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2017年07月19日

 人が多い時こそ小菅川

 7月16日 昨日の泉水谷で山女の反応が良かったので、小菅川の山女はどうだろうと行ってきた。 今日も小菅川にいます。

最初のゴルジュ?で記念撮影
 昨日丹波川の泉水谷に釣りに行って、いつもは私の毛鉤を毛嫌いする山女が、数多く出てきてくれた。 同じように、殆んど釣れない小菅川の山女は、私の毛鉤を好きになっているのだろうかと、確認にすることにした。 要は調子に乗っているだけなのだが、あまり歩きたくなく、険しいところも避けたいので、小菅川しかないのである。 年間パスポートもあるし。

自宅を出るときは朝焼けが綺麗であった
 朝焼けの空を車に乗り込む。 困ったことにガソリンが小菅村往復分がないのに気付く。 まぁ、まだ今月は一万円を超えていないはずなので、大丈夫だろう。 朝が早いので道に車は少ないが、きっと昨日のうちに移動完了しているのだ。 その証拠に、昨日も今日もキャンプ場は車で一杯である。 帰りは早めにしようと考えながら、小菅村を奥へ進んでいく。

山女がいるはずが、何にも見えない、変化なし
 白糸の滝駐車場までの駐車スペースに空きはなかったので、この後空いていたら、そこが入渓地点と決めてさらに進む。 長らく工事の車が停めてあった場所が、空いていたので駐車する。 ここは、最も好きな流れなので、顔がほころぶ。 準備をしていると、登山者がベルを鳴らしながら駐車場から登ってきた。 ところが、大菩薩へ行くという二人を見送っても、ベルの音が鳴りやまない。 なんと流れからじいちゃんが登ってきたのである。 全然釣れないと嘆いているが、私はそこを釣り上るのである。 ゆっくり行くしかないと、のんびりと下りていく。

こんなところからしか岩魚は出てこない

17cmの岩魚
 この場所からの流れは、淵が結構あって、両脇の切り立った岩との風景がいいのである。 ただし、山女も岩魚もテンカラではあまり出てこないのが欠点である。 さてと、今日は釣り人が先に入ってもいることもあり、あまり期待するのやめておこう。 流れに下りても、一服しながら流れを眺め、徐に竿を振り出す。 いつも山女がいる淵、とっても静かである。 魚影もなく、反応もない。 景色は良い。

釜淵の手前、右の石の下から山女が出た

17cmの小さな岩魚
 普通に振り込む流れや淵では、まったく反応がない。 やっぱり狭い場所を狙うしかないのかと、石の下などを狙うようにする。 すると小さな岩魚が出始めた。 赤沢出合いでは、不用意に縁に近づいてしまい、山女と思われる陰に逃げられる。 逃げた先が分かったので、しきりに狙ってみたが、石から出てくることはなかった。 以後注意!!

色の良い岩魚、でも小さい
 大きな石が淵に突き出している。 その右側は静かな水面ではあるが、緩く巻いており、流れは石の下へ回り込んでいるようである。 水面には出てこなかったので、その石の下に毛鉤を送り込もうと、ずいぶん投げ込んだ。 やっと潜ったと思ったときに、鋭く竿が震えた。 すっと竿を立てると、非常に小気味よい引きが私を興奮させる。 大きいと思った渓流魚は、山女で22cm、流れでは大きい方である。 会心の読み!

真ん中の石の脇から岩魚が出た、美しい流れである
 久しぶりに通らずを残置ロープで越えていく。 淵は相変わらずいい景色を見せているものの、淵尻に砂利が溜まっているところが多い。 久しぶり来た流れは、広くて気持ち良く感じる。 私のテンカラでは、ほとんどストレスなく竿が振れるのである。 いつもどんなところで釣っているんだ、以前もこうだったのかと、自問自答するほど、この流れが広く感じるのだ。 しかし、何も出てこない。

美しい景色である、ここが一番素敵だ!

23cmの山女、渓流の女王に相応しい姿だ!
 いい感じの低い落ち込みの淵を、幾つも過ぎていく。 私の毛鉤がやんわり水面に落ちても、ペチャッと落ちても、何の変化も起きないので、ただ通り過ぎていくのである。 しかし、景色は私の好みなのだ。 二つとも望むのは欲張りなのだろう。 堰堤を越えて、また淵を過ぎていく。 やっと19cmの岩魚が出てきたのは、淵は淵でもメインストリームではなく、その脇の溜まりであった。

余計なものがなくなっていた淵
 以前淵だった場所が、今は埋まってしまっている。 しかし、ちょろちょろと流れる水は、その岩場を潜って出てきている。 岩の下が水たまりになっていると考えて、水がわずかに流れ出しているところに毛鉤を落とした。 漂う毛鉤に向かって、岩の下から岩魚が出てきて咥えた。 ほう、日向に出てきた。 まるで深さのないところから出た20cmの岩魚であった。 大きさ以上に、気分が良い。

山女はいつも美しい
 岩場の開けたところにやってきた。 ここには大木が立ち、いい淵が二つある。 下段の淵の流れに毛鉤を乗せる。 すると、すぐに毛鉤に飛びついてきた渓流魚、引きも強く、少しだけ引きを楽しんで取り込む。 取り込んだのは、本日最大の山女23cmであった。 とっても美しい山女で、女王に相応しく見えた。 綺麗だ!

ミスジチョウは意外と大きい
 移動するときに、同じ淵の同じ流れに振り込んだ毛鉤に岩魚が出たのには驚いた。 こんなこともあるので、渓流は楽しいのである。 また、反応のない流れを遡行していく。 そして、石垣堰堤が現われて、本日終了である。 まぁ、釣り人が何人か入っていただろう流れなので、釣れない、反応のない区間が多くあった。 しかし、そこを景色が補ってくれるのが小菅川なので、「今日も小菅にいます」。





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