2021年12月29日
奥多摩ドライブ
2021年12月25日 山歩きを止めてドライブすることになった。 奥多摩湖を周遊してきた。

今日もいい天気だ。 頑張って山へ行くぞ!と車に乗ると、すでに零度である。 風はないので大丈夫だろうと進むうちに、風はだんだんと強くなり気温も下がってきた。 着ている服が気になってきたので、奥多摩湖に立ち寄って辺りを歩くことにした。 いざ歩いて見ると、やっぱり風が強く気温は零下である。 防寒に適した下着ではないので耐えられず、すぐに車に戻って計画を見直す。

この天気である。 歩き出せば汗をかくことは必至であるが、展望できるところまで来た時、尾根に上がった時のことを考えると非常に不安である。 決められないまま車に乗ったが、目の前の大麦代駐車場に車を入れてしまう。 決めていないので、ここから先に行けないのである。 幸いにして、この駐車場に風はないので、歩き回って決める。 今日はドライブとしよう!

いつもであれば素通りする奥多摩湖を少し眺めてみる。 広さを感じ、水と空の青さを知る。 風の向こうには大寺山の仏舎利塔が見えている。 ぼんやりと見ると、魔人のようでもあり、ロケットのようにも見える。 祀られた人たちと現世をつなぐ仏舎利塔である。

奥多摩湖の水位は少し下がっているようで、尾根から続く地面が浮き出ている。 じっと見ると何やら白いものが見える。 野鳥が休んでいるのかと思ってさらに見ると、生き物ではない。 コンクリートのように見えたのだが、なんでこんな中之島にいっぱいあるのだろうか。

奥多摩周遊道路にある山のふるさと村に立ち寄る。 湖面まで下りてみると、砂利の山は大きくなっていた。 サイグチ沢が崩れて、沢沿いの登山道も崩れ、その石が落ちて来ているのである。 倉戸山の御椀を伏せたような姿がはっきりと分かる位置まで歩く。 人がいなくて静かである。

周遊道路一の展望を誇る月夜見第一駐車場に立ち寄る。 雲取山だけじゃなく、多摩川の一番奥の山々が見える。 走ってきた奥多摩湖畔の国道も、奥多摩ダム(小河内ダム)や集落が見える。

正面の石尾根は色がなくなってきているものの、歩きたい気持ちは湧いてくる。 鷹ノ巣山を中心にアップダウン、距離があることが改めて分かるので、どうやって歩くのか考えてしまう。 埼玉県方向も見える駐車場である。

月夜見第二駐車場は展望がないが、御前山への尾根路を少しだけ下って戻る。 周遊道路では駐車場でしか展望は望めないので、次は風張峠駐車場に停める。 都心方向が見え、この日は東京スカイツリーも見えていた。 南には大山が見えるのだが、今日は雲が多いので雲の写真を撮る羽目になる。

風は強かったが、山を下りれば風は止む。 おとなしく帰宅する。









Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│観光・ドライブ