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2015年09月30日

 秩父の川はまたしても

 9月24日 雁坂峠を越えて、というか雁坂トンネルを抜けて荒川上流、中津川へ釣りに行く。

道の駅の夜明けです
 今日は山梨県の道の駅みとみで目が覚めた。 まだ暗いのに、気温9℃で、寒すぎるのが原因なのである。 ワインを飲み過ぎて体が熱く、後方の窓を少し開け過ぎていたようなのである。 昨日の山梨は葡萄だらけで、どうしても葡萄を食べないと、休むことも歩くことできない。 一箱買うことはできなくてもワンコインの葡萄は、我が街の葡萄とは全く違う。

朝陽が美しい
 トイレに入り、顔を洗って、昨日買っておいたパンを頬張る。 珈琲は温かい缶を自動販売機で購入した。 何とも寂しい朝である。 ここへ来るまで知らなかった、雁坂トンネルが無料、安心して気温9℃、8℃の山越え、県境越えをして、埼玉県秩父に入る。 本当は入川へ行きたかったが歩く距離が長いので、林道が沿っていて歩かなくてもよい中津川にしたのだ。 朝焼けの綺麗なダム湖を渡る。

入渓地点の中津川
 途中渓流釣り場で釣り券を求め、釣り人の車を2台やり過ごし、中津川左岸の細い谷に架かる橋を渡って車を停めた。 ガードレールも無いような道での幅寄せは怖いものがあったが、邪魔にならないように傾くくらい谷に寄せた。

岩魚
 一服しながら準備を済ませ、やっと渓へ下りることができた。 降りたところの景色はすこぶる良く、いきなり山女が出てもおかしくないし、岩魚であっても驚かない。 前に来た時のC&R区間の上なので、状況は如何なものだろうか。 試運転の新しい竿を振り回す。 昨日の真木川でも振り回していたのだが、竿の感触を確かめる、渓流魚の針掛かりを確認するに至っていない。

いい感じの流れですね~
 ずっと使っているSHIMANOの竿は、先調子の軽い竿で、どんなラインでも降りやすいと思っていた。 今回買ったのは胴調子で、以前渓流で失くしてしまった竿の代わりなので非常に柔らかい。 もっと驚くことに、とんでもなく軽く、いくら振り回しても全く疲れない。 狭い場所でレベルラインを飛ばすのはなかなか難しい。 もしかすると当たりがあった後外される回数が多いのは、私の腕ではなく竿かもしれない???

ここで釣れれば最高
 中津川本流の景色はとてもよく、渓流を歩くのが釣りのためではなく、ただ山歩きをしているようにも感じる。 釣り始めても山女は一向に現れず、わずかに岩魚が出てきてくれた。 うんうん いいかんじ うんうん すぐに小さな落ち込み、しかし深く水量が多く、左右は上空まで切り立った壁になっている。 道で越えるのは止めて、支流信濃沢へ向かう。

岩魚は綺麗だが、赤岩魚ではない
 なんだかいい感じの沢である。 しかし、渓流魚が現われるより先に堰堤が現われる。 それが、次も同じく魚より先に堰堤で、その次も同じく魚より堰堤である。 これまで、この谷にトロッコが走っていたかもしれないレールがあり、山葵小屋よりも大きな廃屋が現われる。 この辺りの景色は昔を見せ、流れもなかなか雰囲気が良い。

釣りの終了地点で記念撮影
 流れは良くても全く釣れない。 淵もあり、流れもあり、振り込みやすい場所も時々ある。 ないのは渓流魚の陰や当たりである。 そのあと細いゴルジュのような、滑の滝のような場所が現われて、まったく当たりがないことと雨が降り始めたことで、本日は止めることにした。

本当に渓流魚が出てこない綺麗な愚痴
 もう一泊する予定であったが、雨には勝てないので、いったん帰宅することにした。 雨上がりを待って、最終日は小菅で締めるのである。 (だいぶ文章を端折ってしまった、勘弁して)



タグ :中津川岩魚

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