2021年06月13日
大きな岩魚はいないのか
2021年6月11日 本当に大きな岩魚はいなくなったのか、釣り人がいない平日に、一之瀬川上流に行ってみた。 残念ながら尺岩魚はいなかった。

とてもいい天気である。 高気圧に覆われた流れの釣りは楽しいに違いない。 今年はどこも岩魚がが少ないので、本当にいないのか、季節となった今なら本当の状況が分かるはずなのだ。 今日は天気もいいので、例え釣れなくてもいい歩きになる。

先週から作場平の駐車場は開放されている。 それを待っていたかのように、平日にもかかわらず10台以上の車がやってきていた。 そう云えば、今年は本谷をまだ釣っていない。 明日はここに停めようと、今日の釣りよりも明日のことを考えてしまう。

堰堤をすべて越えた後から竿を出す。 この辺りはまだ竿を出していなかったので、ちょこちょこと様子を探りながら、二又まで行くのである。 ただ、出てくる岩魚が小さいものばかりで、ちょっとだけ険しい流れになると、すぐに陸に上がってしまう。

結局、私にしては素晴らしく早い速度で、二股まで到着する。 出てきた岩魚は数匹、全く満足できない15~17cmである。 夏焼沢に気持ちが揺さぶられるが、プルプルと頭を振って、東谷を登る。 今回初めて、途中から左岸を登ってみた。


ほとんど竿を振ることができず、たまに落とした毛鉤に食らいつく岩魚は少ない。 食らいつく岩魚は、元気でやる気は認めるものの、やっぱり小さい。 ただ、岩魚は少しづつ大きくなっているように感じ始める。


淵は尽く白砂が幅を利かせているので、流れ込みの石の辺りが狙い目である。 そんな淵の石の際に毛鉤を落すと、チャプッと水面が乱れた。 ふんと合わせると、良い調子で引きが伝わり、十分に楽しんで引き寄せる。 やっと20cmを越えた。

20cmを越える岩魚が出てこないのは、いないからに違いないと思い始める。 それでも走られる場面が多くあるので、いないことはない。 今年は一掃された岩魚(卵)が、改めて成長するための休養期間なのであろうか。

昼飯のラーメンを食べ、滑の流れをいくつか進む。 岩魚は相変わらず出てこないし、代わりに見たい野鳥も蝶もいないので、本当に歩くだけである。 緑が美しい、滑が気持ちよい、そう思って歩くのである。

私の終了地点までやってくる。 ここまでにしているのは、上が滑続きとなり、その先がガレ場になるからで、その二つの障害は下る自信がないのである。 目的の岩魚は見つけられず、心残りが払拭できず、少し下って枝沢に入ることにした。

枝沢も相当にぐずれているので、毛鉤を落す場所は殆どない。 今年一度来ているが、すぐに退散しているので、もう少し奥まで行こう。 所々の水溜りに岩魚の影はなく、当然毛鉤を咥えるものはいない。 疲れて一休みすると、迷いが出てしまう。

浅い水溜りに揺れる岩魚が見えた。 深呼吸し、竿が見られないように、少し下がって毛鉤を落す。 下がった分だけ岩魚の姿が良く見えない。 それでも一瞬の斑点が見えたので合わせると、強烈な引きが伝わる。 「大きい」


尺だ尺だと、慌てて砂底の淵に上がって、引き寄せる。 左の石の下に入られる。 外れる~ 覚悟して力いっぱい引く。 出た~ もう少し、もう少し 最後は膝をつき、ひっくり返るようにして、網に入れた。 尺はない! 27cmであった。 少々残念だが、久しぶりの大物に感動する。

探索終了である。 尺はいなかったが、27cmの岩魚が出たことで、育っていることは分かった。 後は尺を越えるまで生き残ってくれることを願うばかりである。
















Posted by tenkara1nen at 17:00│Comments(0)
│一之瀬川