2015年07月21日
水の多い小菅川は・・・
7月19日 増水している、もしかしたら平水、に釣りに行った。 台風の傷跡は見えず、本来の流れが若干見えた。

昨日の補修工事で、林道の凸凹や雨が掘った溝はなくなっていた。 昨日見た川の水位は相当高かったので、岩の多い場所は危ないし、白泡だらけで毛鉤が役に立たないだろうと、平坦な場所を選択する。 と言うことで、工事用車両が置かれている場所から白糸沢の出合いまでを釣り上がることにした。

渓へ下りる前に見える山葵田跡から流れ出る水は、今まで見たこともないくらいに多く、もしかしたら岩魚がいるかもしれないという流れになっている。 実際には、白泡だらけで狭いので、岩魚の落ち着く場所はない。 登れば楽しいかもしれないが、直ぐに林道となるので、やっぱり対象外である。

渓底に着くと、下流にある堰堤の上の淵まで下り、竿を出し、淀みに毛鉤を落とす。 いきなり、「チャプッ」、と口が出てきたが、咥えきれない。 二度と出てこなかったので、きっと山女に違いない。 私にとっては強い流れを渉ることも難しい瀬、その中にある大きな石が後ろに淀みを作り、山女の休憩場所になっている。 と思って振り込む。 「チャプッ」と思った通り出てきたが、同じように咥えきれない。 山女だ!

流れの表面が真平なところに毛鉤を落とす。 いるなら山女だと思っていたが、ゆっくり咥えたのは予想しなかった岩魚であった。 広い瀬で、日光が降り注ぐ流れなのであるが、時間が早いのでまだ岩魚も暑くないのであろう。 もしかすると台風で餌が獲れずに、腹を減らしていたのかもしれない。 21cmの岩魚も暑いと思うのだが。

絶対にいるはずの日陰の淵では、見破られたのか、私が見られたのか、さっぱり反応はなかった。 しかし、その淵の手前にあった倒木の横たわる流れが楽しい。 倒木の尻尾あたりに毛鉤を落とすと、山女が追ってきた。 もう一度落とすとまた追ってきて、咥えたかのように反転したので、竿を立てたが咥えていない。 その後は出てこないので、今度はもう少し上に落として流す。 何度目かで、また追ってきたが、やっぱり咥えない。 どきどきしながら、来い出て来いと興奮し、失望する。

小菅川の瀬で、しかもこの流れで山女はあまり釣れたことがない。 今日は水が多いせいなのか、反応がすこぶるよい。 あっちこっちで追ってきたり、チャパッと出たり、ピクッとしたりする。 しかし固い竿と、大きな毛ばり、反応の悪さで、針掛かりはほとんどしない。 それでも反応の良い流れは滅多にお目にかかれないので、それはそれで楽しい。

脇から流れ込む沢もいつもより水が多いが、どこも白泡だらけで釣りにはならない。 小菅川本流をずっと釣り上がるしかない。 それでも岩魚もいるので、少し大きな石や深場の巻き込み口に毛鉤を落とせば出てきた。 なんと岩魚と山女は半々である。 やきもきさせられたのは皆山女だろうから、岩魚は捕獲能力が高いのである。 餌の判断は山女のほうが正確かも。

平場が多いとは云っても、太股まで浸かって渉るのは恐怖である。 靴の幅くらいづつ下流へ向かって渉るのがやっとで、それ以上の幅で踏み出すと足を掬われそうになる。 この場所は流されても死ぬことはないだろうが、持っているカメラが死ぬことになる(昔デジカメが溺死した)ので、慎重に渉る。 水量のある細い岩場を渉るのも恐怖だった。 どちらも一回限りであったが、私には向いていない。

流れに沈んだ石が見える。 その横を通過するように毛鉤を流す。 反応なし。 少し先のほうから、ラインを緩めて流す。 ラインの動きが怪しいと、竿を立てると 「びくびくっ」 強い反応が手元に伝わる。 よぉ~し、と思う間もなく、外れる。 これは岩魚だと、大物に違いないと、諦め切れずに、何度も何度も、同じように毛鉤を流す・・・が・・・ 虚しい!

大体逃がした魚のほうが覚えており(取り込めば写真がある)、しかも大きい(ん?)。 いつものように、合わせ切れを起こしたものが一番大きかったのだ。 毛鉤がチャプッと落ちた瞬間に浮いてきた岩魚が毛鉤を咥え込んだ。 見ていたので、ちょんと立てればいいものを、思いっきり立てるのである。 素人はこれだから大物が釣れないのである。

帰り道(川沿い)も竿を仕舞わずに振り込みしながら下る。 諦めが悪いのである。 釣れはしたが、やっぱり虚しい。
この日は川を何度も渉ったせいなのか、わき腹の奥のほうが痛くなった。 凝っているのかもしれないが、心配である。











この日は川を何度も渉ったせいなのか、わき腹の奥のほうが痛くなった。 凝っているのかもしれないが、心配である。
Posted by tenkara1nen at 21:50│Comments(0)
│小菅川