2020年07月14日
尺に届かない岩魚たち
2020年7月12日 先週悩んだ釣りをした流れに再度行く。 尺は出なかったが大きめの岩魚が出てきて、非常に満足した釣りになる。

今日は久しぶりにいい天気(曇り)になる。 雨は降らない。 人出は多くなる。 そして、天気がいいにもかかわらず流れの水量は多いままで、私のテンカラ釣りも難しいままであろう。 しかしながら、梅雨時の晴れ間を見逃す手はないと、難しい釣りに行くことにする。

場所はできるだけ浅い谷の源流部で、遡行の危険性が比較的低い一之瀬川上流部である。 東京都の林道にある笠取山登山口には、10台以上の車が停まっている。 梅雨の晴れ間(雨が降らない)は、釣り人以上に登山者にとっても見逃せないのであろう。 準備している登山者グループ、歩き出しているペアの登山者は笑顔なのである。 早く行こう!

ここは先週、先行する釣り人、追い抜かれた沢登りグループに難しい釣りを迫られたところなので、今日はそんなことがないことを願っている。 駐車場所には車がないので、先行者はない。 にやり

さっさと歩きだし、最終堰堤を越えて、先週釣り師に出会った二股下まで急ぐ。 最初のナメを登って、二股に立ち、これから登るナメを見て、登ってきた下流を見る。 沢登りよ、今日は来るな~ ナメを登って釣り開始である。

小さな岩魚ばかりである。 そろそろ標準的な岩魚が出てきてほしいと思い始めたのは、再び渓が出合う辺りである。 そう思って、どっちへ行こうかと少し迷ってしまう。 しばらく考えて決めたのが、右にあるナメの途中まで行って出なければ、戻って左の渓に入ろう、ということである。

この辺りは砂利の山になっているので、伏流している水が多く、白泡だらけの中では比較的静かである。 小さな淵に岩魚の姿は見えないが、毛鉤を落とすと、岩魚がスーッと追ってきて、急回転で毛鉤を捉えた。 ここまでなかった光景に興奮し、力いっぱいに竿を立てる。 幸いにしてハリスは切れなかったが、岩魚は水を飛び出して、私に向かってきた。
白っぽい魚体に橙色の斑点が美しい。 22cmで白っぽい岩魚よりも小さい20cmではあるが、上流の岩魚の様子を予感させる良い兆候である。 そのまま東谷を進むことにする。

出合から50mほどでナメになる。 その中段には小さな淵がある。 砂底ではあるものの、少々深くて、この流れでは広いほうで、石も端っこにある。 石のそばに落とした毛鉤に小さな岩魚が現れた。 ん~

ちょっとナメからの流れに巻き込ませてみるか、と毛鉤をナメの流れに乗せて、淵に潜らせてみる。 毛鉤は全く見えないどころか、ラインを緩ませているので、どこにあるのかもわからない。 少しずつラインを張っていくと、逆に引き込まれた。 これまでにない重い引きで、大物を予感させる。

無理は禁物、そうだ、無理するな! 引きを楽しむように、徐々に引き寄せる。 大きい! 尺超えに違いない! 網に入った岩魚は、ヒレというヒレがみんな赤く染まり、斑点の色も美しい。 ここではあまり見ない色が本当にきれいなのだ。 慎重に計測したが、決して尺を超えず28cmである。
残念!でも楽しい。

毛鉤を振り込みやすい場所はない。 平らな浅瀬とかはあるものの、白泡だらけに落としても無駄なのである。 毛鉤を落としたい場所は、総じて振り込みしづらく、機会は逃して逃してはならない。 低い落ち込みの左右に、比較的静かな水面がある。 但しその場所は狭く、巻き返しの流れが速いので、岩魚が待っているかどうかは自信がない。
左にぽちゃんと落として、わずかな時間で引き上げる。 短すぎて岩魚は出てきそうにないので、石に沿って毛鉤を流して、水流に引き込まれても我慢する。 我慢と云っても引っ掛かる恐れがあるので、実際には1秒くらいだろうが、そこで岩魚が咥えてくれた。 ヒュンと竿を立てる。

いや~ 重すぎる! 今度こそ尺だと色めきだって、「我慢だ、我慢」と引きを楽しむ。 やっと引き上げたと思うと、網の中で毛鉤が外れた。 考えてみればドキドキもんの収容だったのだ。 ちょうど尺くらいに違いない。 前よりも慎重に計測するも、やっぱり28cmがやっとである。
なんて日だ!でも楽しい。

