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2018年05月28日

 後山川の奥の渓へ

 2018年5月25日 久しぶりの後山川権現谷に向かった。 やっと出合いから登山道までを釣り上がれ、その先もちょっと見てきた。 好きな景色もあったが、やっぱり疲れる。

あまごの斑点は、色がいまいちだ!
 先日やっと奥まで行こうと決意した時に、あえなく通行止めで、簡単に諦めてしまった。 それから行こうという気持ちになれず、他のいつもの場所に行っていた。 今日は平日なので、人気の後山川も人が少ないだろうと思い、再び決意し(そんな大層なものではない!)、自転車を持ってきたのである。 今日は、膝の調子を見ながら、後山林道奥の権現谷を目指すのだ。

やっと到着した林道終点、疲れた顔でしょうかね~
 少ない、もしかしたらないと思っていた車が3台もあって思惑がはずれる。 まぁ半分は織り込み済みなので、そんなことを気にしてはいられない。 準備していると、また一人、釣り人がやってきた。 自転車を伸ばし、ひと声かけて、林道に漕ぎ出す。 最初のうちは、道も荒れていないし、高低差もないので、非常に快適である。 そのうち、とても乗ったままでは進めないだらだら坂になり、押すことになる。 道も荒れて、24インチの車輪はハンドルを取られてしまい、結局ほとんど押すことになる。

権現谷出合い、反応も魚影も多いのに
 林道終点に到着すると、老夫婦の登山者が二人いた。 東京から来た登山者は、昨日三条の湯に泊り、今日は雲取山を諦めて、東京に戻るという。 三条の湯の食事(山女か岩魚)のこと、友人たちが雲取山を目指したこと、国道まで送ってもらうために待っていることを聞いた。 自分たちの力量を踏まえた登山者には好感が持てる。 これからも適度の山歩きを、と願って別れる。 ここからは登山道を数分歩いて、三条大滝の上に下りる。 久しぶりに来ると、流れに下りるのも怖い。

頭は大きいが、あんまり大きくない最初のあまご
 三条大滝の上に立ち、最初の淵を見ると魚影があった。 山女らしき魚影に向かって毛鉤をプレゼント。 浮いてきたが咥えない。 見えなくなったと思ってもすぐに表れる。 だいぶなめられて、とうとう諦める。 それからというもの、権現谷の出合いまで10回ほど、ずっと外されたり、おちょくられたりで、ただの一匹も写真には撮れない。 すぐに出合いまでやってくる。 狭い渓に入っていくと、朝日が差し込んでいて気持ちがよい。 流れの途中のわずかな水面に毛鉤を落とすと、渓流魚が浮いて来て反転した。 私に姿を見せたのはあまごである。

権現谷に入って最初の滝は、厳しい

あまごや山女、ちょっと暗いところばかりだ
 滝、いや落ち込みが現れるが、真っ直ぐ通過することはできずに、左岸を登る。 先に下り立つと、目の前には滝がある。 両脇が真っ直ぐに立っているので、この滝も登れない。 再び左岸を登る。 登ったはいいが、進むのも下りるのもなかなか大変である。 そんなところに魚影が見えたものだから、無理やり下りていく。 いざ、竿を振ろうとすると、魚影は見えなくなっている。 無駄な努力と知りつつも、数回振り込んで諦める。 滑る落ち込みを越えていく。 山葵だがあったことを思わせるが、流れ自体はとても綺麗である。

この流れは、とっても気に入っているが、遡行はきつい

最も大きかったあまごを中心に、結構顔は見られた
 落ち込みや滝がたくさんあるので、越えていくのが私にはきつい。 そして、あまごが結構出てくるので時間もかかる。 岩盤を流れる水は、樋状の流れも作っている。 そして、そのもっとも下に山女の姿がある。 これなら簡単に咥えるのだろうと毛鉤を落とすと、案の定一発で毛鉤に飛びついた。 この日最も大きな24cmのあまごが出てきたのだ。 さらに数匹と戯れて、なかなか楽しい時間を過ごしながら釣り上がる。 滝と緑がきれいなので、沢山写しているのだが、なかなか見えるように撮れない。 そして、この流れではっきり覚えている滝にやってくる。

最も素敵、好きな滝は、その風景があってこそ
 いや~ この滝は周りの雰囲気もよく、とても綺麗だ! 魚はいたけれども、私の毛鉤は気に食わないようで、咥えることはなかった。 左岸を乗り越えると、いよいよ昨日までの最終地点の落ち込みである。 深い淵を持っており、両脇は壁になっているので、左岸を巻くしかないのだが、一旦上に上がると比較的平たんな斜面になる。 以前はここを登山道まで登って上流に向かったが、今日はすぐに流れに下りなければならない。 そんなに高さはないが、下りられる場所が私には難しく見える。 油断すると只では済まないところを下りていく。 ここからが未知の流れなのだ。

