2011年11月27日
奈良子釣りセンターの岩魚
11月27日 渓流魚に飢えていたので、秋の奈良子釣りセンターで釣りを楽しんだ。
5時過ぎに車にまたがり、いや、車に乗り込み、山梨県の大月を目指す。 途中ガソリンを入れ、若干の食料とコーヒを買い込み、真っ暗な街を抜ける。 昨日、八王子インターでワゴン車がアイランドに激突、炎上したので、渋滞がいつもより激しくなるのを恐れ、早く出たのである。 八王子インターは思ったとおり、ETCゲートが2つ封鎖され、東京からの車は真っ直ぐゲートに向かえない。 明るくなるときっと渋滞になる。 私は、するすると素早く抜けていく。

明るくなってきて大月の岩殿山の山麓を進むと、東の山際が朝焼けで真っ赤っかである。 赤といえばモミジ、この辺りのモミジは見頃を少し過ぎているようだ。
奈良子釣りセンターは6時半開場で、6時45分頃に到着した。 にもかかわらず、さらに霜が降りる寒い日にもかかわらず、4台もの車があった。 早起きの釣り人に対抗するのは難しい。 釣り券を購入するとオーナが、渓流部がずいぶん変わり、ウェーダがないと釣り上がれないと言う。 「えっ、今日はウェーダを持ってきていないのに・・・」と残念がると、その代わり餌釣りエリアまで、ルアーフライエリアを広げたので、そこで楽しんでと突き放される。

紅葉は見頃を少し過ぎているようだが、まだ十分色はあるので、気持ちの良い釣りになりそうである。 そして釣り場の流れは、これ以上ないほど澄んでいて、たくさんの虹鱒が見えている。 見たところは虹鱒以外の渓流魚は確認できない。 しかし、山女もあまごも結構放流していると、オーナが言っていたので、きっと明るいところに出ていないだけだろう。 まずは、やまめ池から釣り始める。

池の一番上流部に軽く一投目を振り込むと、いきなり虹鱒がジャンプした。 元気の良い23cm程度の虹鱒である。 この後、振り込む度に虹鱒が飛び出したが、どれも同じようなサイズである。 この池は山から直接湧き出す水で満たされているためか、手を入れても非常に暖かく感じる。 それに比べて渓流部の流れは、手が千切れんばかりに冷たいので、まだ渓流魚の活性が上がらないのである。 そうです、まだ釣れません。

池の虹鱒はバンバン毛鉤を咥えるので、渓流部へ移動する。 渓流部の虹鱒たちは、飛び出すことはない。 自然に流れる毛鉤には、わずかな虹鱒しか反応しない。 誘っても無駄である。
タバコを吸いながら作戦を練る。 ウェーダは持っていないけれども、とりあえず自然渓流部に行ってみる。 木の橋を渡っても、オーナの言うとおり一歩も入って行けない。 ウェーダがないことを悔やむ。 買うべきか、修理すべきか、それが問題だ。

渓流入口のプールは、少しだけ毛鉤を振り込む余地がありそうだ。 静かに近づいてみると、岩魚が数尾、落ち葉の浅瀬に定位している。 4mのラインを結んでいるが、何とか届きそうである。 一投目で毛鉤が横を通るとピクリと顔を振る。 二投目ははずれ、三投目でピクと鼻先で誘う。 「動いた!」と見えた瞬間に口が開き咥えた。 30cmを越える岩魚の引きは、虹鱒の強さと違い重い。 久しぶりの感触である。 キープする。

陽が昇ってきたので再び池に向かう。 振り込んだ毛鉤をピクピク動かし、岩魚を誘う。 でも、先に虹鱒が襲い掛かってくるので、なかなか岩魚の鼻先に毛鉤が届かない。 まずは毛鉤がある程度沈むまで待ち、大きく誘い、岩魚が興味を示すまで待つ。 動かしたら止める。 そうやって、無理やり毛鉤を咥えさせる。 入れ食いとは言わないが、尺オーバが結構咥えた。
10時頃から気温が上がってきているので、最近ルアーフライに開放している元餌釣りエリアへ行く。

小割されていた流れは、大きく2つの落ち込みになっている。 流れの底には大きな虹鱒が見えるが、毛鉤で流れから出すのは無理である。 流れが落ち着いているところに振り込んでみると、ジャンプ一番あまごが飛び出した。 20cmに満たない小さなあまごだったので、一気に上がってきた。 この場所では、普通のあまごも上がったが、一番驚いたのは岩魚が飛び出したことである。 そして、その岩魚が虹鱒みたいな青みがかった色をしていて、斑点は全て白く小さいことである。 混血ではないかと疑うほどであった。

まあ今日のところはこれくらいにしておいてやる、と終了とした。 実は腰が痛くなってきたことと、この辺りの紅葉を見てみようと考えたのである。

【本日のまとめ】
釣果 岩魚:9尾、あまご:2尾、虹鱒:多数
私の毛鉤では、山女が釣れない
ウェーダは絶対に必要だ
紅葉の釣り場も気持ちよい
昨日は1年点検をやって時間が取れず、来週は土曜日1日が会社の会合で、日曜日は餅つき大会と駐車場大規模修繕の打合せである。 このところ時間がとれず欲求不満なのである。 羽を伸ばしたい!


奈良子釣りセンターは6時半開場で、6時45分頃に到着した。 にもかかわらず、さらに霜が降りる寒い日にもかかわらず、4台もの車があった。 早起きの釣り人に対抗するのは難しい。 釣り券を購入するとオーナが、渓流部がずいぶん変わり、ウェーダがないと釣り上がれないと言う。 「えっ、今日はウェーダを持ってきていないのに・・・」と残念がると、その代わり餌釣りエリアまで、ルアーフライエリアを広げたので、そこで楽しんでと突き放される。



タバコを吸いながら作戦を練る。 ウェーダは持っていないけれども、とりあえず自然渓流部に行ってみる。 木の橋を渡っても、オーナの言うとおり一歩も入って行けない。 ウェーダがないことを悔やむ。 買うべきか、修理すべきか、それが問題だ。


10時頃から気温が上がってきているので、最近ルアーフライに開放している元餌釣りエリアへ行く。



釣果 岩魚:9尾、あまご:2尾、虹鱒:多数
私の毛鉤では、山女が釣れない
ウェーダは絶対に必要だ
紅葉の釣り場も気持ちよい
Posted by tenkara1nen at 23:30│Comments(0)
│管理釣場