2022年08月08日
妙見五段滝を目指すが
2022年8月3日 妙見五段滝を目指して釣り上ったが、まったく届かなかったうえに、岩魚も少なかった。

今日は小菅川の上流へ行こうと決めていた。 先日の最終堰堤からの釣りで、逃がした岩魚が多かったものだから、その場所でもう一度狙って、その後妙見五段の滝を目指すのだ。


最終堰堤に下りると、いつになく水量がある。 このところ雨は降っていないと思っていたが、山はそうでもなかったのだ。 思えば、こんな水量の時には釣れた記憶がないので、嫌な感じである。

逃げられた岩魚がいた場所に毛鉤を落す。 同じ淵でも場所は違ったが、やっぱりまだいたのだが、どうしても外れてしまう。 静か目の淵では岩魚の姿が見えるものの、毛鉤は咥えないまま逃げていく。 なかなか思うようにはいかないのだ。


廃山葵小屋の桟橋までは、私にとって一回の釣りであるが、今日は殆どの場所を素通りしているので、まだまだ時間がある。 一休みして、メモしながら、ここまでの状況から狭くて水量のある時の岩魚の棲家を考える。

とんでもない回数来ている流れでも、やっぱり渓にいると気持ちが良い。 あそこにいるかな、いやいやここだ、たとえ岩魚が出てこなくても周りの緑が気持ちよい。 なんて考えれば、渓を登っていくことも楽になる。


鳥小屋沢の出合い辺りは、樹木が多く倒れている。 それが釣りの邪魔をすると同時に、気持ちの良い淵を作っていたが、今は倒木が少し流され、そして淵が浅くなっていた。 大きな岩魚がいたはずなのに、今は棲家さえない。

3mほどの滝(落ち込み)は、辺りが綺麗に洗われてとても美しい。 このところ流れに水が大量に流れる時が多いようで、これも地球温暖化の影響だろうか。 まさか、私の好む流れにまで及んでいるとは思わなかった。


尺にもう少しという岩魚が出た場所は、その後岩魚が出てくることはなかった。 今日は昼飯を準備し、そして食べながら淵を見ていると、魚影が二つ動いた。 大きくはなかったが、これは狙うべきだと毛鉤を落すと、すーと浮いてきてパックリ咥えた。

今日使っている毛鉤は、♯14でゲイブが浅いのでかかりが悪い。 そう思う場面はずいぶんと多くあって、いつもは何度か出てくる岩魚も、今日は二度と出てこない。 私の技術、毛鉤の選択以外に何か起こっているかもしれない。


気持ちの良い淵が続く場所へやってくれば、妙見五段滝も近い。 あっちこっち、散々毛鉤を落すが、岩魚の反応はない。 今日は大きな岩魚は岩の下、淵の奥深くにじっとしているのだろう。

滝を越えれば妙見五段の滝はすぐであるが、その前の大きな石の流れは私の足を止めてしまう。 登れない訳ではないが、岩魚が出てこないことが気持ちを後ろ向きにしてしまうのだ。 ということで、終了する。
















Posted by tenkara1nen at 18:00│Comments(0)
│小菅川
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