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2011年07月25日

 妙見五段の滝は遠くⅡ

 7月24日 今年はまだ妙見五段の滝を見ていない。

愛用の杖をデコレーションした
 昨日は二日酔いだったので、一日ゆっくりしていて、しかも早く寝た。 そんなわけで、今日は四時起きとなり、すばやく釣りに出かけるのである。 早い時間から出かけるので、今日こそは妙見五段の滝を見るのだ。 しかしながら、腰の調子は最悪で、痛くてまっすぐ立っているのが辛いので、久しぶりにコルセットを付けて行く。

あまり光が届かないので、写真が難しい
 5時半に駐車場に到着したにもかかわらず、車はすでに2台があり、ウェーダ姿の一人は林道を歩いていた。 私が非常に早いと思う時間は、釣り人にとってはいたって普通なのである。 これ以上早いとなると寝る時間はないので、前泊しないと彼らには追いつけない。 まぁ、追いつく必要もないのだが、たまには一番乗りもあっていいはずだがなぁ。

岩魚22cm
 今日の天気は晴れだが気温が低いので、林道歩きも気持ちがよい。 というのも最初だけである。 やはり陽の光に当たると汗をかき、最終的には汗だく、シャツはびっしょりとなった。 本来は山道をできるだけ上流まで歩くべきだろうが、どうしても路を登る元気が出なかったので、渓流に下りる。 何度も来ている場所なので、探ることをせずポイントのみ竿を出し、さっさと釣り上がることにする。

渓流へ張り出す枝が邪魔で竿が振りにくい
 最初から岩魚の出がよく、なかなか先へ進めない。 外されることも多く、悔しさから尚滞留してしまう。 これでは滝まで行けないかもしれないので先を急ぐ。 そして、細い倒木が横たわる流れのすぐ上の浅瀬で、すばらしい手ごたえの岩魚が出てきた。 もしかしたらスレがかりではないかという重さであったが、引き上げてみると22cmで、まあ普通のサイズである。 源流の岩魚は力が強いのだ!

岩魚21cm
 先日ここへ来たときに、沢登りの人に追い越された地点では、どうしても釣っておきたかったので、少し粘ってしまった。 水量があり、細く小さな巻き返しから出てきた岩魚が、23cmと予想しない大きさであった。 又、石の下からは丸々と太った21cmの岩魚が出てきた。 粘った成果である。

鳥小屋沢出合いの滝の横にある本流の落ち込み
 飽きない程度に岩魚は相手をしてくれるが、下流と同じく砂利が多く、埋まりつつある淵が多い。 ワサビ田の作業小屋が見えてきた。 ここからは、大きな石と岩の流れとなるので、気をつけなければならない。 さっきのように足を置いた石が滑り落ちることもあるのだ。 それは、仕事道に這い上がるとき、足を置いた石が、滑り落ち、右太腿、左ひざ、左右の腕をしたたか打ちつけたのだ。

山女23cm
 予想通りに埋まったところが多く、かろうじて落ち込みの周りだけ残されている。 出てくる岩魚は皆小さく、前回のような大きさの岩魚は全く出てこない。 皆15~16cm程度である。 いったいどうなっているのだろうか。 大物は、下流へ落ちたか、登って行ったか、はたまた石の下敷きか?
 羽虫が大量に発生する3m程度の落ち込みを越えると、大きな岩場となり、登る途中には小さな岩魚の住処があったのだが、今はほとんどの淵は埋まっている。

雨が降りしきる中、ここで本日の遡行を終了
 空の様子がおかしい。 曇ってきていたのだが、とうとうポツリポツリとなってきた。 「まずいなぁ、こんな場所で雨に降られたら」 ここで水が増えると、川を下っていくことが素人には危ない。 まだ濡れるには時間が掛かるので、もう少しと思い上流へ向かったが、急に雨脚が速くなった。 木陰に身を潜め、下る準備をしながら、空の様子を探る。 雨の判断はできないので、釣り終了、さっさと下ることに決定。
 林道へ戻ったときには、雨は止んでいた。 もう少し待っていれば雨は上がったのだろうか、妙見五段の滝を諦めたのは早計だったのか。 後悔しながら、肯定しながら、車に戻るために再び川に下りる。

山女23cm
 すると、釜淵に真新しい「橋」のようなものが見える。 「あそこまで釣ながら行ってみるか」とテンカラを振り回しながら、50mほど釣りあがる。 今まで一回も出たことのない淵で、白泡から流れる毛鉤を底から追ってきた。 5回6回と振り込むと、やっと急浮上急反転で毛鉤を咥えた。 23cm山女で、そのすばらしいスタイルに魅了される。
 「橋」が近づくと、崖に途中まで道ができているのが分かる。 右岸側も小さな尾根に向かって路が作られている。 完成すると、ここへ来るのがもう少し楽になるのだろうか。 気になるところである。

釜淵に新たな仕事道ができようとしている
【本日のまとめ】
 釣果 岩魚:5尾 山女:2尾
 雨に祟られ、腰も痛み、滝まで行けず、残念
 コルセットはあまり効き目がない
 新しい仕事道はどことどこをつなぐのだろうか




タグ :岩魚山女

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