2019年10月06日
奈良倉山から富士山
2019年10月5日 渓流シーズンは谷しか歩いていない。 しかし、それも終了したので、早速富士山を観に奈良倉山を歩いた。

釣りに行けないのかと思うと、何だか一気に気が抜けてしまう。 そんな気持ちを吹き飛ばすように、昨日は気合を入れて、今日の計画をしていた。 まずは富士山を見なくてはいけないと、車から降りて歩く時間が、最も短い場所はどこかと考えた。 勿論、車に乗っている時間も短くなければならない。 この車と、歩きの時間を踏まえて、そしてその後の大切な冬季釣場のことを思えば、奈良倉山しかない。 ちょっと飲み過ぎたかもしれない。

4時に出発し、6時過ぎには富士山が見えるところに立っている。 はずだったが、松姫峠に到着したときには、すでに高い位置に太陽があった。 車は二台、バイクが二台、バイクの年配者は茸採りで、素早く準備している。 声をかけて、ぶらぶらしていると、二人はバイクに乗って峠を下っていった。 どうしたんだろうと思いながら、登山靴だけを履いて歩きだす。 峠ではこれまでにない状況があった。 それは、通行止めのゲートが開いていたのである。 下りて行かれるのなら・・・

早く富士山を見たいので、登山道は選ばずに、林道で奈良倉山を目指す。 薄暗い路にも、光が差し込んでいる。 イノシシがいたので、少々時間を使う。 再び道に戻って、真新しい白い看板が立っているのに目がいった。 近づいてみると「多摩川源流トレイルラン」と書かれている。 先日(9月)に行われた大会の道標である。 上下に逆さまの印刷なのは、一種類の印刷で、どこにでも立てられる優れものなのだ。 道も800人以上が通過する、通過したために、整備されているのだ。 とても歩きやすい。

林道に別れを告げて、奈良倉山の山頂を目指す。 西の斜面はやっぱり薄暗い。 何の音聞こえてこず、足音だけが林に響く。 それにしても静かなものである。 頂上方面を見ると、路の左右が綺麗に違っている。 北側は東京都の水源林で自然林となり、南側は植樹された落葉松林である。 これは多摩川の分水嶺を歩いていると、よく見る光景である。

奈良倉山の山頂に立ち、秀麗富嶽十二景五番の標と記念写真を撮る。

山頂は林の中にあり、広くて丸い。 そんな山頂でも、一か所だけ落葉松が伐採されているところがあり、そこからは富士山が見える。 草に埋もれている「富士山天望所」から見る富士山が秀麗富嶽十二景なのである。 野鳥も南の斜面から北の斜面に動き始めている。

あまり広角な展望はないので、佐野峠方面へ下り、再び林道に立つ。 佐野峠方面ではなく、松姫峠方面に向かう。 すぐに南の樹木がなくなる場所が現われて、目には富士山が飛び込んでくる。 「おぉ、いいですね~」 いい富士山である。 少し靄っているのは、昨日の雨が影響しているのだろうか。 この富士山が、釣りがない山歩きのスタートとなる!

望遠で眺める。 以前来た時には、ヘッドランプを付けて登る列が見えたりしたいい場所なのだ。 今日は時間が遅すぎたようで、どうも平べったく見えてしまう。 まぁ、それはよしとしても、富士山はやっぱり雪があったほうがいいのだ。

着いたときには静かだったのに、今はバイクの爆音が大きく聞こえてくる。 このいい天気である、ライダーの出も早くなっている。 長居は無用と、ゆるゆると登山道を下り始める。 野鳥を探しながらも白沢への路を確認しながら歩く。 茸採りよろしく、路を外れてはキノコはないのかと緩く下っていく。

登るときには野鳥が沢山いたが、ほとんど出合えず、がっかりしていると、茸採り6人に出会ってしまう。 生き物に出合えないことに納得する。 それなら、早く車まで戻った方が良い。 再び林道を歩いているが、なんだかとっても暑い。 日差しがあると私の肌を焦がしているようにさえ感じる。

峠に戻ると、暑さはピークになる。 1,200mを越えている峠である。 暑い、峠から見える富士山の頂上を見ていると、体がだるくてなってきた。 下りでは猿の群れを見て、さぁ冬季虹鱒釣場だ~













Posted by tenkara1nen at 19:00│Comments(0)
│山歩き