2010年11月07日
天気がいい日は紅葉に限る(小菅川編)
紅葉を探して、散策した。 まずは、小菅川の白糸の滝、雄滝の紅葉を目指す。 (11月6日の話です)

丹波山村へ向かう道を流れる宮川には楓の並木がある。 昨年はここの楓がちょうどいい頃に釣りに来ていたので、今年はどうだろうとチェックする。 木によって紅葉に差がある。 それは、夏の気温が続いたことと、最近の朝晩の気温差で、やっと冬支度になったため、個体差が出たのだろう。 色は昨年よりいいかもしれない。

谷を走る林道は暗いところも多いが、ところどころには光が差し込んでいる。 赤い紅葉は少ないものの、黄色、オレンジ色の葉に光が当るととてもきれいだ。 車を停めて、光の中のFITの雄姿?を写真に収めるが、目で見る色と、写真に収めた色では大きく違う。 しかも逆光、どんな撮り方をすれば、きれいに取れるのだろうか。

差し込んだ光の中を歩いてみたくなり、車を降りた。 今日の天気は最高で、一点の曇りもなく澄み切った空は、散策に最適だ。

昨年の紅葉散策と同じコースで、まずは白糸の滝を散策する。 いつ降った雨だろうか。 遊歩道の二箇所から水が噴き出している。 川も増水していたが、まさか遊歩道にまで水が出ているとは思わなかった。 小菅川水系は水を保管する力が少ないから、すぐに水が出るのだ。
滝までやってくると、淵の辺りには虹が見えた。 何とか写真に収めようと努力したが、上の写真が精一杯で、情けない。 そのときのイメージとは程遠い。

白糸の滝の流れには、あまり紅葉は見られないが、落ち際というか上の方は紅葉している。 たったこれだけの高さの差なのに、紅葉(植物)とはなんと敏感なものなのだろう。

林道へ戻ると、溢れる光の中に一際目立つ楓があった。 太陽光線が全体に力いっぱい降り注いでいるので、とても鮮やかであった。 若干遠めなのが残念である。

雄滝へ向かう。 この時期はアマチュア写真家、登山者、そしてキノコ採りも多く、林道には車が多い。 雄滝遊歩道に入っていくと、きれいな赤の楓があった。 赤一色の中で黄色の葉が、楓をいっそう赤く見せてくれる。 今回の雄滝遊歩道では貴重な楓である。

遊歩道は渓流まで下りていく。 シーズン中はテンカラ竿を持って行き来する渓流へ来ると、ついつい覗き込んでしまう。 この釣り人の性はどうしたものだろうか。 今日は雄滝の紅葉を探訪するのが目的なのに・・・ まぁ来年のために調査していると思えばよいか。

渓流に最も近づく道では、ついついエアーテンカラを振ってしまう。 あそこの流れの脇に潜む山女を狙って・・・ やったー、一発で出てきた・・・ なんてことを想像しながら、遊歩道をのそのそ歩く。

雄滝までやってきた。 辺りを眺めるが、際立った紅葉は残念ながら見つからない。 紅葉はあまりないが、雄滝はそれだけでも見る価値がある。 滝をじっと見ていると、岩がこんな形になったのはいつのことだろう、と太古を想う。 コーヒーを飲み、一服する。

滝見台の対岸には、日向沢が出合う。 そこは細く落差のある滝になっており、太陽の光をさんさんと降り注ぐ。 紅葉も黄色が映え、この遊歩道では数少ない光のポイントだ。 この滝は以前登ったことがあるが、滝の落ち口は山葵田となっていて、がっくりした経験を思い出す。

何度も写真を撮ったことのある木の橋、逆光(明度の差)でも上手く撮る方法はないものだろうか。

帰途の玉川キャンプ場入口にある楓は、傾いた陽を浴びて光り輝いている。 朝方は陽が当っていなかったが、今は西陽を浴びている。 陽が高ければもっときれいだろう。
次は、松姫峠編です。

