2023年01月29日
凍り付いた白糸の滝
2023年1月26日 小菅村の白糸の滝は凍り付き、雄滝は二筋の落ち込みが一筋になっていた。

昨日の柳沢峠は-13℃まで下がっているので、小菅村の滝が凍り付いたのではないかと思い、見に行くことにした。 寒くて歩かれない私としては、丁度良い滝巡りになるだろうと考えた。 野鳥も現れてくれるとありがたい。

今日は昨日よりも冷えている。 外へ出ると-5℃で小菅村では-7℃である。 そんな林道を進むと相模ナンバの車が下ってきた。 林道が通行止めで白糸の滝を諦めたと云う。 白糸の滝駐車場にフィットは停まる。

白糸の滝が見える所まで来ると、茶色の中に真っ白な滝が浮き出て見えた。 凍り付いているように見えて、あまり記憶のない姿をしている。 今季は二度ほど来ており、2022年11月5日は紅葉の走りの滝、2023年1月7日は雪も氷もない滝であったが、今日は滝が凍り付いて真っ白な滝である。 さすが横綱級の寒さである。


これなら雄滝もずいぶん凍り付いていろうと、期待が膨らんでいくのが分かる。 林道では今まで気付かなかったこともある。 木の根が石垣擁壁を練り固めるように張っているのだ。 遊歩道に入っていくと小菅川に期待した氷がほとんど見えない。


雄滝にはびっくりした。 雄滝は真ん中の「雄」を挟んで二条の落ち込みなのであるが、向かって左の一条が消えているのである。 今までは水が少ないことはあっても水のない場面はなかったし、かといって凍り付いているわけでもない。 何だか変な気分である。


落ち口が塞がれているとしか考えられないが、正月に大雨が降ったという記憶がないので、どうして塞がれたのか疑問が湧いてくる。 私の知らない時に大雨になった、上流の雪や氷が一気に解けた、周りの岩がこの寒さで崩れ落ちて落ち口を塞いだ、何があったのだろうか。

変わってしまった雄滝が寒さを一層感じさせるので、陽当たりを求めて戻る。 野鳥に出合うことは少なく、寂しい歩きで戻ることになる。
最後に白糸の滝だけを少し。













最後に白糸の滝だけを少し。



Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│山歩き