2016年04月12日
いつもの小菅川でのんびりと
4月10日 小菅川に釣りに行った。 上流部に釣り人は少ないだろうと思ったのに・・・

何の根拠もないが、強いてあげれば小菅川の林道が通行止めだったこともあり、今日は上流部に釣り人は少ないと思った。 小菅村へ分岐する国道までは、7~8台の車列であり、「まさか、まさか小菅村へ曲がらないよな」、と祈りながら運転していた。 いざ分岐では、前の4台は直進し、後ろは1台だけが付いてきただけだったので、ほっとする。

小菅川の源流部に入っていくと、最初に3台の車はあったが、その後は白糸の滝駐車場上までに1台しか車はなかった。 そして、雄滝駐車場とその上には1台の車ももなく、最終地点までいけるだろうとほくそ笑む。 林道の倒木は整理されていたが、落石(先の尖った落石)が多く、山のなくなったタイヤで進むのは賭けであった。 「賭けはいかん!」、と言うことで、石を拾っては山側に追いやりながら進んだ。

終点に到着、じゃじゃ~ん!! 2台の車があった。 せっかく進んできた道なので、昨日と同じようにそのまま下る決断ができず(ここが丹波川と違う)、ここでちょこっと竿を出すことにした。 下流に車がほとんどなかったこともあり、いったん竿を出しても下流は空いているだろうと甘い予測をしたのである。 ここは堰堤間で200mもないだろう。

緩く浅い流れに石が多く沈んでいる。 こんなところなら岩魚も毛鉤を発見し易く、きっと喜んで咥えることであろう。 最初は少ししたから、出ない。 もう少し上、もう一度としつこく毛鉤を落とす。 やっぱりいた。 水面がちゃぶっと波打って、岩魚が出てきたのである。 ちょっと小さい15cmであるが、岩魚は岩魚である。 いつ見ても小菅の山女と岩魚は綺麗だ!

流れに岩魚が見えた。 あそこへ毛鉤を落とそうと、一回竿を振って・・・前の木の枝に毛鉤をかけてしまった。 仕方なく、岩魚の定位する場所へじゃばじゃば進んで、逃がしてやった?後に、毛鉤を回収した。 あんまり大きな岩魚ではなかったので・・・ いや~技術のなさを恨み、もう少し慎重に竿を振れば・・・ 後悔先に立たず!

深い淵は周りの砂利が流されて、全体が深くなっている。 水面も波打っており、振り込んだ毛鉤がほとんど確認できない。 そして反応もない。 それならと、毛鉤を沈めたくて、落ち込み脇の吸い込み口辺りに毛鉤を落とし、しばらくほったらかしで、潜っていくのを待つ。 そしておもむろに誘いを入れるのだ。

びくびくっと強いあたりを感じて慌てる。 しかし、合わせが思うように行かず、一瞬の喜びと驚きに終わる。 この出来事は、非常に後悔し、悔しくてならなかった。 やっぱり毛鉤の返しを折らない方が良かったのか、見えない場所で誘うときには思いっきり煽るように誘わないといけないのか、まだ悔しい。 今日二度目の悔し~いである。 この気持ちのまま堰堤に到着しても、私の竿が曲がることはなかった。

林道まで戻ると、車はさらに一台増えており、今から釣りにいこうとする二人がいた。 私としては釣り人よりも下流のほうが心配で、話もそこそこに車に乗り込み、下流へ向かった。 幸いなことに、すぐの駐車スペースに車はなかったので、雄滝までの流れを釣ることにした。 観光客もやってくる、いつもの流れである。

仕事道ではなく斜面を下り、石垣堰堤の上へ下りる。 大きめの岩魚を見たかったので、大きなものが良そうな流れや深さのあるところを狙っていた。 あんまり深くはないが、いかにも渓流魚が良そうな流れがある。 そこには倒れそうになった(倒れているかも)木が横たわり、枝の間や水面との間に毛鉤を通さないといけない。 今日の経験上、細心の注意を払って、竿を振り毛鉤を飛ばす。

私の腕を持ってすれば、隙間を通すくらいなんでもない。 ただし、思ったところに落とすことがなかなかできないのが課題である。 やっと流れの向こう側に落とせたときに、わくわくしながら毛鉤を追うと、ちらっと魚影が見えた。 いるいる、もう一度その流れ(辺り)に振り込むと、やっぱり出てきて毛鉤を引っ手繰る。 岩魚でなく山女であり、21cmで小菅のやまめ色であった。

今日は岩魚に合いに来ている。 私にとっては十分な山女であるが、岩魚が出てきてほしい。 前回この流れに来た時に岩魚が浮いてきた流れにやってきた。 今日は留守なのかもしれないと思うほど出てこなかったが、何度となく毛鉤で水面をノックするものだから、我慢しきれずに岩魚が挨拶に出てきた。 まぁ、19cmであったので手応えとしてはいまいちであるが、浮いてきて水面から出たことに喜ぶのである。

堰堤を越えて、だいたいにおいて写真を撮る流れにやってくると、なんと上空の大木が落ちてきていた。 何故なのかはわからないが、根元から折れて、落ちるときに他の木を巻き込んで落ちてきたようだ。 そんなことだから、とってもいい場所には振り込むことができないので、梅雨の後まで待つしかないのであろう。 きっと岩魚が大きくなる。

倒木の大小はあっても、ここから雄滝まで見られた。 さて釣りの続きであるが、遊歩道の木橋の下あたりに、岩魚が棲みかにしそうな石があり、いい具合に水も流れ込んでいる場所がある。 ここなら、と思って毛鉤を流すと、流れるはずの毛鉤が流れないので、半信半疑で竿を立てた。 いい感触で、やっぱり岩魚が出てきた。 21cmである。

今日は恐らく水が少ないのかもしれないと思っていた。 それは、雄滝の水が少なかったことでも分かる。 しかしよく見ると、右岸を落ちる水だけが極端に少なく、左岸側が多くなっているだけである。 その原因は何かと考えていると、滝の落ち口に倒木(枝)が見えるので、もっと上から流れてきた倒木や石が、落ち口を塞いでいるに違いない、と考えた。 そのために右岸の滝壺は静かである。

最後は雄滝の滝壺に毛鉤をお見舞いする。 一度だけいい思いをした滝壺である。 今日もできればと思って、落ちる水に載せて、落ちる水に引きずり込ませて、何度となく振り込んだ。 何にも反応がないので、毛鉤が見えない時の最後の手段、誘いのために竿をあおった。 そこで、やっぱり辺りを感じたが、煽りかたが小さかったようで、ビクビク感をたっぷり残して外れた。 今度はもう少しで浮かせられた・・・

本日は岩魚を釣りに来て、それなりに顔を見れてよかったのであるが、大きなものが出てこなかったのが心残りである。 まぁこれからがテンカラの季節なので、楽しみは後に取っておき・・・でも残ってしまうと・・・やっぱり残念である。


腰の痛さは引き続き、土曜日曜は風呂に入ってすぐに寝た。 体はきつかったが、のんびりできて、いい釣りであった。 気持ちが良かったので、本日使った毛鉤を記録しておく。 獣毛を逆さに巻いて立てたものである。

(参考) 帰り道で使った遊歩道の落下防止は、一本の杭が基礎ごと崩れ下りぶら下がっていた。 もう少しすると、この基礎に引きずられ、辺りの杭も引きずり込まれるかもしれない。 そうなると、この遊歩道自体が使い物にならなくなる。 何とか修理ができないものだろうか。 あくまで「参考」である。



















Posted by tenkara1nen at 22:55│Comments(0)
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