2022年07月13日
民家がある流れの釣り
2022年7月8日 久しぶりに集落の中を流れる川で釣った。 集落とは言っても人はほとんど住んでいないのだが、やっぱりいいのは出なかった。

天気予報は都合がいいように取ればよい。 晴れの予報ではないが降水確率は非常に低いので、きっと晴れるに違いないと考える。 いつもこのように考えて、釣りに向かうのである。 釣りたい気持ちがこのような考えとなるのだ。 行くぞ、行くぞと思っていたのか、とんでもない時間に目を覚ましてしまう。 ということで、少し遠くへ行ってみようと思う。

日の出の時間に家を出る。 空はどんより曇っていたが、東の空は雲が切れているのか、横から朝陽が差していた。 街を通るモノレールが暗闇に浮かび上がっている光景は初めて見る。 山は大丈夫だろうか?

陽射しは無くなり、進むにつれて出発より暗くなっていく。 太陽が昇り雲に隠れたのである。 相変わらず通行止めの国道を小菅村へ迂回して、丹波山村を通過、一之瀬集落を目指す。 集落に向かう一之瀬林道で黒川鶏冠山の方向を見れば、雲が相当低い。 雨は大丈夫か!?

一之瀬の二ノ瀬集落(数人しか住んでいない)に着き、集会場辺りから護岸の流れを見ると魚影が走る。 いることが分かってよかった。 山の神に安全と気持ちよい釣りを祈願して、いよいよ釣りが始まる。 堰堤に乗る。

流れは山女に向いたところが多く、いかにも飛び出してきそうに見える。 高低差は殆どないので、じっくり景色を見ながらの釣りになる。 しかし、最初は別荘や民家が崖の上にあるので、ゴミが落ちて来ているので好ましい状態にはない。


上に別荘のある崖は崩れが大きく、大石が落ちて、下にある大石を割っている。 苔むした石だったのに残念である。 ここは基本的に山女の流れなので、山女が餌を求めていそうなところに毛鉤を落し流すのだが、最初に出てきたのは小さな岩魚であった。 山女を狙っているのに岩魚とは、いかにも私らしい。


山女が出てくるようになるのだが、ほとんどは咥え切れない状態なので、きっと山女が小さいのである。 それを証明するように、網に収容できたのは小さいものばかりである。 かつてのような大きさの山女は出ないし数も少ない。 釣りやすいしキャンパーも来るので仕方がないのだ。


メモしている反応は、全部で十六回、釣られなかったの七回、山女が釣れたのは五回、岩魚は四回である。 釣られなかったのは山女だと考えて、半分も対応できていない。 しかも七寸以上の渓流魚はいないので、私の記録上ボウズということになる。 このところ21cmの釣果を公開しているからである。 今年は20cm以上に変更しようかな、と思ってしまう状況であった。

道が下りてくる辺りは最も有望なところではあるが、キャンプ場ということもあり魚がいないと考えられる。 それでもいそうな流れが見えるので、盛んに毛鉤を落し歩く。 走られたり外されたり、小さな山女を相手にしていく。


キャンプ場に向かう橋を潜って進めば、ちょっとだけ大きな石が出てくるので、大きな渓流魚(私にとって大きいとは七寸以上を指す)も期待できる。 流れの筋が合わさるところを流せば、山女が現われて、やっと山女らしい山女である。 非常に美しい山女ではあるが20cmしかない。


流れの大石、森から降り注ぐ光は、遡行を楽しくさせてくれる。 崖上は三ノ瀬集落となり、そこから下りてくる昔の路も現れる。 橋は流されて久しく、今では流れから集落からの路を見ることもできないが、二ノ瀬、一ノ瀬集落へ向かっただろう路は見える。 ここから道へ上がることも考えたが、もう少し先の2mほどの落ち込みは外せない。

両岸が壁になった流れを進めば、最も期待する低い滝と淵が出てくる。 山女の姿は見えるし、見えないところにもいるはずである。 いっぱい外されて、一匹だけ山女を見て、淵を後にする。 ここを過ぎればもう少しで中川橋となるが、橋まで行かずに釣りを終了する。 藪を上がり林道に乗る。

三ノ瀬集落のみはらし亭から二ノ瀬に下っていく。 流れでは見えなかった青空が、上空に広がっている。 やっぱり山女は無理だと思うものの、今は気持ちの良い山を歩いているのが楽しい。


















Posted by tenkara1nen at 18:15│Comments(0)
│一之瀬川
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