丹波山村へ向かう道を流れる宮川には楓の並木がある。 昨年はここの楓がちょうどいい頃に釣りに来ていたので、今年はどうだろうとチェックする。 木によって紅葉に差がある。 それは、夏の気温が続いたことと、最近の朝晩の気温差で、やっと冬支度になったため、個体差が出たのだろう。 色は昨年よりいいかもしれない。

谷を走る林道は暗いところも多いが、ところどころには光が差し込んでいる。 赤い紅葉は少ないものの、黄色、オレンジ色の葉に光が当るととてもきれいだ。 車を停めて、光の中のFITの雄姿?を写真に収めるが、目で見る色と、写真に収めた色では大きく違う。 しかも逆光、どんな撮り方をすれば、きれいに取れるのだろうか。

差し込んだ光の中を歩いてみたくなり、車を降りた。 今日の天気は最高で、一点の曇りもなく澄み切った空は、散策に最適だ。

昨年の紅葉散策と同じコースで、まずは白糸の滝を散策する。 いつ降った雨だろうか。 遊歩道の二箇所から水が噴き出している。 川も増水していたが、まさか遊歩道にまで水が出ているとは思わなかった。 小菅川水系は水を保管する力が少ないから、すぐに水が出るのだ。
滝までやってくると、淵の辺りには虹が見えた。 何とか写真に収めようと努力したが、上の写真が精一杯で、情けない。 そのときのイメージとは程遠い。

白糸の滝の流れには、あまり紅葉は見られないが、落ち際というか上の方は紅葉している。 たったこれだけの高さの差なのに、紅葉(植物)とはなんと敏感なものなのだろう。

林道へ戻ると、溢れる光の中に一際目立つ楓があった。 太陽光線が全体に力いっぱい降り注いでいるので、とても鮮やかであった。 若干遠めなのが残念である。

雄滝へ向かう。 この時期はアマチュア写真家、登山者、そしてキノコ採りも多く、林道には車が多い。 雄滝遊歩道に入っていくと、きれいな赤の楓があった。 赤一色の中で黄色の葉が、楓をいっそう赤く見せてくれる。 今回の雄滝遊歩道では貴重な楓である。

遊歩道は渓流まで下りていく。 シーズン中はテンカラ竿を持って行き来する渓流へ来ると、ついつい覗き込んでしまう。 この釣り人の性はどうしたものだろうか。 今日は雄滝の紅葉を探訪するのが目的なのに・・・ まぁ来年のために調査していると思えばよいか。

渓流に最も近づく道では、ついついエアーテンカラを振ってしまう。 あそこの流れの脇に潜む山女を狙って・・・ やったー、一発で出てきた・・・ なんてことを想像しながら、遊歩道をのそのそ歩く。

雄滝までやってきた。 辺りを眺めるが、際立った紅葉は残念ながら見つからない。 紅葉はあまりないが、雄滝はそれだけでも見る価値がある。 滝をじっと見ていると、岩がこんな形になったのはいつのことだろう、と太古を想う。 コーヒーを飲み、一服する。

滝見台の対岸には、日向沢が出合う。 そこは細く落差のある滝になっており、太陽の光をさんさんと降り注ぐ。 紅葉も黄色が映え、この遊歩道では数少ない光のポイントだ。 この滝は以前登ったことがあるが、滝の落ち口は山葵田となっていて、がっくりした経験を思い出す。

何度も写真を撮ったことのある木の橋、逆光(明度の差)でも上手く撮る方法はないものだろうか。

帰途の玉川キャンプ場入口にある楓は、傾いた陽を浴びて光り輝いている。 朝方は陽が当っていなかったが、今は西陽を浴びている。 陽が高ければもっときれいだろう。
次は、松姫峠編です。
Posted by tenkara1nen at 18:45│Comments(0)
│山歩き