2016年10月31日
大峠から雁ヶ腹摺山(1)
10月29日 今日は晴れる。 ネットの天気予報では、午前中とのこと。 ということで、雁ヶ腹摺山へ行くことにした。

この山行きでは、雁ヶ腹摺山の後にある、北側のシオジの森の歩きも計画した。 葛野川の源流に少々興味があるのだ。 晴れると云っていながら、晴れるということと雲がないということは違うことが、やっとわかった。 その1である。

林道に進んでいくと、雲が青空を隠し、その後雲の中を進むことになった。 紅葉はところどころにあるようなのだが、光がなくてほとんどわからない。 しばらく林の中を走ると、やっと太陽が見えてきた。

大峠が近づくと雲の上に出た。 そこは日差しが強く、空が青く見えている。 いい天気になったと天気予報通りに満足する。 下げたり上げたり、いい加減な心である。 林道脇にある紅葉は赤くなくとも、光があればとても綺麗である。

峠に到着すると、すでに車が5台あり、うち2台は今到着したようで、3人の登山者が準備に余念がなかった。 山ガールとご夫婦である。 富士山は、はっきりとは見えていないものの、一応写真を撮って、ゆるゆる準備をしながら3人を見送る。

話しの中で必ず言われる、「知ってる?妖怪ポスト」、登山届のポストを見て、いよいよ山歩き開始である。 少し西向きの斜面には、まだ光は届かない。 暗い中を歩いて行くと、カメラマン二人が下りてきた。 朝日に染まる富士山は見えただろうか。 挨拶だけを交わして擦れ違う。

紅葉はあまり見えず、落ちてしまったものの方が多いようであった。 ところどころに赤や黄色、はたまた緑の葉が見えるが、光が届かないところが多くて、写真はもろに腕の差が出てしまう。 北へ向かって急斜面を登っていくと、後ろに富士山が・・・

富士山が見える展望のよい場所なのである。 富士山近くの雲が邪魔、真木川の渓から沸き立つ雲がさらに輪をかける。 南アルプス方面の眺めや富士山の雲を写しながら、雲よ切れろと願っていた。 しばらく待ったが無理なようなので、雁ヶ腹摺山を目指して、さらに登る。

まもなく開けたところへ出ると、雁ヶ腹摺山の山頂はすぐである。 姥子山への分岐を見ながら山頂到達。 一時間以上かけて山頂である。 先に出発していたご夫婦は、途中で追い抜いており、山頂には誰もいない。 非常に静かな山頂である。

相当長い時間山頂にいた。 燃料補給をしながら、富士山が見えるまで待とう、なんて考えていたのである。 見えない。 その内追い抜いた登山者が登ってきた。 富士山が見えないことを残念がっていたが、500円札の風景の案内に感心していた。 シャッターを押してあげて、彼らとも山頂ともお分かれである。











Posted by tenkara1nen at 22:15│Comments(2)
│山歩き
この記事へのコメント
ぼちぼち葉も色付いてきて、きれいな風景になってきているようですね。
魚も山も寂びた?色はきれいですね。
魚も山も寂びた?色はきれいですね。
Posted by 藤田 at 2016年11月01日 06:48
藤田さん、いつもありがとう。
山は色付き始め、終わったところも出てきていますが、下界はまだのようです。
と思っていると、あんがい街の紅葉も早くやってくるかもしれません。
サビた魚、釣りたいですね~
山は色付き始め、終わったところも出てきていますが、下界はまだのようです。
と思っていると、あんがい街の紅葉も早くやってくるかもしれません。
サビた魚、釣りたいですね~
Posted by tenkara1nen
at 2016年11月02日 00:55
