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2022年11月08日

 諦めて小菅村の滝散歩

 2022年11月5日 松姫峠から牛ノ寝通りの紅葉を愛でようとしたが、霧雨の雲の中で何にも見えないので諦め、白糸の滝、雄滝を巡った。 小菅村の紅葉は綺麗だった。

龍がいる白糸の滝
 紅葉が進んでいることが三頭山で分かったので、今日は牛ノ寝を散策し紅葉を愛でるのである。 早朝は曇りでも人々がしきりに動き出す頃には晴れとなる、そうテレビが云っていたので、それを信じてフィットに乗り込む。 日の出の時間になっても明るくならないが、大丈夫だろうか。

小菅村案内板の紅葉が見頃
 奥多摩湖に上って国連れ、霧が濃くなっていき、同時に霧雨になる。 この霧と云うか雲が本当に取れるのか。 小菅村に入ってすぐにあるキャンプ場の入口には、村の案内板ともみじがあり、そのもみじの紅葉が見頃である。 曇っているせいで尚美しく見える。

<村道松姫峠線>
松姫峠への道、霧が濃くなっていく
 旧県道に入っていくと、急に霧が濃くなって、まさに雲の中を進まねばならなくなる。 先は僅かしか見えないので、曲がり角を真っ直ぐ進みそうで、非常に危ない。 辺りが見えないものの時々僅かな色が見えるので、紅葉になっているようだ。

松姫峠への道、せっかくの紅葉が見えない
 車が来ないようにと思いつつフィットを停めて写真を撮る。 時期に松姫峠に到着すると、そこに車が二台停まっている。 こんな日に山登りかと思ったが、一台はハムのようで大型のアンテナを伸ばしているし、もう一台は中で仮眠している。 こんな日に山歩きする酔狂者はいないのだ。

松姫峠への道、何にも見えない
 暫く雲の様子を見ていたが、一瞬たりとも青空が見えないどころか、明るくもならない。 霧雨も止まずに続いている。 判断の最有力事由は、今日に限って雨具を忘れてきているのである。 牛ノ寝通り歩きは諦めて、村へ下りていく。

<小菅村>
真っ赤な紅葉は上へ向かっているので、これから見頃となる
 集落へ下りていく途中のもみじの並木が見頃である。 道の駅にももみじはあるので、一瞬立ち寄ろうかと思ったが、それより先に今日歩く場所を決めねばならないので素通りする。

見たことないような色をしている紅葉
 街中が近づいた山沢川には、真っ赤な紅葉が続いている。 相変わらず太陽の光はなく、薄っすら明るくなった空で、もみじの紅葉はとんでもない赤に見えている。 広範囲な見たことないような赤は、見覚えのない光景である。

<白糸の滝>
滝の駐車場へ向かう県道
 白糸の滝を目指して小菅川源流を上っていく。 白糸の滝駐車場までには赤い紅葉は見えない。 それも少し霧がかかっているからに違いなく、直射日光があればもう少し紅葉は映えるのだろう。

霧の中の白糸の滝、とても幻想的
 白糸の滝への遊歩道は、静寂に包まれて、なんだか幻想的にも感じる。 僅かに歩けば滝はすぐに見えてくる。 谷の奥に見える白糸の滝が薄い霧に包まれて、更に幻想的である。

滝の下から望めば、龍が舞い上がっている
 滝の下まで行ってみ上げれば、若干の紅葉が見える。 遠目もいいが近くから見るのも良く、もしかしたら竜が見えるかもしれないと思えば、しっかり見なければならない。 龍が紅葉を突き抜けていくのが見えた!?

<林道小菅線>
流れに覆い被さる紅葉
 車は駐車場に置いたまま、林道小菅線を歩いて雄滝を目指す。 舗装道路なので危険は少なく、周りを見ながらの歩きができる。 そこに獣や野鳥が現われれば尚楽しいのだが、そう思い通りになるものじゃない。

林道から見る紅葉は流れに近い
 曇っているせいか、辺りの黄色や橙色の紅葉が色濃く見える。 ずっと思っているだが、この日の天候は紅葉の色を強く、普通見える色じゃない色に見えて仕方がない。 全体的に光が下りてきているからだろうか。

林道には手の届く紅葉も多い
 紅葉は谷にあって、林道にはそう多くはない。 紅葉が谷にしか見えなくなると、遊歩道の入口である。 そこには二台の車があって、彼らが何のためにこんな中途半端なところに車を停めているのか分からなかいが、遊歩道を進めばわかるのだ。

<雄滝>
雄滝遊歩道
 雄滝遊歩道に入っていけば、また紅葉になって、元気が出てくるというものだ。

木橋を渡る
 いつも山女、岩魚を追っている流れを見れば、そこも紅葉になっている。 こんな中で釣りができないものかと常々思っている。 渓流魚の産卵時期がもっと遅くなってくれれば、釣りももう少し長くできるのに。

雄滝
 雄滝が見えた。 今日の雄滝の水量は少なめで、冬が近づいているのを知らせる。 辺りに紅葉が見えないと、いつもの光景に見えてしまう。 もう少し時間が経てば紅葉も見えるかもしれない。

<もみじ橋>
もみじ橋

みんな赤に見えてしまう
 登りもなく、距離もなく、したがって少々物足りなかったが、それでも楽しいひと時であった。 飼えりにはもみじ橋のもみじが真っ赤に染まっており、私を見送ってくれた。





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