2015年05月01日
妙見五段の滝は遠く
4月28日 小菅川の奥へ釣りに行った。 失敗かも・・・
そういえば、小菅川の奥の方にはまだ行っていない。 改めて考えていているうちに、この休みに是非行ってみたくなった。 今日も昨日と同じ平日で、ゴールデンウィーク前なので、誰もいない小菅川になるはずである。 このところ暑い日が続いているが、朝はやっぱり寒く、もみじ橋は8℃であった。 しかし、最近の傾向通り昼間は暑くなるはずだ。

生きるか死ぬかと思うような山を歩くのが、今足元がズルッと往ったら、ぞっとするような所を遠巻きに歩いて河原へ下りる。 川rへ下りると、明るく清々しい景色と空気が待っていた。 落ち着いたところで今来た道を思う。 いや今通ってきたところは、とても危険なので、足を踏み外したら、躓いたら、谷へ落ちてしまう。 もう二度と通らないぞとテンカラの支度をしながら思う。 しかし、無事に戻るともう一回行こうか・・・ 危険すぎる!

今日は妙見五段の滝まで行くのが目標なので、下流域はとっとと通り過ぎ、早めに上流へ行かねばならないのだ。 そんな中、入渓地点に毛鉤を落とすと、すぐに岩魚が出てきてくれた。 大きさは19cmであったが、すぐに出てきたことで、この上流に期待で胸が膨らむ。 その期待をますます大きくしたのが、大きな淵から出てきた岩魚である。

その岩魚は、落ち込みから流れ出る最も強い流れから出たのであるが、26cmもあり、この辺りでは驚く大きさである。 もっと居るかもしれないと思ったので、とても竿を振りたかった。 しかし先を急ぐ身?であるので、「我慢!」、だと言い聞かせ堰堤を登る。 苦労して越えた先もまだ先日行ったところなので、通過を急ぐ。 今日の毛鉤は、残り少ない2本のうちの1本である。 この毛鉤が好みなのか、反応が良すぎる。

晴天で、流れにも陽が当たっているのに、岩魚がよく出てくる。 さっきも云ったが、ここは以前来ているのだが、その時はこんな風ではなかったはずだ。 仕事路が見えるまでの間、あまりに反応がよく時間を忘れて竿を振った。 降り注ぐ陽の光が気持ちよく、新緑が光り輝き、ついでに釣りも調子よい。 もしかすると、今日の目的である「滝」を忘れているのだ。

先へ進んでいるつもりでも、まだ道があるところで、時計を見ると11時を回っている。 ここからこの調子で釣り上れば、滝に到着するのが何時になるかわからない。 ここいらで判断しなければと思い、午後三時までの釣りと決めた。 そう決めれば、先を急ぐ必要はなく、竿を振り回し放題である。 いや~楽しい。 これで滝まで行ければ、さらに楽しい。 いや~行けなくてもすでに満足している。

流れが出合うところある石にぴったりと放り込んだ時に「ジャブッ」と出てきたこと、日向であるが大きな石に囲まれている水面に毛成を落としたとき、どこからともなく「ゆらり」と現われて毛鉤を咥えたこと、この二つの場面は印象的であり、今でも鮮明に思い出せる。 同じような場面は何度となくあったはずなんだが。

体の調子もよく、というかそんなことを考える間もなく楽しすぎた。 決めた時間に近づくにつれ、やっぱり腰の痛さが気になってきた。 決めた時間より少し前であったが終了した。 車まで私の足では、一時間以上かかってしまう。 途中野鳥撮影はしたが・・・

車に戻ると東京都の水道局のパトロールカーがあった。 運転手もいたので、話しかけようとしたが、なんだか近寄りがたい雰囲気だったので、会釈だけにした。 横になりたいほど疲れた体で車に乗り、交通安全を心掛けのんびり帰宅した。

久しぶりの仕事で疲れてしまい、昨日は早く寝た。 今日は4時に起きて、このブログを書いている。 珈琲を飲みながら、テレビ見ている。 目覚ましじゃんけんで運試し、そして出社する。 明日からどうしようか。










Posted by tenkara1nen at 05:50│Comments(2)
│小菅川
この記事へのコメント
「妙見の五段滝」とは、また随分と奥の方ですよね。
まだあまり馴染みのない瀑だとか、聞いたことがあります。
しかし魚影が濃いようですね、釣りの技の技量が達つからでしょうが。
まだあまり馴染みのない瀑だとか、聞いたことがあります。
しかし魚影が濃いようですね、釣りの技の技量が達つからでしょうが。
Posted by 杣女爺 at 2015年05月02日 05:53
書き込みが遅くなりました。 3日ほど留守にしてました。
時期が良かったのか、岩魚が虫を捕えるのが上手になったのか、この日は魚影が濃かったのは確かです。 おかげで、滝まで行けませんでした。 また次回チャンスがあればと考えています。
荒川上流に行きました。 今日パワーがあれば書きます。
時期が良かったのか、岩魚が虫を捕えるのが上手になったのか、この日は魚影が濃かったのは確かです。 おかげで、滝まで行けませんでした。 また次回チャンスがあればと考えています。
荒川上流に行きました。 今日パワーがあれば書きます。
Posted by tenkara1nen
at 2015年05月05日 18:27
