本、昔子供たちが遊んだ冒険の路から上流、そして最終堰堤からの源流部奥である。 このうちの一つである沢へ行くことにする。 冬場に初めて竿を持たずに行った大滝に、今回は竿を持って岩魚を探りにいくのである。

漁協の案内
 計画は雨ではなかった。 小菅川に到着するまでずっと雨であり、フィットを降りても雨である。 この雨の中、斜面に張り付いた道を歩くのはちょっと不安だと思いながらも準備する。 雨の状況次第だと割り切って、二番堰堤上の小菅川にやまめ道から下りる。 合羽を着ていなかったが、林道で感じる雨と違ったので着ることにする。

出合いの滝はこの先
 竿を延ばした沢は、工事用の大型土嚢で三段階に堰き止められている。 土嚢の手前から覗いては毛鉤を落す。 だめだ! 土嚢を上って流れを見たその時魚影が土嚢にさ~と隠れたのである。 三つ目の広い水溜りにきて、慎重に毛鉤を落したが、雨粒も水面を乱しているのでなかなか出てくれない。

持っても手前で出た岩魚
 土嚢まで流れてきた毛鉤をちょんちょんと動かすと、ラインが横にス~と引っ張られた。 これは! シュンと竿を上げテンションマックス、ギュギュギュ~と抵抗される。 これは岩魚だとハリスをつかんで網を出す。 大きいと思ってやっと引き上げたのは、23cmの岩魚である。

プールの浅いところで出た山女

落ち込み右の石にいるはず
 魚影がたくさん走っているのを見ていたので、再び浅いプールに毛鉤を投げ込む。 すると今度は、水面を揺らす咥え方が見られた。 シュッと竿を立てると一瞬見えたのが山女で、ギュンギュン引いて楽しい。 水面に顔を出してしまえば大人しくなり一気に引き上げる。 今は見られなくなったこの沢の山女は21cmであった。

小尾根を登る
 ここからが問題である。 雨はほとんど止んでいる。 取りあえず仕事路まで登ってみるか。 斜面が滑るようなら止めるか。 などなど、諸々考えながら斜面を登ると、急斜面はとても登りやすいではないか。 仕事路に立ち、ゆっくり問題の地点に向かって様子をうかがう。 落ち葉の量は少ない、新しい渓流靴のピンが有効だ、慎重に進むことにした。

岩魚は美しい

酷い流れになった
 下りた沢は今まで通りに砂利ばっかりなのだ。 ところどころ毛鉤を落せる流れなのだ。 しかし今日はまるっきり毛鉤を落せないのだ。 好みではないが白泡とその横に落とし、小さな落ち込みの下にいる岩魚を夢見る。 説明しにくいが、そんなところで岩魚を引き出した。 砂利の流れを引き摺って岩魚を寄せる。

まだマカ顔が小さい岩魚

浅くて話にならない流れ
 大き目だった淵は尽く埋まって、全く興醒めである。 それもこれも、ここが山葵田の跡だと云うことで、出合う枝沢からの砂利がとんでもない量なのである。 記憶にある淵に近付いて期待すれば、とんでもなく浅く白泡の部分だけが少し深い。 これでは期待できない小さな場所で頑張るしかない。

流れさえ見えなくなる

端っこにちょっと流れが
 酷いとこばっかりで、冬場に来た時とは違っている。 少しは毛鉤が落とせそうだったところが消えている。 雨が降れば砂利は流されそうであるが、この沢の枝沢にまだ砂利が残っているので、その砂利がなくならないと淵は戻って来ないのだ。

岩魚らしくなってきた

岩と白泡の間に
 岩魚はいるようだが、みんな小さい。 そりゃぁそうだろう。 悠々と泳がれる場所は一つもないので、餌を捕るのも難しく、大きくなるのは相当に難しいに違いない。 小さな落ち込みの下(底)が広いのか、どうなっているのか見てみたい。 そして毛鉤を落す。

黒っぽい岩魚

岩魚は左右の石の下にいると思ったが
 だいたい、ここにいると思った落ち込みにはおらず、そのすぐ上の流れにいたりする。 でも、目指した落ち込みにもいるはずなのだ。 私の予想は外れてしまうが、岩魚が出てくると云うことは予想通りとも云える。

濡れているとつやつやして見える岩魚

いないと思った流れに
 滝が見えた。 岩魚がいるかもしれない流れがあるのだが、その流れが曲がっているので餌を待てる場所はなさそうにも見える。 いるいないよりも、振り込める場所があると云うことが嬉しくて、毛鉤を流す。 すると魚影が石から流れに出てきて、毛鉤を咥えたように見えた。 きっと、この岩魚は上に向かっているのだ。

とんでもないところにいた黒い岩魚

こんなところに普通毛鉤は落とさない
 大滝の下までやってくると、いつも圧倒される。 水量はなくとも直立した壁のような滝、周りが崖で囲まれている姿に怖れを感じるのである。 滝壺はないが途中まで登って、岩の積み重なる場所に毛鉤を落す。 岩の向こう側に落ちた毛鉤は浅い場所を流れるが、急に止まったのでちょんちょんと合わせる。 咥えていたのは19cmの岩魚である。

棚倉大滝
 雨はすっかり上がり暑いくらいの気温になっている。 ここで今日は釣りは終了だと、作ってきたサンドイッチを、大滝を見ながら食べる。 この沢は滝があるから好きでよく来ていたが、釣りにならなくなったこと、景色が釣りではなくなったことが残念である。 こんなことを考えながらも復活を期待し、見るために、きっとまた来るのだ。

垂直な崖が怖い
 戻りにまたあの怖い仕事路を使うのかと思うと、どきどきしてしまう。 途中にある上空への道を使えば、危険は少ないのだがとんでもなく疲れてしまうので、来た道を使うしかないのだ。 今日は精神的にも疲れる釣りだった。



タグ :岩魚

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