襟巻を巻いたような滝、沢山の山女がいたが・・・
 平凡な流れも多くなり、落ち込みの種類が変わってきた。 自然に見える落ち込みが少なくなり、山葵田跡が残る落ち込みが多くなる。 襟巻を巻いたように流れる落ち込みが見えた。 珍しい形に落ちる水は、面白い流れを作っている。 近づいていくと、魚影がいくつか見えた。 滝より魚だと、毛鉤をやんわりと投げ込む。 ヒュンと咥える素振りを見せたり、時々思わせぶりに毛鉤に付いてくるが、咥えるものは一匹もいない。 今日のあまごは、見えているものがあんまり釣れない。 まさか私を認識していて、おちょくっているわけではあるまいな!

登山道まで釣り上った、標高1100mを越えた辺り
 登山道が見え、三条の湯方面に歩く二人の登山者も見えた。 ガレ場のような流れを登山道に上がると、目を丸くした登山者がやってきてあいさつを交わす。 ここには標識があり、「三條方面、丹波サオラ峠」と書かれている。 登山道の分岐点でもない場所に標識があることは珍しく、きっと釣り人が登ってきた時のために違いない。(そんな馬鹿な!) まぁまぁ、それはさておき、さらに上流へ行くかどうかである。 実は上流も目標の一つではあったので、時間が押しているが行けるところまで挑戦することにした。 ごろごろした石の流れを釣り上がる。

蜘蛛の巣だらけで嫌になるが、あまごは棲んでいる

最後になった淵でもあまごが出てきた、夕刻も近い
 あまごはやっぱりいる。 こんな流れに、どこからやってきたのだろうか。 上にあまごでも悠々と暮らせる環境があるに違いないのだ。 小さな落ち込みに流すとあまごが出てきた。 あまごが出てくるのは嬉しく、楽しいが、蜘蛛の巣が何とかならないものか。 竿もライン、ハリスも蜘蛛の巣だらけで、なかなか取り払えないものだから、つなぎ目に固めてしまっているのだ。 悩ませながら、この釣りの最後とした淵にやってくる。 落ち込みからの流れが石にぶつかるところで、あまごがジャブッと出た。 最後に興奮して、終了とした。

登山道を進み、三条の湯に到達、そして・・・
 ここからが長いのである。 登山道まで下りて、登山道で三条の湯経由林道終点、そして恐怖の自転車での悪路下りなのだ。 すんなりと下り、気持ちの良い登山道を進み、三条の湯では一服しようと ・・・ とんでもない登山者の数である。 なんだか、グループの中での休憩は、人見知りの私には難しく、挨拶だけで通過せざるを得なかった。 下っていくと、テント場のテント数も相当に多い。 今日は平日なのだが、もしかするとプレミアムフライデーだったりして~

戻りは遠回り、でもこれが近くて安全なのだ
 三条の湯から林道終点までに五人の登山者とすれ違う。 もう夕方なのに、こんな時間から登る人がいるのだと、三条の湯も雲取山同様に人気なのだ。 さて、恐怖の自転車ダウンヒルは、たっぷり時間をかけることになった。 でも、無事が一番なのだ。




タグ :山女あまご

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この記事へのコメント
こんばんは、遠くまで行きましたね。私は、27日、28日で鴨沢→で雲取山→三条の湯(1泊)→サオラ峠に行きました。途中の沢で魚の確認をして歩きました。
竿は持っていかなかったので。
Posted by kasakoo at 2018年05月29日 14:44
途中の沢がこの記事の場所ですかね~ kasakooさん
この日は三条の湯がいっぱいでしたが、kasakooさんの時も多かったでしょう。
いい山歩きをされたようですが、私は歩き過ぎでね。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2018年05月29日 21:15
権現谷の山葵田の後にも魚がいました。御岳沢は登山道からは確認できませんでした。鴨沢の登山道(堂所)で、片倉谷の音がすぐそこに聞こえました。詰めて登山道に上がれそうですね。三条湯は日曜日泊でしたので、大部屋6人ですいてました。前日の土曜日が60人と言ってましたよ。
Posted by kasakoo at 2018年05月30日 09:15
御岳沢は登山道まで流れがあるんですね、kasakooさん
出合い辺りは行ったことあるんですが、一度入ってかないといけませんかね~

片倉谷は右岸の高いところに作業道があり、登山道まで行けると思っています。
鴨沢からの路が、堂所の先で鋭角に曲がる辺りにつながるんではないかと思っているんですが・・・

そんなことを思いながら歩くのもいいですね。
まぁまぁ、これからも暇なときにはお立ち寄りください。
Posted by tenkara1nentenkara1nen at 2018年05月30日 20:00
 
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