2019年03月04日
雪の中、山女と遊ぶ
2019年3月3日 ひな祭りである。 東京マラソンである。 雨である。 今日も小菅川へ行く。

雲行きが怪しい。 雨は降っていないようだが、いつ降り出しておかしくない。 昨日の小菅川解禁では余りに釣れなかったので、今日も行きたいのである。 しかし天気予報は雨、雨ではない天気予報はないのかと探すものの、どこにも晴れを予報するところはない。 それでも車に乗った。

程なく、思った通りに小雨になった。 この程度ならいいかと小菅村に入っていくと、なんだか雪のような気がしてきた。 林道に入るとはっきり雪だと分かる。 車もいないし雪なので、駐車場で様子を見ると、山が降る雪でかすみ始めていた。 昨日の教訓で、この辺りで山女を釣ろうと思っていた。 ただこの雪をどう考えるかだ!

再び車を降りると山鳥が見えた。 よし、釣りしようと決めて、着替え始める。 この時点で気温は2℃で、非常に寒い。 山鳥がいた斜面を下りて、釣りを始めるが手がかじかんでしまい、軍手をはめる。 専用の手袋は持っていないのだ。 水量は非常に少なく、淵は非常に静かで透明度が高くなっている。 ただ、雪が水面に落ちてくるので釣り難い。

最初に出たのは、予想した通り山女であった。 流れが石にぶつかり、緩くなって流れていく、その流れに乗せると反転する姿が見えたのである。 大きさは17cmで小さいが、思ったところから出るのは鼻息も荒くなるのだ。 この後、とってもいい淵があり、静かに覗き込むと、山女が揺れている。 毛鉤を落すとゆっくり近づき、すっと逃げていく。 いくらやっても同じで、私の根負けである。 毛鉤を浮かせればよかったと、のちに思うのである。

ちょっとした落ち込みの白泡に、毛鉤を潜らせる。 おぉぉ~ 岩魚が毛鉤を追って出てきた。 そして、ひゅんと毛鉤を咥えて、白泡に戻って行った。 そうは問屋が卸さない! 私の竿が毛鉤をしっかりと支えており、感じの良い引きを楽しんで収容する。 大きさは20cmであるが、やっと小菅の岩魚に出合えたと、しばらく眺め、色を確かめ、斑点を数えたりしながら、なかなか開放しない。

雪が降っているので、この流れの岩場は結構危ない。 また、石がずれ、倒木が流され、いつもの遡行を変更しながら手も使う。 苔の上には雪が積もり始める。 通らずの淵を右岸で越えていく。 見たこともない淵の底が見えている。 こんなに深くえぐれているのかと、初めて見る淵が面白い。 矢下沢出合いを過ぎていくと、魚影が濃くなってきたが・・・

フライフィッシングであれば、遠くから攻められる淵も、短いテンカラではある程度近づかないといけない。 と、一歩踏み出すと、なんと今、すぐそこに、二匹の山女が揺れていた。 しか~し、時すでに遅し、山女たちは淵の奥へ逃げていった。 いやいや、戻ってくるに違いないと、じっと動かずに待っていると戻ってきた。 すかさず毛鉤をお見舞いすると、今度は本気で逃げていった。

堰堤下の淵では、いったん毛鉤に近づくものの決して咥えなかった。 広い淵なので、あっちでもこっちでも、毛鉤を追う姿だけは見えるのだが、どうしても咥えないのだ。 この時点でも毛鉤を浮かせようとは考えていない。 まだ、水面直下を流れているのだ。 早く浮かせればよかったのだ! 堰堤を越えるまで、こんな状況ばっかりである。 だから山女は嫌いなのだ!

堰堤を越え、新たな倒木を越え、経験上山女が出てくるところにやってきた。 今日は水か少ないので、少々心配である。 毛鉤を流れに落とすと山女の姿が見えた。 咥えてくれないので、なぜかこの時は、水面に張り付くような流し方をしてみた。 するとどうでしょう、山女はしっかりと水面に口を出したのである。 しかも、21cmの綺麗な姿で色の良い小菅の山女なのだ。 そうか、水面がいいのだ!

またしても山女の姿が見えている。 これは、最初から毛鉤を浮かせた方がよいと、毛鉤をしっかりと乾燥させる。 こうすれば、1回や2回は浮いたまま流せるのだ。 いつになく入念に時間をかけて乾かす。 よ~し、あそこに落とさねばと、ひゅんひゅんひゅ~んと毛鉤を飛ばす。 ふんわりと毛鉤が落ちると、その1~2秒後に山女が飛び出した。 この飛び出しには興奮した。 口が出ただけではなく、ジャブッと出たのである。 これも21cmであった。

今日のコツはつかんだと、山女の流れには積極的に流した。 石と流れに挟まれたところに毛鉤を浮かせて、流れに引きずられていくと、底から山女が出てきた。 しかし咥え切れない。 綺麗な色が見えているので、小さくはないはずだが、三度も出てきたのにすべて失敗である。 大きく見えた山女も実は小さいのかもしれない。 戻りにも狙ってみたが、やっぱり咥え切れなかった。

昼には雪は止んでいたが、寒くて寒くてしょうがない。 頼りにしている軍手も、今は濡れており、釣りに身が入らないほど手が冷たい。 いや~これ以上流れに長居できない。 しかし、これからがいいのだ! 終了する。












Posted by tenkara1nen at 22:00│Comments(2)
│小菅川
この記事へのコメント
今年もシーズン始まりましたね。
線シーズンは水不足で渓流からは離れていましたが、今年はどうですかねー。
線シーズンは水不足で渓流からは離れていましたが、今年はどうですかねー。
Posted by 藤田 at 2019年03月06日 19:43
久しぶりです。本当に久しぶりの書き込みありがとう、藤田さん!
今年も渇水ですね~ 二日間の釣りでは、今年も小菅川は情けないほどの水量です。
水面だけを見ると、毛鉤に向いているように見えますが、私の毛鉤で釣るのは難しそうです。
しかし、誰かが言ってましたが、「今のうちがルアーに向いている」そうですよ。
理由は納得できませんでしたが・・・
一年以上お会いしていませんので、藤田さんの顔を忘れているかもしれません。
どこかでお会いすることがありましたら、よろしくお願いします。
いつものように、記事はいい加減ですから、ご理解の上で、またお立ち寄りください。
今年も渇水ですね~ 二日間の釣りでは、今年も小菅川は情けないほどの水量です。
水面だけを見ると、毛鉤に向いているように見えますが、私の毛鉤で釣るのは難しそうです。
しかし、誰かが言ってましたが、「今のうちがルアーに向いている」そうですよ。
理由は納得できませんでしたが・・・
一年以上お会いしていませんので、藤田さんの顔を忘れているかもしれません。
どこかでお会いすることがありましたら、よろしくお願いします。
いつものように、記事はいい加減ですから、ご理解の上で、またお立ち寄りください。
Posted by tenkara1nen
at 2019年03月06日 22:33