今日の最後の地点が見えている。 岩魚が棲み処とし隠れる、あるいは降雨時の激流を避けるにはいい場所である。 1mもない落ち込みの両脇には大きな石があり、その下が空いているようなのだ。 さらに都合がいいことに、落ち込みからの流れは巻いた流れを作り、その石に向かっている。 落ち込み脇の石の下に岩魚が餌を待っているに違いない。
邪魔な枝のないほうに毛鉤をやんわりと振り込み、流れに乗せて石の下を狙う。 いないか~ そう思ったときに、姿は見えなかったが、ラインが思いっきり引き込まれた。 ぴしっと竿を立てると、大暴れする。 狭いけれども深い淵を動き回る。 枝の落ちている方に引っ張られ、いまにも絡みそうである。

しかし、おとといの小菅川で、無理に引っ張って外れてしまった経験で、今回は慌てない。 と言いながらも、どうしようと頭の中は「どこで収容しよう」とグルグル回る。 下に落ちてしまった!
ここからは慌ててしまって、下の流れに飛び降りて(本人は飛び降りたつもり)、ラインをつかんで収容した。 (実はあんまり覚えていないし、メモもしていないのである。) 割と太い岩魚は、慎重な計測の結果、26cmであった。
またしても残念!でも楽しい。

ここが最後である。 ここから上はナメが顕著になるので、美しくても遡行が大変で釣りも難しいのだ。 ナメからの2mほどの落ち込みに淵はない。 しかし以前岩魚がいたこともあるので、とりあえず毛鉤を流してみる。
すると毛鉤を引き上げた後に、大きな岩魚が白泡に戻る姿が見えた。 急げ! 岩魚が戻る前にもう一度毛鉤を見せねばならないと、引き上げた毛鉤をそのまま流れに振り込む。 少し届いていない!

しかし岩魚がぐじゅぐじゅと動くので、ポンと合わせると、ググっとラインを引っ張った。 やっぱり大きい! 浅いし狭いので、引きずり込まれることはないと、しっかりと竿を立てたまま、対岸の砂場に移って、引き寄せる。
いいね~ 尺岩魚かもしれない! 砂場に上げて網をかぶせて収容する。 慎重に計測するが、最初は28㎝とちょっと、残念なのでもう一度計測するが、何とか29cmが精いっぱいである。


黄金色になりそうな岩魚は手放しがたく、長い間見ていたが、いくら見ていても変化はしないので開放する。 開放するときに網から出ていく姿を、ずっと追っていた。 岩魚は白泡の中に消えていった。
最後まで残念!でも楽しい。

終了して下り始める。 多分にやにやした顔で下っているだろうが、しばらく下っているとどっと疲れが出てきた。 しばらく休まねば、こんないい思いをした時は注意しなければならないのだ。 十分一服して、再び歩き出す。 いい一日だった!






白っぽい魚体に橙色の斑点が美しい。 22cmで白っぽい岩魚よりも小さい20cmではあるが、上流の岩魚の様子を予感させる良い兆候である。 そのまま東谷を進むことにする。



残念!でも楽しい。

左にぽちゃんと落として、わずかな時間で引き上げる。 短すぎて岩魚は出てきそうにないので、石に沿って毛鉤を流して、水流に引き込まれても我慢する。 我慢と云っても引っ掛かる恐れがあるので、実際には1秒くらいだろうが、そこで岩魚が咥えてくれた。 ヒュンと竿を立てる。

なんて日だ!でも楽しい。

邪魔な枝のないほうに毛鉤をやんわりと振り込み、流れに乗せて石の下を狙う。 いないか~ そう思ったときに、姿は見えなかったが、ラインが思いっきり引き込まれた。 ぴしっと竿を立てると、大暴れする。 狭いけれども深い淵を動き回る。 枝の落ちている方に引っ張られ、いまにも絡みそうである。

ここからは慌ててしまって、下の流れに飛び降りて(本人は飛び降りたつもり)、ラインをつかんで収容した。 (実はあんまり覚えていないし、メモもしていないのである。) 割と太い岩魚は、慎重な計測の結果、26cmであった。
またしても残念!でも楽しい。

すると毛鉤を引き上げた後に、大きな岩魚が白泡に戻る姿が見えた。 急げ! 岩魚が戻る前にもう一度毛鉤を見せねばならないと、引き上げた毛鉤をそのまま流れに振り込む。 少し届いていない!

いいね~ 尺岩魚かもしれない! 砂場に上げて網をかぶせて収容する。 慎重に計測するが、最初は28㎝とちょっと、残念なのでもう一度計測するが、何とか29cmが精いっぱいである。


最後まで残念!でも楽しい。

Posted by tenkara1nen at 21:45│Comments(0)
│一之瀬川