2017年06月12日
ゆるり小菅川(1)
6月10日 渓を楽に歩き、短い時間の釣りを目指して、小菅川源流の下のほうに入った。 やっぱり山女は難しい。

このところ体調が優れないのは、女房曰く、土日の釣り(山)が原因よ、毎日酒を飲むからよ、とのこと。 まぁ、あんまり反論できないので、そうだなぁ、なんていい加減に応えておく。 しかし、釣りには行きたいので作戦変更として、夕方早く(4時)には帰ってくる約束をして、軽い釣りを目指す。

もともと、今日は丹波川の上流で一日過ごす計画でいたのだが、前述の通りの変更と実際起きれなかったことを合わせると、小菅川の源流部平場に決定する。 山女は私にとって難しいが、仕方がない。 18℃という涼しい環境の中をフィットが走っていく。 源流部の一番下辺りがいいと考えていたが、あいにくと一番堰堤と二番堰堤に車があるので、もう少し上流に向かう。

白糸(今倉)沢の出会いまでを釣ることにして車を停める。 やけに涼しく感じながら準備をしたが、これが朝のこの時間だけの事となるのだ! 仕事道から桃色テープに導かれ、流れに下りる。 堰堤の上は砂利の山である。 水が堰堤から落ちる前に、小さな池を作っているが、そこに魚はいない。

最初の淵はだいぶ浅くなってきたものの、まだまだ山女の住処となってもいいと思うのだが、姿は見えない。 次の淵の手前にある倒木に続く日向の浅瀬、山女の集団が居る。 やんわりと毛鉤を落とすと、パーッと散っていき、別のところで再び集団を作る。 何度やっても同じである。 すぐ上の淵でも同じである。

半分自棄になって、一番右岸側の水溜りのような場所に毛鉤を落とす。 すると水面がちょっと盛り上がった。 岩魚がいるのだ。 慎重に、同じところを狙っていく。 二度目も水面は盛り上がった。 咥えた~! とても強い引きで、超大物の気配が、引き寄せながら伝わってくる。 網に入れたとたんに毛鉤は外れた。 24cmの岩魚で、感触と実物では大違いであったものの、だいぶ太っている。

この後も浅い瀬は続く。 ちょっとでも深いところや倒木があるところには、必ず山女の姿があった。 毛鉤が飛んでいくと、みんな逃げ惑うことには変わりなく、30匹以上見ただろうに、ただの一匹も毛鉤を咥えなかった。 少しだけ支流の渓にちょっかい出すものの、竿を振るような流れではない。

相変わらず瀬が続いているが、少しだけ違うのは、樹木が覆いかぶさる日陰の流れになったこと、砂利の中に大きな石が現れ始めたことである。 私にとっては、日向の暑さを凌げる気持ちのよい歩きとなる。 きっとこれは渓流魚でも同じではなかろうか。 木陰の流れと石があれば、最初の山女が出てくるのである。 ちょっと小さい16cmではあったが・・・

終了が近付くころ、小さな山女が岩魚の出るような場所を狙って出てきた。 ん~~ 思ったような釣りにならないことを嘆きながら、立ち上がると、すぐ横の岩場の流れで、バシャバシャッと音がした。 即座に見ると、なんと大きな岩魚が水流を登っているのである。 見えなくなったので失敗したのかと、その場に立って見ていると、淵に上がってきて落ち込みに消えていった。 よ~し、こいつを・・・ 深場で休んでいるようだ。

最初のほうで見た山女と違い、この辺りの山女は水流から飛び出してくる。 日向の流れは、相変わらず逃げられるが、日陰の流れではまるで異なる。 結構速い流れでも飛び出し、流れの脇の緩い巻き返しでも飛び出してくる。 問題は毛鉤だろうか、ほとんど掛けられない。 せっかく咥えてもすぐに外れてしまう。 まぁ、山女は咥えるのが下手だから、毛鉤の胴が太すぎるから、このドキドキ感を楽しむしかない。

出合いの沢を登ろうかと考えている。 以前ちょっとだけ登って、山葵田(廃)の木々の張り出しが邪魔だったことを思い出した。 疲れと釣果が、コストパフォーマンスに欠けるだろうとやめる。 少し下流の平山沢はどうだろうかと、下りながら思案する。 やっぱり最初に滝を登らねばならないので、今日は約束どおりに変えることにする。

このくらいゆるりとした釣りで、早く帰れば、明日も出てくることが可能であろう。 希望的観測・・・













Posted by tenkara1nen at 21:50│Comments(0)
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