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2016年09月12日

 網を失くした小菅川

 9月10日 遠出をするつもりだったが起きられず、やっぱり小菅川に釣りに行く。

私より年配の登山者たちが、すっすと登って行く
 今日の天気は良いようなので、釣りに行こうと決めていたが、意に反して遅めの起床である。 どうしたことか女房は既に起きており、久しぶりに朝食を取ってからの出発である。 小遣いがあまり残っていないので非常に助かる。 更にもうひとつ、小遣いないんじゃないのと二千円くれたことには驚いた。 後が怖そうである?

最初の岩魚は、いつも小さい
 小菅川の源流部に入っていくと、今日は混雑の予感である。 時間も早くないので、車が多く入ってきている。 白糸の滝駐車場には4台ほどの車があり、珍しく登山のグループもいた。 先へ行っても、恐らくいっぱいだろうと、途中の沢に入ることにした。 そこには、トレランする二人が走り出す場面もあった。 珍しいどころか、人気なのかもしれない。 登山道は走りやすいのだ。

最初の行き止まり、何度か登ったことはある
 沢に入って最初の木橋で、岩魚を釣り上げた。 小さいものであったが、最初なので入念に写真を撮っていると、先ほど白糸の滝にいた登山者のグループがやってきた。 先輩らしき登山者たちは、「こんにちわ」と「何が釣れるのですか」は忘れない。 上から覗かれているので、大きなことは言えず、小さな岩魚と答えてやり過ごす。 水が多いので、毛鉤を落とせる流れは少ない。

岩魚はどれも小さい
 すぐに行き止まり(滝)となり、再び山道へ戻り・・・近道しようと斜面を登った。 これがいけなかったようで、次に岩魚が出てきたときに網がなくなっていたのである。 再び流れに戻ったときから、岩魚に外されっ放しとなるのである。 以前にも合わせ切れを起こした流れには、今日も岩魚がいたが、どこへ上げようかと迷っているうちに外されてしまう。 そのすぐ後は、足元まで引き寄せた後に逃げられた。

二番目の行き止まり、右岸を巻く
 しっかりと計測できたのは、やはり小さな岩魚であった。 そして、また行き止まり(滝)となり、右岸を乗り越えていく。 ここからは、小さな岩魚のオンパレード(古い!)となり、岩魚の写真もパッとしない。 わさびだの跡を右へ左へと避けながら流れを上っていく。 大きな淵は既に通り過ぎているので、大きな岩魚も望めないのである。

明るい場所で撮影、やっぱり小さな岩魚
 20cmが最も大きく、あまり満足できるものではない。 しかしながら、小さな岩魚の数はとても多くて、これで満足しなければならないのだろう。 振り返ってみると、外された25cm(おそらく)と計った後に逃げられた24cmは残念で、最悪は最後に毛鉤を咥えた大きな黒い岩魚である。 きっと尺ものだったに違いないのだ。 これが釣り人の話である。

こんなところもある山葵田の流れ
 逆に記録的だったのは、9cmの岩魚が出たことである。 ちゃぷんと水面が乱れた。 ん?と思って竿を立てると、ゴミ・・・と思ったものの、そのゴミが落ちたところをみると、そこに小さな岩魚がいたのだ。 こんな大きな毛鉤を喰わるなんて、怖いもの知らずの子供である。 結局最初の分岐まで岩魚は出てきたが、その後は流れもチョロチョロとなって、岩魚は出てこなくなった。

浮いているな姿の岩魚、でも小さい
 最初の分岐から左に入り、次の山葵小屋(廃屋)は右に入り、正面に滝を観ながら、左に入る。 そして流れは途絶えた。 さてどうしようと考えたときに・・・失くした杖を探しに行こうかと考えた。 地図を見る限り、距離的に巡視路までは遠くない。 あとは、足が持つかどうかだけである。

最後の流れ、ここを左へ向かう
 水のない渓を登って行く。 半端でない斜面は、足が悲鳴を上げて、トラバースに切り替えても歩きが難しい。 いや~もう駄目だと、渓に出合って下り始めると、ずっと上空に桟橋が見えた。 もう一度登ろうかと思ったが、足がそれを許さず…両太ももが攣っているのである。 このまま溪を下って、下の巡視路を使ったのだが、攣った足は最後まで治らず、一時間半も使って戻る。

これが最も大きかった、20cmの岩魚
 今日は確実に失敗である。 楽しようと考えたのに、今までにない足の痛み(釣ってしまった葦)が最悪である。 しかも網まで失くしてしまったので、また出費しなくてはいけないかもしれないのだ。 体は、もう少し鍛えなくてはいけないと、秋の散策や思った釣り(歩き)ができなくなってしまう。 はてさて、できるだろうか?

こんなところを登っている、足が攣っても逃げ場はない





タグ :岩魚

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